福岡ソフトバンクホークスの2024年シーズンは3,4月に18勝6敗2分で貯金12、5月に13勝9敗で貯金4。
着実に貯金を増やしています。
今後も一瞬も気を引くことなく安定した戦いをしていきたいところ。
ということで今回は、6月の先発ローテーションを私なりに考察していきます。
3,4月の先発ローテ考察がこちら。
5月の先発ローテ考察がこちら。
日程確認
5月のホークス一軍公式戦日程がこちら。
そして、対戦チームがこちら。
基本的に6連戦が続く日程です。
交流戦中は怪我人が出なければ大幅な変更はないでしょう。
ただ、交流戦明けの6/17~20は休みなので、この期間を活用して先発ローテーションの大幅な変更をするのは十分考えられます。
5/29時点で同率2位の日本ハムとロッテに手厚いローテを組むのか、それともこれまで通りバランス良くローテーションを組むのか。
そこが一番の注目ポイントです。
軸は3名
有原航平投手、モイネロ投手、大津亮介投手。
ホークス先発陣の軸はこの3名です。
彼らを軸に据えた6月の先発ローテーション予想がこちら。
ほぼほぼ確実だろうというところだけまず埋めました。
有原航平投手は毎週火曜日に先発していましたが、交流戦終了後は金曜日の男になると予想。
現在2位3位でホークスに迫ってきているロッテ日本ハムを叩くためです。
日本ハム&ロッテに必勝態勢
交流戦が終了してすぐに、2024/6/1時点でパリーグ2位のロッテとパリーグ3位の日本ハムとの3連戦があります。
ここでしっかり叩けたら楽にペナントレースを進めることができますし、逆にやられたら混戦になります。
必勝態勢で臨むのは当然ということで、ここに有原航平投手、モイネロ投手、大津亮介投手の軸3名をぶつけると予想します。
3連勝もしくは2勝1敗がマストの先発ローテです。
裏ローテ頭は大関友久
交流戦終了後は有原投手が表ローテの頭に回り、モイネロ投手や大津投手も表ローテと仮定すると、裏ローテはどうするんだと思われた方も多いと思います。
私個人的には大関友久投手に頑張ってもらいたいです。
直近2試合は素晴らしい投球。(5/29巨人戦、5/19西武戦)
交流戦の残り2登板(6/5中日戦、6/12ヤクルト戦)も良い投球を披露して、交流戦後は裏ローテの頭を担ってほしいです。
7月に入ってからも西武やオリックスといった投手の強いチームと当たり、オールスター直前はロッテとの対戦も待っているので決して楽なローテーションではありません。
とにかくイニングを消費することを第一に先発の役割を果たし、第4の軸になってもらえたら最高です。
残りの枠はどうする?
あくまでも予想ですが6月の先発枠をある程度埋めていきました。
まだ残っている枠は6/6中日戦、6/9DeNA戦、6/13ヤクルト戦、6/16阪神戦、6/26オリックス戦、6/27オリックス戦の5枠。
この枠を東浜巨投手、和田毅投手、スチュワート投手の3名で日程を空けながら回す形がまず考えられます。
例えばこんな感じです。
東浜巨投手は6/6中日戦でも乱調するようなことがあれば、二軍再調整となるでしょう。
また他の2名も同じで、安定した投球を継続できないと二軍再調整です。
そうなった時に、二軍で活躍中の先発投手にチャンスが訪れます。
開幕から特に目立った活躍をしている3投手がこちら。
三浦瑞樹
三浦瑞樹投手は大卒3年目の育成左腕。
3,4,5月のウエスタンリーグ成績がこちら。
3/31 阪神戦 6回無失点 球数87
4/7 中日戦 7回無失点 球数97
4/14 阪神戦 4回無失点 球数53
4/30 広島戦 8回4失点(自責点3) 球数108
5/10 オリックス戦 5回2失点 球数92
5/22 中日戦 7回1失点 球数94
5/31 阪神戦 7.1回無失点 球数103
真っすぐは140キロ台前半ですが走りが良く、スライダー&チェンジアップでも空振りが奪えるので、少ない球数で全ての登板を終えています。
どんな状態でもイニングを消化してくれるありがたい投手です。
村田賢一
村田賢一投手は大卒1年目の支配下右腕。
3,4,5月のウエスタンリーグ成績がこちら。
3/15 中日戦 5.1回1失点 球数92
3/22 オリックス戦 7回無失点 球数107
4/24 オリックス戦 7回無失点 球数72
5/3 中日戦 7回無失点 球数99
5/11 オリックス戦 4回4失点 球数77
5/21 中日戦 5回1失点 球数78
村田投手のウエスタンリーグ初登板がウエスタンリーグ開幕戦ということで、相当な期待をかけられていることが分かります。
ストレートの球速は140キロ台前半でプロの投手の中では速い部類には入りませんが、同じ球速帯にツーシーム、カットボール、シンカーがあり、打者は何を投げられているか分からない状態で打ち取られています。
前田純
前田純投手は大卒2年目の育成左腕。
3,4,5月のウエスタンリーグ成績がこちら。
3/21 くふうハヤテ戦 3回無失点 球数40
3/30 阪神戦 5回3失点 球数73
4/6 中日戦 7回1失点 球数99
4/13 阪神戦 5回1失点 球数82
4/28 阪神戦 6回無失点 球数82
5/6 くふうハヤテ戦 9回無失点 球数116
5/18 広島戦 7.0回無失点 球数100
前田投手の素晴らしいところは、どんな時でも逃げないところ。
相手打者がどれだけ痛烈な打球を放っていても、臆せずストライクゾーンに投げ込むことができます。
140キロ台前半のストレートと、大きく曲がるカーブ、そして決め球のチェンジアップも持ち味です。
結論
以上を整理した中で、6月の先発ローテーション予想がこちら。
6/6中日戦、6/9DeNA戦
6/6中日戦に東浜巨投手を先発予想するのは正直迷いました。
前回登板の5/30巨人戦で5回6失点(自責点5)の乱調をしていたからです。
スチュワート投手を6/6巨人戦に投げさせて、6/9DeNA戦には他の投手に投げてもらうということも考えました。
ただ、DeNAの打線を見た時に、左投手に対して相性が良い打者が多く、三浦投手や前田純投手を投げさせ辛いです。
村田投手は右投手ですが、ここ最近二軍で長い回を投げれていない状況です。
また、5/31(金)の二軍戦に登板した三浦投手を6/6(木)の中日戦に投げさせるというのも中5日になってしまうため現実的ではありません。
本当に東浜投手以外に考えうる先発候補がいなかったです。
6/13ヤクルト戦
和田毅投手が6/2広島戦から中10日空けて6/13ヤクルト戦に先発する。
まぁこれは普通に考えられると思います。
カープ戦の内容次第にはなりますが。
6/16阪神戦
先ほど三浦瑞樹投手のウエスタンリーグの投球内容をご覧になったと思いますが、阪神戦は3試合17.1回を投げ未だ失点ゼロです。
直近の試合では佐藤輝明選手やノイジー選手が打線に入った中でもスコアボードにゼロを刻み続けました。
二軍とはいえ阪神に対して非常に相性が良い投手を、阪神戦で試さないのは勿体ないとは思いませんか?
6/27オリックス戦
スチュワート投手はオリックス戦に今季3試合に登板して防御率2.25と抑えています。
ただ失点は少ないものの、投球イニングが長くありません。
だいたい5回、投げても6回。
よって6/26(水)のカード2戦目に投げるよりも3戦目の方が良いと思います。
空き試合無く6/28(金)からは日本ハム3連戦となりますが、有原投手、モイネロ投手、大津投手はイニングを稼げるのである程度中継ぎを起用しても問題ありません。
6/26オリックス戦
6/26オリックス戦だけは現時点で予想すらできませんでした。
なんとなくで和田毅投手です。
カード2戦目ということで、長いイニングを求めたいところ。
東浜巨投手、和田毅投手、三浦瑞樹投手、村田賢一投手、前田純投手。
全ての投手にチャンスがあります。
この試合に至るまでにどのような投球内容を見せることができているかが勝負です。
コメント
エース級のピッチングしてくれるなら別でしたけど、もう東浜とか和田投げさせるより若いピッチャー投げさせて欲しいですね、、、
なるほど