4/14ホークス対タイガースの二軍公式戦を見て思ったこと

ホークス考察
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2024/4/14、福岡ソフトバンクホークス対阪神タイガースの二軍公式戦が行われました

結果は1ー0ホークスの勝利です。

今回はこの試合で登板したホークス投手に注目していきます。

野手については、ホークスの二軍打撃成績一覧と、この試合の注目選手を取り上げて紹介します。

現時点で一軍に上がりそうな選手は果たして誰でしょうか。

投手

スチュワート

スチュワート投手は3回無失点の投球でした。

全54球の内、ストライク37ボール17

印象としては少し球数が多い」です。

一昨年よりも昨年、昨年より今年の方がレベルアップしているのは確かです。

今年はボール球が先行しても簡単に四球を出さなくなりました

ただ、まだまだ課題は残っています。

クイックの遅さ球数の多さです。

今回の登板でも3回投げただけで2つも盗塁を記録されました。

2つとも変化球ではありましたが、簡単に走られてしまっているのは確かです。

球数が多くなる要因はいくつかありますが、その1つに「打者を2球で追い込めていない」ということが言えます。

今回対戦した12名の打者の内、2球で追い込めたのはたったの3名でした。

打者がもしかしたら四球で出塁できるかもと思ってしまうので、じっくりボールを見られて球数が増えます。

一軍に上がると選球眼の良い打者が格段に増えるので、余計球数が増えてしまいます。

現状だとスチュワート投手が投げる試合は頑張って6回まで

7回8回は夢のまた夢です。

長いシーズンを戦っていく中で、平均して長い回を投げられる先発投手頑張って6回までしか投げられない先発投手がいたら、前者が選ばれるのは当然のことです。

大津亮介投手は4/14の西武戦で7回を97球で投げ切りました。

スチュワート投手もそれぐらいの投球ができれば、6人体制で先発ローテーションを回すとなった時に1番に名前が挙がることになります。

そこをまずは目指してほしいですし、そのままのスタイルでいくならば中継ぎに転向することも面白いです。

中継ぎはどれだけ走られても、どれだけ投げさせられてもゼロで抑えれば問題ないので、スチュワート投手の先発の課題を全部無視出来て、すぐにでも強力なリリーバーとして活躍することができると思います。

先発陣が充実して中継ぎが足りないとなった時に是非試してほしいオプションの1つです。

三浦瑞樹

三浦瑞樹投手は4回無失点の投球でした。

全53球の内、ストライク33ボール20

印象としては「投手の支配下登録1番手」です。

以前はコントロール良く低めに制球することが持ち味の投手でしたが、今はそこに力強さも加わっているように感じます。

今回の登板でも4回を投げ被安打0で無失点。

二軍公式戦では未だ失点はゼロです。

これを「無双」と言います。

1つ注文を付けるとしたら、7回裏に髙濱選手に与えた四球です。

1登板に必ず1つは四球を出してしまっているので、そこが修正されれば何も言うことはありません。

藤井皓哉

藤井皓哉投手は1回無失点の投球でした。

全15球の内、ストライク9ボール6

印象としては「本来の調子に比べるとまだまだ」です。

藤井投手の一番の持ち味はフォークではなく、分かっていても空振りが取れるストレートです。

今回はそのストレートで空振りを奪うことが出来ず、弾き返された場面もありました。

ストレートの球威が足りないので、完璧なコースに落とさないとフォークも振ってくれません。

結果的にゼロで抑えたのは素晴らしいですが、まだ様子を見たいというのが個人的な感想です。

ストレートのスピードは常時150キロ超えで、簡単に四球を連発するような姿は見られなくなったので、そこは前進しています。

あと少し。

本当にあと少しです。

中村亮太

中村亮太投手は1回無失点の投球でした。

全14球の内、ストライク9ボール5

印象としては「軸が抜けている」です。

投手の基本はストレート

中村投手はそんな投手の基本であるストレートを簡単に弾き返される場面が目立ちます。

今回に限った話ではありません。

だから変化球でごまかしながら何とか抑えたり打たれたりしています。

140キロ台後半のストレートを投げ込んでいるのに捉えられてしまうのは何故でしょうか。

回転数や回転軸が深く関わっているのでしょうか。

そこが分からないといつまで経っても変わりません。

中村投手は年齢的に今年がラストチャンスでもおかしくない年齢です。

これから何かきっかけを掴んで、大きく飛躍することを願ってます。

野手

ウエスタンリーグのホークス選手の打撃成績がこちら。(2024/4/14時点)

リチャード選手が決勝のタイムリー。

井上朋也選手が2安打。

廣瀨隆太選手も2安打。

右の長距離砲候補がアピールしています。

廣瀨選手は徐々にプロの投手のタイミングを掴みだし、成績が少しずつ向上してきているので、完全に掴みきるまでは二軍調整でいいのかなと思います。

守備でもいろんなところを守って経験を積んでいるところなので、そんなに焦る必要はありません。

逆にリチャード選手や井上朋也選手はこれから一気に調子を上げてもらいたいです。

一軍のレギュラー確約期間は4/14で終了。

これから完全サバイバル期間に突入です。

一軍でまだ地位を確立していない選手二軍でアピールを続けている選手が併用という形でポジション争いを繰り広げることは容易に想像がつきます。

その時に一軍に推薦されるような成績を残しておかなければなりません。

正直、2選手ともまだ推薦されるレベルの数字は残せていません。

もし一軍に昇格したとしたら非常にラッキーです。

まずは柳町達選手野村勇選手

井上選手とリチャード選手はこの2選手が試された後に勝負をかけれる状況にもっていきたいところです。

もちろんその他の選手もです。

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