2024/5/10、福岡ソフトバンクホークス対オリックスバファローズの二軍公式戦が行われ、3-1でバファローズが勝ちました。
今回はこの試合で登板したホークス投手に注目していきます。
野手は、ホークスの5月二軍打撃成績一覧と、注目選手を取り上げて紹介します。
現時点で一軍に上がりそうな選手は果たして誰でしょうか。
投手
三浦瑞樹
三浦瑞樹投手は5回2失点の投球でした。
全92球の内、ストライク54ボール38。
印象としては「ストレートを捉えられた」です。
初回は基本的にストライク先行でテンポの良い投球を披露していました。
ただ、2回にここ最近の三浦投手と少し違う部分が見えました。
2死から茶野選手に対して3ボール1ストライクとボールが先行したカウントで、レフトへの三塁打を打たれたところからです。
レフトの正木選手がうまく処理していれば三塁まで進塁させることはありませんでしたが、しっかり捉えられた打球ではありました。
打たれた球種は外角のストレート。
三浦投手にとって最も自信のある球と言っても過言ではありません。
その球を打たれたことで厳しい所を投げようとして余計にボール球が多くなりました。
その後もストレートを捉えられ、許したヒット7本は全てストレートを弾き返されてのもの。
これだけストレートを捉えられると、長い回を投げるのは厳しいです。
5回までが限界でした。
中村亮太
中村亮太投手は3回1失点の投球でした。
全40球の内、ストライク20ボール20。
印象としては「試合の流れを見た配球」です。
中村投手はストレートでカウントを取りシンカーで決めるのが本来の投球です。
ただ三浦投手の時と同様にストレートをしっかり捉えてくるオリックス打線に対し、6回は走者を出してから変化球中心の投球を披露しピンチを切り抜けました。
7回はストレートを打たれた直後の山中選手の打席で変化球を連投するもののストライクが入りません。
そこで投じたのがストライクを取りにいくストレート。
強烈な当たりを打たれたものの、サード井上選手が見事な反応をして、サードゴロ併殺という最高の結果になりました。
8回は先頭の野口選手に対して変化球を続けるもののシンカーが甘く入りレフトへの二塁打。
ピンチになってからこれまでと反対のストレート中心の配球となりました。
思えば8回に捕手が谷川原選手から渡邉陸選手に変わってます。
大里選手には高めのストレートをしっかり捉えられタイムリーになりました。
大城真乃
大城真乃投手は1回無失点の投球でした。
全18球の内、ストライク11ボール7。
印象としては「完璧」です。
内外高低にストレート&変化球を全て投げ分け、甘い球は1球もありませんでした。
ただ甘い球を投げないだけでなく、打者の反応も見ながらストライクゾーンを広く使えていました。
このような投球をここ最近ずっと続けているので、首脳陣の評価は日に日に高まっていることと思います。
個人的には、もしヘルナンデス投手や長谷川投手が一軍から戦線離脱したら、彼を「左の中継ぎ」として一軍に上げてほしいです。
野手
ウエスタンリーグのホークス選手5月打撃成績がこちら。(2024/5/10時点)
この試合は山下舜平大投手や山﨑颯一郎投手といった日本を代表する剛腕投手が登板していたので、なかなかアピールとはいきませんでした。
ただ、逆に言えばそんな投手から打てた選手は自信になります。
山下投手からヒットを打った廣瀨隆太選手、柳町達選手、ウォーカー選手、井上朋也選手。
山﨑投手から二塁打を打ったイヒネイツア選手。
特にイヒネ選手のヒットはここ最近速い球を捉えられていない中での長打だったので驚きました。
これからの成長に期待です。
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