3/29ホークス対バファローズの開幕戦を見て思ったこと

ホークス考察
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2024/3/29、福岡ソフトバンクホークスvsオリックスバファローズの開幕戦が行われました。

結果は3-1ホークスが勝ちました。

今回はこの試合の全体的な感想ホークス投手&野手に注目していきます。

とても冷静には見られないスリリングな一戦でした。

全体的な感想

この試合で私が感じたことは、バファローズの強さです。

バファローズの選手は若い選手が多いですが、リーグ3連覇中ということもあって、自信を漲らせてプレーしていました。

サードの宗佑磨選手

初回の周東選手の鋭い打球から、1死一三塁でのウォーカー選手のゴロ等、ホークスの流れになりそうな打球を悉く防ぎました。

打撃でも2安打1打点の活躍です。

そして、2番打者に入った西野真弘選手

点を取られた直後にライト前ヒットで出塁したり、3回には12球粘ったりと最高のいぶし銀な働きを見せました。

4番の頓宮裕真選手が打っていればまた違った展開になっていたでしょう。

3/30の4番はセデーニョ選手になりそうな気がしてます。

中嶋監督は1人の選手に固執せず、その時に一番良い選手を起用して、勝利を掴みにいくスタイル。

シーズンの終盤戦になるにつれて疲れがたまり、状態が落ちていくチームがほとんどですが、バファローズは状態が悪ければ平気で主力選手を二軍に落とします

それでチーム力を落とさず保てているから、他のチームの状態が落ちている時により強く見えるということです。

1年を通して侮れないチームです。

投手

有原航平

有原航平投手は6.2回1失点の投球でした。

全104球の内、ストライク71ボール33

印象としては「エースの投球」です。

開幕戦独特の緊張感の中でマウンドに上がった有原投手。

初回は球が上ずり、本来のコントロールではありませんでした

ただ、徐々に落ち着き、走者を出しながらも粘りの投球で切り抜けました。

有原投手が凄いのはどんなに相手投手の状態が良くても先に失点しないこと。

三者凡退の回は3回裏だけで、その3回裏も西野選手に12球投げさせられてました。

普通の投手ならどこかで崩れているはずです。

7回裏の最後のアウトが取れなかったという部分で課題は残したものの、十二分に開幕投手の役割を果たしたと思います。

松本裕樹

松本裕樹投手は0.1回無失点の投球でした。

全5球の内、ストライク3ボール2

印象としては「最高の火消し」です。

山川穂高選手の勝ち越し本塁打や甲斐拓也選手の適時打で勝ち越しに成功したその裏。

有原投手が走者を溜めて松本裕樹投手にバトンタッチ。

対する打者は広島東洋カープからFAで新加入の西川龍馬選手

試合の流れがここの対決に委ねられました。

結果は松本投手の勝ち。

最高の155キロアウトローでホークスの流れに持っていきました。

四球も許されないという場面で、藤井投手ではなく松本投手を持ってきた首脳陣の判断は正しかったと思います。

藤井皓哉

藤井皓哉投手は1回無失点の投球でした。

全16球の内、ストライク8ボール8

印象としては「いつもの感じではない」です。

開幕戦独特の緊張からか、ストレート以外の球種をしっかり投げ切ることが出来ず、ストレート頼みの投球になってしまいました。

それでも近藤健介選手のビッグプレーに支えられ、何とかゼロに抑えることが出来ました。

オープン戦の投球を見る限り、今年はストレートフォークはもちろん、大きく落ちるカーブも効果的に使えています。

落ち着いて登板できれば大丈夫です。

状態が悪い中でも勝てたということが、長いシーズンを戦っていく中で大きいと思います。

オスナ

オスナ投手は1回無失点の投球でした。

全7球の内、ストライク5ボール2

印象としては「唯一安心して見れた時間」です。

1~8回まで緊迫した試合を繰り広げていたのに、9回はたった7球で試合を締めたオスナ投手。

流石の投球です。

オープン戦の時よりも確実に球威・制球が上がっており、開幕にしっかり仕上げてきたことが窺えます。

野手

ホークス選手の開幕戦打撃成績がこちら。

柳田悠岐選手は初回のチャンスできっちり犠牲フライ。

山川穂高選手は均衡を破る本塁打。

近藤健介選手は4打席で2安打1四球。

やっぱり中軸の強さは半端ないです。

下位打線もオープン戦の最後の方は当たりが止まっていた甲斐選手に適時打が生まれるなど、良い所で打ってくれました。

ただ問題は1番周東佑京選手です。

注目選手にも挙げましたが、彼が出塁することによって得点能力が全然変わってきます。

足を活かしたい選手なのに打席での粘りもなく4打席で3三振

何もことを起こすことはできませんでした。

1番が出塁できないとなれば、いくら中軸が分厚いとはいえ大量得点にはなりません。

途中出場でプロ初打席に立った緒方理貢選手は、1球も甘い球が来ていませんでしたが、事を起こしてくれそうな打撃を見せてくれていました。

普通にレギュラーとして見たい選手です。

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