2024/3/31、福岡ソフトバンクホークス対阪神タイガースのウエスタンリーグ公式戦が行われました。
結果は5-3でホークスの勝利です。
今回はこの試合で登板したホークス投手に注目していきます。
野手については、ホークスのウエスタンリーグ打撃成績一覧と、この試合で目立った選手・頑張ってほしい選手を取り上げて紹介します。
現時点で一軍に上がりそうな選手は果たして誰でしょうか。
投手
三浦瑞樹
三浦瑞樹投手は6回無失点の投球でした。
全87球の内、ストライク58ボール29。
印象としては「ストレートのスピードが落ちない」です。
初回から142~143キロのスピード以上に迫力のあるストレートでどんどん押していきました。
様々な変化球も交えながら、打者に的を絞らせない投球ができていたと思います。
そしてその投球スタイルを6回まで維持していたことが凄いです。
十分一軍でも通用します。
ただ一つもったいなかったのが6回の2つの四球。
三浦投手のようなタイプは1回で四球を2個も与えてはいけません。
僅差の場面でギリギリのコースに攻めなければならない場面ならまだしも、5-0で勝っていて走者も出ていない状態の四球は流れが変わってしまう可能性があります。
次回登板では必ず修正してくれるでしょう。
中村亮太
中村亮太投手は2回1失点の投球でした。
全33球の内、ストライク23ボール10。
印象としては「簡単に捉えられる」です。
150キロに迫るスピードのストレートを投げるものの、打者にとってはそんなに効果的な球になっていない気がします。
今は150キロが当たり前の時代。
一軍で投げてる右オーバースロー投手で常時140キロ台のストレートを投げる投手はちょっと思い浮かびません。
つまり140キロ台の速球ならばコースにしっかりと投げ分ける必要があります。
もしくは常時150キロ超のストレートを投げれるようになるかです。
150キロ中盤を常時投げれたらストレートだけで抑えられます。
風間球打
風間球打投手は0.2回2失点の投球でした。
全21球の内、ストライク11ボール10。
印象としては「成長が見られる」です。
風間投手に対して甘いと思われるかもしれませんが、以前だったら四球連発で自分との勝負に負けて降板するパターンがほとんどでした。
今回は四球を1つ出してから自滅することなく、打たれて降板しました。
前回登板といい、今回といい、着実に成長しています。
次のステップはカーブのストライク率を上げること。
ストライクの可能性が高いのがストレートだけなので、相手打者にそれを張られてしまったら、さすがの風間投手の球威でも厳しいです。
最速160キロの剛球を誇るオリックスの山下舜平大投手でさえ、一軍ではカーブやフォークをうまく織り交ぜながらの投球です。
鍬原拓也
鍬原拓也投手は0.1回無失点の投球でした。
全6球の内、ストライク4ボール2。
印象としては「緊急登板でナイスピッチング」です。
本来は風間投手が締める形がベストでしたが、最後の1人を鍬原投手に任せる形になりました。
打者1人に対し徹底して低めに投げ、最後は甘く入りましたがショートゴロに打ち取る投球でした。
一軍では又吉克樹投手がこのような緊急時に登板することが多いですが、鍬原投手もそのポジションを担えるだけの素質はあります。
1球1球を丁寧に投げることによって、一軍への道が開けます。
また今回の登板ではカーブを1球も投げませんでしたが、これは良かったと個人的には思います。
前回登板含め、カーブが全てを台無しにしている気がするので。
野手
ウエスタンリーグのホークス選手の打撃成績がこちら。(2024/3/31時点)
ここ最近、正木智也選手が常に活躍してます。
この試合でも3打数2安打1四球。
長打こそありませんでしたが、しっかり出塁しました。
柳町達選手と共に、いつでも一軍に上がれる準備はできています。
この良い状態をキープし続けるのも大変かとは思いますが、必ずチャンスはやってくるので今は我慢の時です。
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