3月に入り、開幕へ向けて最後の詰めに入ってくる福岡ソフトバンクホークス。
オープン戦1試合1試合の結果が選手にとっては非常に大切です。
ただ、最後の詰めというところなので、そろそろぼんやりと開幕メンバーの全貌が見えてこなければなりません。
特にホークスの強みである中継ぎ投手。
これまでに実戦でのアピールが飛びぬけていた投手はちらほらいました。
ということで今回は、2024/3/4時点で開幕中継ぎメンバーに相応しい投手を私の独断と偏見で選んでみました。
中継ぎ枠は何枠
2024年度の主な選手枠は以下の通り。
- 出場選手登録 31人
- ベンチ入り 26人
- 外国人の出場登録 5人
ベンチ入りが26人ということで、例年の25人よりは1枠余裕があります。
2023年12月というかなり早い時期に、2024年ホークスの野手ベンチメンバーを考えていました。
そこでは野手のベンチ入り人数を16人と予想。
スタメン9人+ベンチ7人です。
仮に野手の人数を16人で固定すると、一軍出場選手登録が31人なので、投手枠は15人。
1週間に先発投手が6人先発すると残りは9人。
1週間を先発投手5人で回せる週は10人。
中継ぎで使える枠は9~10枠ということになります。
また、オスナ投手、藤井皓哉投手、松本裕樹投手、ヘルナンデス投手。
この4投手は既に開幕中継ぎメンバーが確定しています。
よって、残る一軍枠は5~6枠ということになります。
超精鋭5投手
中継ぎの一軍枠は残り5~6枠。
まずは分かりやすく残り5投手として考えます。
2024/3/5に今すぐ開幕するとなった場合、私が選ぶ超精鋭5投手がこちら。
又吉克樹
又吉克樹投手はまず間違いありません。
実戦登板は2024/3/4時点で3回。
2/18紅白戦、2/24楽天モンキーズ戦、2/27マリーンズ戦です。
全て1回無失点でしっかり結果を残しました。
起用法は便利屋。
コントロールが良い投手なので、ピンチ時、ロングリリーフ、勝ちパターン等どこでもいけます。
万が一藤井投手、松本投手、オスナ投手が怪我でもしたら、そこにスッと収まる可能性もあります。
杉山一樹
杉山一樹投手はロングリリーフとして一軍に入りそうな気がします。
実戦登板は2024/3/4時点で4回。
2/17紅白戦、2/24楽天モンキーズ戦、2/28ライオンズ戦、3/3斗山ベアーズ戦です。
正直完璧に抑え込んだ試合はありません。
ただ、4試合で失点したのはソロホームランの1点のみ。
しっかり結果は残しています。
杉山投手はスタミナがある投手なので、ロングリリーフや敗戦処理で勝ちパターンの投手を温存する役割が合っていると思います。
そして結果を残し続けると、将来的な勝ちパターンにも繋がってきます。
他にもロングリリーフ候補の投手はたくさんいますが、今年崖っぷちで何が何でも結果が求められる杉山投手に懸けてみました。
尾形崇斗
尾形崇斗投手はキャンプMVPに挙げたいぐらい、素晴らしいアピールをしていました。
実戦登板は2024/3/4時点で2回。
2試合とも完璧の内容です。
ここ最近、登板機会がないので怪我の心配をしてしまいますが、体が万全であるなら彼を一軍メンバーから外すことはありえません。
藤井投手、松本投手、オスナ投手の勝ちパターンは盤石ですが、その中に入って勝負できそうな気がしてます。
もしくは6回の男になるかです。
長谷川威展
長谷川威展投手は貴重な左の中継ぎ投手の中で光ったものを見せています。
実戦登板は2024/3/4時点で3回。
2/17紅白戦、2/25斗山ベアーズ戦、3/2ベイスターズ戦です。
対外試合に入ってから持ち味を存分に出せています。
長谷川投手はコントロールに絶大な安心感がある投手ではありませんが、そこが逆に相手にとっては嫌だったりします。
いつでも当てられる危険性があるため、外の球に踏み込むことができません。
起用法としては対左はもちろん、1イニングを任せる可能性もあります。
岩井俊介
岩井俊介投手は全ての球が強いです。
実戦登板は2024/3/4時点で4回。
2/17セガサミー戦、2/24楽天モンキーズ戦、2/28ライオンズ戦、3/3斗山ベアーズ戦です。
実戦4試合で無失点という結果だけでなく、1回当たりの平均球数が10.75球と省エネ投球を披露しています。
ストレートと変化球の両方で簡単にカウントが取れているので、先発でも見てみたいと思える内容です。
勝ちパターンに入るか5回、6回辺りを任される気がします。
週5人で先発を回せるようになったら
1週間に5試合しかない場合、ベンチ枠がもう1つ空きます。
そうなった時に誰を入れるか。
私は1人気になっている投手がいます。
2023年ドラフト5位の澤柳亮太郎投手です。
先日の二軍戦を見て、度肝を抜かれました。
他の投手と違うボールを使っているのかと思うぐらいストレートは伸びあがり、フォークは鋭く落ちていました。
特に高めのストレートは別次元でした。
彼のボールが一軍でどこまで通用するのか、非常に興味があります。
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