2024/3/2、福岡ソフトバンクホークスvs.横浜DeNAベイスターズのオープン戦が行われました。
結果は5-3でホークスが勝利しました。
今回もホークス投手1人1人に注目していきます。
野手については、3月に入ったのでまたゼロから打撃成績を記録していきます。
2月に行われた対外試合の一軍打撃成績まとめがご覧になりたい方はこちらをご確認ください。
投手
大関友久
大関友久投手は3回無失点の投球でした。
全40球の内、ストライク28ボール12。
印象としては「開幕ローテーションへ前進」です。
特に状態が良いようには見えませんでしたが、回の頭をしっかりアウトに取れていたことで、走者を出しても焦らず投球できていました。
ストレートで空振りを取れなかった部分は気になったものの、ファールを打たせていたので問題はないです。
真っすぐでファールを打たせ、追い込んだらスライダーもしくはフォーク。
理想に近い投球でした。
前回登板では、真っすぐを見せ球に変化球を通しにいくほど真っすぐが走っていなかったので一歩前進です。
次回登板ではもっと投球の質は上がっていくでしょう。
古川侑利
古川侑利投手は1回2失点の投球でした。
全26球の内、ストライク14ボール12。
印象としては「簡単に外野に飛ばされた」です。
大関投手は自慢の直球で空振りが奪えませんでしたが、古川投手はファールを打たすことすら苦労していました。
初球からストレートに合わされ、決め球のフォークも合わされるとなればもう何もできません。
最後は力を振り絞ったアウトコースギリギリのストレートで見逃し三振を奪い、大量失点は防いだものの、おそらく評価は一気に低くなりました。
大津亮介
大津亮介投手は1回1失点の投球でした。
全17球の内、ストライク13ボール4。
印象としては「追い込んでから甘すぎ」です。
追い込むまでは丁寧にコーナーでカウントを取れているのに、追い込んでからわざとかと思うぐらい真ん中に球を集めていました。
特に一番大事な先頭打者に対しては、追い込んでから2球連続で真ん中に変化球を投げ込みました。
前回、前々回の反省を活かせていません。
これだけ同じことを繰り返すということは、何か意図を持って投げているのでしょうか。
板東湧梧
板東湧梧投手は2回無失点の投球でした。
全17球の内、ストライク12ボール5。
印象としては「最高」です。
真っすぐが非常に走っていたので、DeNA打線に自分の打撃をさせませんでした。
球数も非常に少なく、まさに前回登板を見ているかのようでした。
今の状態をキープすれば、間違いなく念願の開幕ローテーションに入れます。
松本晴
松本晴投手は1回無失点の投球でした。
全11球の内、ストライク7ボール4。
印象としては「楠本選手に助けられた」です。
先頭打者の石上選手に甘く入った球をサード強襲ヒットにされ、厳しい状況で楠本選手を迎えました。
松本晴投手が楠本選手の初球に投じたのはど真ん中のストレート。
DeNA打線はファーストストライクを積極的に振っていたので、ここでも甘く来れば振ってくるものだと思っていました。
しかし、楠本選手はここで振りませんでした。
甘すぎて手が出なかった、もしくはスライダーを狙っていたのでしょう。
ホークスバッテリーはそこから3球連続で外のストレートを投げ、結果的にセカンドゴロゲッツーに打ち取りました。
配球勝ちです。
松本晴投手には、結果だけを見てほしくないです。
コントロールと球のキレで勝負する投手が連続で真ん中に失投するのはいけません。
長谷川威展
長谷川威展投手は1回無失点の投球でした。
全12球の内、ストライク8ボール4。
印象としては「松本晴投手とほとんど一緒」です。
京田選手に対する2球目、大田選手に対する3球目に失投が真ん中へ行きました。
結果的にゼロで抑えることが出来ましたが、100%良かったとは言えません。
ただ、球の出所が見にくい投球フォームに打者は差し込まれており、ある程度甘めでも球の力で押していけそうな感じはしました。
大田選手に対しては3球目の失投をレフトライナーにされましたが、なぜスタンドまで運ばれなかったかというと、1球前に内のスライダーを見せていたからです。
内に来る可能性があると少しでも思わせたことで一瞬の気の迷いが生じました。
やはり、強打者に対してインコースは必須です。
野手
この試合のホークス選手の打撃成績がこちら。
ショート候補の選手が結果を残せない中、今宮健太選手が素晴らしいアピールになりました。
アピールというかレギュラーが継続しそうだなという感じです。
他の選手はもっともっとアピールしなければなりません。
2024年ドラフトに響いてくるからです。
2月に行われた対外試合の一軍打撃成績まとめがご覧になりたい方はこちらをご確認ください。
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