2024/4/10、福岡ソフトバンクホークス対オリックスバファローズの二軍公式戦が行われました。
結果は9-0でホークスの勝利です。
今回はこの試合で登板したホークス投手に注目していきます。
野手については、ホークスの二軍打撃成績一覧と、この試合で目立った選手&頑張ってほしい選手を取り上げて紹介します。
現時点で一軍に上がりそうな選手は果たして誰でしょうか。
投手
和田毅
和田毅投手は6回無失点の投球でした。
全75球の内、ストライク58ボール17。
印象としては「遂に仕上がった」です。
まずはストレートで空振り・ファールが取れていたのが何より素晴らしい部分。
そしてその球威が6回まで落ちなかったことも、より良かった部分です。
変化球もカーブ、スライダー、チェンジアップをうまく操り、特にスライダーで空振りを奪う場面が数多く見られました。
キャンプ・オープン戦で本来の投球ができず、ホーム開幕戦の登板を回避。
悩み苦しみようやく本来の和田投手を取り戻しました。
投げないとは思いますが、来週にでも一軍で投げれる状態にあると思います。
現在でも石川投手が中継ぎに回るぐらい先発陣は枚数が揃っているので、これからさらに余裕を持ったローテーションを組むことができるようになるでしょう。
笠谷俊介
笠谷俊介投手は2回無失点の投球でした。
全35球の内、ストライク22ボール13。
印象としては「いつも通り」です。
6回まで投げた和田投手とボール球の数がだいたい一緒。
これが笠谷投手です。
この制球力をどうにかしないと、いくらボールが良くても安心して一軍のマウンドに送り出すことはできません。
少しずれてたら頭部死球というような危ない球もあり、2回無失点という結果以上に内容は良くなかったです。
まずは当然のように四球を出すところを修正しなければなりません。
藤井皓哉
藤井皓哉投手は1回無失点の投球でした。
全11球の内、ストライク7ボール4。
印象としては「良くなる途中」です。
ストレートでファールが取れたり、フォークで空振りが取れたりと藤井投手らしさが垣間見える部分はありました。
ただ本来の藤井投手は分かっていてもストレートで空振りが取れます。
まだそのレベルには達していません。
一軍では全ての球種の精度が悪く、相手打者がバントの構えをしていてもストライクが入らない場面があったので、そんな最悪の状態からは抜け出した気がします。
一軍の中継ぎ陣は勝ちパターンの藤井投手がいなくなったので大変な状況。
それでも調整する時間を与えてくれた首脳陣の期待に応えて、万全の状態で帰ってきてほしいです。
野手
ウエスタンリーグのホークス選手の打撃成績がこちら。(2024/4/10時点)
この試合では全員合わせて17安打&守備でもノーエラーと攻守で全体的にアピールしました。
特に、イヒネイツア選手は3打数2安打1打点1四球(二塁打1,三塁打1)
柳町達選手は4打数3安打(単打3)
井上朋也選手は5打数3安打2打点(単打2,二塁打1)
谷川原健太選手は4打数2安打1打点(二塁打2)
佐藤直樹選手は5打数2安打(単打1,三塁打1)
笹川吉康選手は5打数2安打2打点1盗塁(単打2)
小久保監督が視察に訪れたということもプラスに働いたのではないでしょうか。
今一軍ではサードの栗原選手が大スランプに陥っているので、野村勇選手や井上朋也選手辺りに、小久保監督が直接声をかけている可能性は十分あります。
声掛けしていたそうですね。
今後の動向に注目です。
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