今回はホークスの2023年度ドラフト6位予想を行っていきます。
1~5位の予想をまだ見ていない方はこちらからご確認ください。
ドラフト6位は投手?野手?
ネタバレになりますが、ドラフト1,2位は投手、3位は野手、4,5位も投手という予想をしました。
予想した理由に関してはホークスのチーム編成をまとめたこちらのブログからご確認ください。
ドラフトの流れ次第で指名順位も変わってくるとは思いますが、全て予想通りに進んでいると仮定します。
ホークスの補強ポイントを改めてざっくりまとめました。
- 先発投手(特に左)
- センターが守れる右打ち外野手
- 二遊間を守れる右打ち野手
1位の先発投手(特に左)がダントツの補強ポイントです。
だから4人も指名予想しました。
ただ3位の二遊間右打ち野手というところも見逃せません。
なぜ二遊間の右打ち野手かについては簡単にまとめました。
- レギュラー今宮選手の後釜が定まっていない
- 中堅の中で野村勇選手と川瀬晃選手が抜け切れていない
- 若手川原田選手の打撃力が心配
これらを踏まえて、6位には良い選手が残っていたらという条件付きで、
二遊間を守れる右打ち野手を指名すると予想します。
育成の仲田選手が二軍で良いアピールを続けているのは確かですが、層が厚いに越したことはありません。
大学生社会人の即戦力野手は人気が出ると思うので、高校生に絞って調査しました。
イヒネ選手のライバルとなる選手を指名して、その選手と切磋琢磨してもらうことも高校生を調査した狙いの一つです。
候補選手
高校生で二遊間を守れる右打ち野手の有力選手8人をまとめました。
緒方 漣(横浜)
横浜高校の緒方漣選手は高校No.1ショート,セカンドの呼び声高い選手です。
横浜高校では1年春からレギュラー。
また、先日行われたU-18野球世界大会では
首位打者(.571)、最多得点(10点)、ベスト9(二塁)で最高殊勲選手に輝くなど存在感を示しました。
この選手が6位まで残っているとは考えられません。
ただ、身長が169cmというところをどう見られるかが気になります。
プロのスカウトは体の大きさを見る傾向があるので、迷ったら体の大きい方を指名します。
それでも6位まで残っているとは考えにくいです。
<追記>
緒方選手はプロ志望届を提出しませんでした。
米津 煌太(大垣日大)
大垣日本大学高校の米津煌太選手はパンチ力が魅力の内野手です。
地方大会では計5本のホームランを記録した右のスラッガーです。
174cm78kgと体の大きさがあるわけではないにも関わらず、体幹の強さ,スイングの強さでボールを飛ばす技術は素晴らしいの一言に尽きます。
プロでそのままのスタイルを貫くのか、それとも変化させていくのか、どんな打者になっていくのか非常に興味があります。
山口 翔梧(龍谷大平安)
龍谷大平安高校の山口翔梧選手は打撃の確実性に特化した内野手です。
地方大会の通算打率は驚異の.523。
高校生では彼に投げる球が無かったのでしょう。
177cm70kgの体格ということで、これから体重を増やしてパワーも付ければ、ものすごい選手になる可能性を秘めています。
百崎 蒼生(東海大熊本星翔)
東海大学付属熊本星翔高校の百崎蒼生選手は上位指名が有力の内野手です。
50m5秒8の瞬足、高校通算39発のパワーとスケールが大きな選手です。
彼を6位で指名できるならラッキーですが不可能です。
不可能なので次に行きます。
中澤 恒貴(八戸学院光星)
八戸学院光星高校の中澤恒貴選手は広角に長打を打ち分けることができる内野手です。
青森大会では計6本のホームランを放ちました。
そのホームランも右に4発、左に2発です。
逆方向に強い当たりが打てる打者は貴重なので6位には残っていないかもしれません。
髙中 一樹(聖光学院)
聖光学院高校の髙中一樹選手は守備が得意な内野手です。
ただ、甲子園通算打率.424、U-18野球世界大会打率.429、福島大会通算打率.359と打つ方でもアピールしています。
守備力が不安なチームは優先して獲得を検討する選手です。
ホークスは川瀬選手や川原田選手など守備に特化している選手はいるので、獲得優先順位としては低めですが、仮に6位までに残っていたら獲得を検討する選手です。
門野 結大(高知)
高知高校の門野結大選手はスケールの大きな内野手です。
183cm74kgの恵まれた体格は将来性を感じさせます。
守備で三遊間の深い当たりでもアウトにする肩を持つというところが一番のアピールポイントです。
打撃と足は目立ったところが無いので、これから体重を増やし長打力を磨いていけばかなり面白い選手になります。
進藤 天(山梨学院)
山梨学院高校の進藤天選手は小学校2年生から遊撃手一筋の内野手です。
好きな選手は今宮健太選手。
172cm72kgの小柄な体格ながら遠投110mの強肩で守備職人。
2023年甲子園春大会では打率.524。
地方大会通算打率.365、ホームラン3本。
川原田選手獲得の際に福山龍太郎スカウトの
「生まれてからずっとショートというような人間を我々は探していた」という言葉を覚えている方は多いのではないでしょうか。
まさしくそんな選手です。
個人的予想
6位までに今回の8人の選手が残っている可能性は限りなく低いです。
だから仮に一人でも残っていたら取るという選択で良いと思います。
ただこれじゃ予想にならないので一応期待を込めた予想もしておきます。
ホークスが本当に求めているのは、長打を打てて二遊間を守れる若手内野手なので、そういった意味では、広角に長打を打てる中澤恒貴選手は魅力的です。
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