ホークス ドラフト3位予想

ホークス考察
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今回はホークスの2023年ドラフト3位予想をしていきます。

1位2位予想を見ていない方はまずそちらをご覧ください。

3位は投手?野手?

ドラフト1,2位はどちらも投手を予想しました。

チームの最重要課題が先発投手の安定エース投手の確立なので致し方ありません。
ドラフト1,2候補の投手が3位でも残っていたら獲得を検討すべきです。

ただ、先発投手ばかり獲得してもよいのかという思いもあります。
詳しくはこちらをご覧ください。

ドラフトはバランスが重要です。
正直、野手の高齢化もどうにかしなければならない大問題です。

特に重要視したいのが外野手

支配下の若手外野手3人(生海,水谷瞬,笹川吉康)の内、右打者は水谷選手1人で、彼は守備の人と言うより打撃の人です。

また、育成選手の川村選手、山本選手も左。
一軍で外野出場が多い柳田選手、近藤選手、柳町選手、牧原選手、周東選手も左。
外野は左が多すぎです。

よって3位は右打ちの即戦力外野手に絞って見ていきます。
理想はセンターが守れる脚力を持った外野手です。

候補選手

ホークスは基本的に守りを重視しているチームなので、センターを守る選手はトップクラスのものを求めます。

つまり、足の速さ肩の強さは重要です。
周東佑京選手50m走5.7秒、牧原大成選手5.8秒、佐藤直樹選手5.8秒、柳田悠岐選手5.9秒。

50m5秒台の異次元な速さがなければホークスのセンターは基本的に務まりません。
今年に関しての例外は近藤選手、正木選手、上林選手です。

そんな右打ち即戦力でセンターを守れる選手5名をドラフト候補の中から厳選しました。

宮崎 一樹(山梨学院)

名前を挙げた中で唯一の大学生、
山梨学院大学の宮崎一樹選手は走攻守で優れた右投げ右打ちの外野手です。

大学リーグでは、22秋23春外野手のベストナイン、22春最多盗塁、22秋最多安打打者賞、22秋最多本塁打打者賞、22秋最多打点賞と数々のタイトルを獲得しました。

大学リーグ通算打率.387、通算本塁打6。

走っては50走5.9秒、投げては遠投112mの強肩。

もし彼をドラフト3位で取れたなら、大成功のドラフトだったと言えるでしょう。

坂巻 尚哉(トヨタ自動車)

トヨタ自動車の坂巻尚哉選手は社会人3年目の25歳です。

50m5.7秒、遠投120m、右投げ右打ちの身体能力が高い外野手です。

彼ほどの身体能力があればドラフトで指名されてもおかしくないとは思いますが、指名されない理由がありました。

とにかく打てなかったのです。
大学のリーグ戦の通算打率は.232。
お世辞にもプロで活躍する選手の数字ではありません。

ただ、社会人になってから変わります

2021年,20打数7安打,打率.350
2022年,62打数18安打,打率.290
2023年,21打数6安打,打率.286

3年連続で3割近くの安定した打率を残しています。

即戦力として獲得する可能性は十分あるのではないでしょうか。

丹下 大輝(西濃運輸)

西濃運輸の丹下大輝選手も坂巻選手同様、社会人3年目の24歳です。

50m5.8秒の脚が魅力の外野手です。

大学時代は3年時に2期連続打率4割を達成しましたが、ドラフト指名はならず。
因みに社会人野球での結果はこちら。

2021年,18打数5安打,打率.278
2022年,39打数13安打,打率.333
2023年,54打数15安打,打率.278

こちらも坂巻選手と同様、安定した打撃でいつでもドラフトで選ばれる成績を残しています。

あとはタイミングだけです。

小川 晃太朗(Honda鈴鹿)

Honda鈴鹿の小川晃太朗選手はこの中で一番足が速い選手かもしれません。

50m5.7秒の足を持ち、周東選手と同様、足だけでお金が取れる選手です。

大学時代は18秋19春20秋にリーグのベストナインに輝くなど実績を残すも、プロ志望届は出さず社会人野球へ。

社会人になってからの成績がこちら。

2021年
40打数12安打,打率.300

2022年

43打数14安打,打率.326

2023年

24打数5安打,打率.208

今年は少々打撃に苦しんでいます。

打撃は後から付いてくると考えるのであれば、獲得を検討するかもしれません。

藤原 大智(新潟アルビレックスBC)

新潟アルビレックスBCの藤原大智選手は1999年11月11日生まれの23歳です。

50m5.8秒の内外野を守れるスイッチヒッターです。

大学時代はリーグで19春に最多盗塁、20秋は外野手でベストナインを獲得しましたがドラフトで指名されることはなく独立リーグへ。

2年間の独立リーグ成績がこちら
(2023/9/14現在)

2022年
64試合,打率.337(対左.392,対右.326),盗塁29

2023年

44試合,打率.339(対左.483,対右.310),盗塁15

この成績を見る限り、右打席の打撃力が高いことが窺えます。

特に今年2023年の対左打率は圧倒的です。
NPBでは右打席に専念するのも一つの手ではないでしょうか。

右打者と考えた時に、十分支配下の指名候補に入ってきます。

個人的予想

個人的なドラフト3位予想は宮崎一樹選手です。

長打力走力守備力年齢右打ち、
総合力で唯一無二の存在だからです。

彼を獲得できるかどうかで今後の指名が変わってきます。

仮に彼を獲得できなければ1~3位まで投手です。
1位2位候補の即戦力左腕が残っていれば迷わず指名です。

宮﨑選手を獲得できず、即戦力左腕も獲得できずという展開になれば、4位で指名するはずだった選手を繰り上げて指名することになります。

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