まだ2024年シーズンが始まってもない春季キャンプ中盤に2024年ドラフトの考察記事です。
今回のテーマは「宗山塁選手を獲得できなかった場合に、ホークスが獲得しそうな即戦力遊撃手」。
すんごい選手がいるので是非ご覧ください。
2024年度ホークス補強ポイント
ホークスの現時点(2024/2/13)での課題は即戦力先発投手、右の即戦力外野手、即戦力二遊間です。
即戦力先発投手
先発投手はご存じの通り、2年連続でチームQS率最下位、平均年齢12球団最年長と最もテコ入れが必要です。
投手が豊作だった2023年ドラフトで即戦力投手を多く獲得し、何とかしようとする姿勢は見て取れました。
右の即戦力外野手
右の即戦力外野手も課題です。
2023年は投手ドラフトになってしまった為、右の外野手にまで意識を向けることができませんでした。
ウォーカー選手は年齢的にベテランなので、正木智也選手がどれだけ頑張るかにかかっています。
即戦力二遊間
即戦力二遊間選手も課題です。
2023年ドラフトでセカンドの廣瀨隆太選手を獲得できたので、次は狙うとするならショートの選手です。
ドラフト1位は誰???
現時点でホークスの課題を埋めることができるドラフト1位候補として、金丸夢斗投手、中村優斗投手、渡部聖弥選手、西川史礁選手、宗山塁選手の名前が挙がります。
2024年シーズンでホークスがどのような戦い方をするのかで獲得の優先順位が変わってきます。
やっぱり先発が足りないとなれば金丸投手か中村投手。
先発は足りてるし、ショートもある程度目処が付いたとなれば渡部選手か西川選手。
守備が落ちてきた今宮選手を脅かす若手がいないとなれば宗山選手。
確率的には先発かショートが課題になるパターンが高いと私は見てます。
渡部選手や西川選手をいきなり指名できたなら、ホークスはおそらくぶっちぎりで優勝してるはずです。
だからこの記事を書きました。
大学No.1の完投能力を誇る金丸投手は、ただでさえ左投手が少ないホークスのチーム事情にかなりフィットします。
大学No.1の守備力を誇る宗山選手は、20代前半に左で確実性がある打者が少ないホークスのチーム事情にかなりフィットします。
これも確率の問題になりますが、将来の左の先発候補は多数抱えているのがホークス。
前田悠伍投手、木村大成投手、大野稼頭央投手等。
彼らの伸びしろを考えると、金丸投手をスルーするという考えも少なからず出てきます。
どれだけワクワクさせてくれるかにもよりますが。
逆に即戦力ショートは今すぐ欲しいくらいです。
年齢的に見て、2024年度で33歳の今宮選手と争うのが27歳の川瀬選手と28歳の野村勇選手。
20代前半の若手で一軍のレギュラー争いをしている選手が1人もいません。
イヒネ選手や育成の中澤選手等が二軍でありえないほど打ち、ショート守備でもアピールすると、2025年度から一軍で起用したくなりますが、まだ二軍の試合にも出場したことが無い選手にいきなりそこまでの計算はできません。
そうなると、ホークスの2024年度ドラフト1位は宗山選手の確率が高いのかなと思います。
ただし2024年度は既に「宗山ドラフト」と呼ばれるくらい宗山選手の名前は知れ渡ってます。
競合は必至です。
もし彼を獲得できなかった時のことは必ず考えているはずです。
スピードは周東選手級
ショートは即戦力でなければ花咲徳栄高校の石塚裕惺選手が人気を集めそうです。
ただし、ホークスが欲しいのは即戦力のショート。
そう考えた時にホークスが好きそうな選手を1人見つけました。
神奈川大学の庄子雄大選手です。
彼の一番の特徴は足。
50m5.7秒の俊足で、3年時までの盗塁成功率は驚異の95.5%です。
44回走り42回成功させました。
3年時までの通算打率も.326とハイアベレージ。
代走専門の選手でもありません。
これでショートを守るので、2位までに指名されておかしくない選手です。
周東選手も2年後には30歳になるので、そろそろ「次世代の周東佑京」を確立しておきたいところです。
1位で金丸投手を競合で獲得し、庄子選手を2位で取れるのがホークスとしては最高のシナリオかもしれません。
ただそんな甘く考えるのは難しいので、庄子選手は宗山選手を獲得できなかった場合の外れ1位じゃないかと現時点ではみてます。
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