今回のテーマは「右の即戦力外野手」です。
「打力」の部分で個人的に良いなと思った2024年ドラフト候補選手6名プラスαをピックアップしました。
なぜ右の即戦力外野手を調査したのかについては、ホークスのチーム事情が関係してます。
詳しくは下記事をご覧ください。
なぜ右の即戦力外野手?
私が「右の即戦力外野手」に拘る理由はホークスのチーム事情にあります。
ホークスの右の外野手一覧がこちら。(2024/2/8時点)
ウォーカー、正木智也、佐藤直樹、重松凱人、佐藤航太、シモン、オスーナ
支配下2名、育成5名。
支配下選手は打撃に特化しているイメージで、育成選手は足の速さ,肩の強さ等、身体能力に優れているイメージです。
2024年シーズンはおそらくウォーカー選手が打線の中心として活躍するシーズンになるでしょう。
ただ将来を見据えると若い選手に出てきてもらわないと困ります。
2023年シーズンまでは増田珠選手や水谷瞬選手といった若い選手がいて、若手の競争は激しかったです。
そういった意味では、2024年シーズンは始まってみないと分からない部分はあるものの、正木選手次第なところがあります。
内野も外野も右が足りないということで、2023年ドラフトではセカンドの廣瀬隆太選手を獲得しました。
ただ本当は右の外野手も欲しい所でした。
私がホークス3位と予想していた彼は日本ハムの3位で指名されました。
正木選手が期待通りの活躍をできなかった時、ドラフトで右の即戦力外野手を獲得するのは確実なので、特に注目の選手を今のうちに確認しておきましょう。
もちろん正木選手には期待をしています。
大学生
まずは大学生から。
即戦力と言われる選手の中では一番人気が出る選手達です。
渡部聖弥
現時点でドラフト1位は固いと言われている選手の1人が渡部聖弥選手です。
右の外野手というよりも、外野手の中で総合力No.1といっても過言ではありません。
肩の強さ、スピード、パワー。
外野手として欲しいものを全て兼ね備えたような選手です。
西川史礁
西川史礁選手もドラフト1位は固いと言われている選手の1人です。
2024/3/6,7に行われる欧州代表との強化試合で井端ジャパンのメンバーに選ばれる程の逸材です。
一番の魅力は思い切りの良いフルスイング。
草加勝投手や西舘勇陽投手、古謝樹投手と2023年ドラフト1位の投手から本塁打を放つなど実力は本物です。
和歌山県出身で青山学院大学はホークス小久保裕紀監督と一緒です。
鵜沼魁斗
渡部選手、西川選手と比べると大学実績は劣るものの高校実績は鵜沼魁斗選手がNo.1です。
東海大相模時代は強打の一番センターとして、スピードとパワーで見せつけました。
東海大では目立った成績は残せていません。
最終年度の今年が本当に勝負です。
社会人
続いて社会人選手。
大学生よりも即戦力として見られる選手達です。
門叶直己
門叶直己選手は東海理化が誇るパワーヒッターです。
上武大学時代は2022年春にリーグ戦の打撃タイトルを打点王以外獲得する活躍を見せたものの、全国大会で思うような打撃ができず指名漏れに。
東海理化では1年目からその打棒を存分に発揮しています。
社会人1年目で若獅子賞(新人賞)も獲得しました。
このままの打撃を維持できれば上位指名は確実です。
藤原龍之介
藤原龍之介選手は門叶選手とは上武大学時代の同級生です。
門叶選手とはタイプが異なり、藤原選手には足という武器があります。
50m5秒台の俊足、そして打撃の確実性。
2022年春に門叶選手に打点王のタイトルを取らせなかったのはこの藤原選手です。
2023年シーズンは門叶選手の方が目立っていました。
ドラフト年の今季は自分の方が目立つと息巻いているに違いありません。
解禁済み
最後に解禁済みの社会人選手です。
若林将平
日本新薬の4番、若林将平選手。
当たればどこまでも飛んでいくパワーが持ち味の選手です。
慶応大学時代は確実性に苦しみましたが、社会人に上がりそこを克服。
プロの舞台で戦うためには今年がラストチャンスです。
隠し玉
最後にドラフト会議で指名されない選手。
つまり藤井皓哉投手パターンの隠し玉選手を紹介します。
藤井皓哉投手パターンとは…
「NPB→社会人or独立リーグ→NPB」のようにNPBに復帰した選手のこと
網谷圭将
横浜DeNAベイスターズから2015年育成ドラフト1位で入団した網谷圭将選手。
しかし、3年で戦力外通告に。
2019年からは社会人野球ヤマハに所属。
2023年の台湾ウィンターリーグではプロ選手を差し置いて、首位打者(.443)と最多安打(27)のタイトルを獲得。
もう一度NPBに挑戦する姿が見てみたい選手に成長しました。
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