2024/9/8、福岡ソフトバンクホークス対広島東洋カープの二軍公式戦が行われました。
結果は6-0でカープが勝ちました。
今回はこの試合のホークス投手&野手を個別に取り上げます。
野手に関しては、9月二軍打撃成績一覧も載せてます。
現時点で一軍に上がりそうな選手は果たして誰でしょうか。
投手
前田純
前田純投手は7.1回4失点の投球でした。
全92球の内、ストライク58ボール34。
印象としては「絶対に打たれない球種が欲しい」です。
前田投手はストレートもカーブもチェンジアップもある程度まとまって投球できます。
ただ、どの球も甘く入ると簡単に捉えられます。
甘い球が捉えられるのは仕方ない。
これを二軍のマウンドで当たり前にしてしまうと、一軍では通用しません。
甘く入っても空振りが取れる、ファールが取れる。
このレベルの球種が1つでも2つでもあれば、一軍で通用します。
前田投手の一番のストロングポイントは打たれても四球に逃げることなく打者と勝負できる気持ちの強さなので、その強みは残しつつ、1つ1つの球種のレベルアップを図っていきたいところです。
津森宥紀
津森宥紀投手は0.2回2失点の投球でした。
全21球の内、ストライク14ボール7。
印象としては「ストレートを打たれた」です。
津森投手の一番の武器はストレート。
今回はそのストレートを林選手に完璧に捉えられて本塁打にされました。
一軍から二軍へ降格になった時は、ストレートの強さというよりも打者に向かっていく姿勢の部分に課題がありました。
今回四球を与えることは無かったので、そこに関しては良かったです。
ストレートに強さが無いと津森投手ではありません。
このストレートを磨いてまた一軍に戻ってきてほしいと思います。
スピード自体はいつも通り出ていたので、あとは微調整ではないでしょうか。
齊藤大将
齊藤大将投手は1回無失点の投球でした。
全8球の内、ストライク7ボール1。
印象としては「甘い球多め」です。
8球投げた中で3球は甘い球がありました。
その内の1球を曽根選手には捉えられてヒットにされました。
中継ぎ投手として大事な場面で投げるなら、多くても1球、理想は0球に甘い球を抑えたいところです。
球数を少なく抑えることができて良かったではなく、もっとコントロールの精度に拘った投球を期待します。
野手
ウエスタンリーグのホークス選手9月打撃成績がこちら。(2024/9/8時点)
<スタメン>
<スタメン外>
この試合で複数安打を放ったのは、吉田賢吾選手とダウンズ選手。
吉田選手は4打数2安打(単打1、二塁打1)。
センターから逆方向に素晴らしい打球を放ちました。
先日はサヨナラタイムリーも放ち、勢いに乗っている吉田選手。
現在の一軍はクリーンナップ(3~5番打者)以外の調子が悪いので、二軍で大きくアピールすることができれば十分に昇格のチャンスはあります。
ダウンズ選手は3打数2安打1四球(単打2)。
センター方向を意識した打球で2本ヒットを放ちました。
これで二軍戦の出場は4試合目ですが、徐々に日本野球に適応してきたのでしょうか。
ダウンズ選手が二軍戦に出場するようになって、気のせいか川瀬選手の存在感が増しているので、彼がチームに与える影響は大きいと思います。
これからもどんどんアピールして、一軍野手陣に刺激を与えて欲しいです。
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