2024/3/27、福岡ソフトバンクホークス対広島東洋カープのウエスタンリーグ公式戦が行われました。
結果は6-5でホークスの勝利です。
今回もこの試合で登板したホークス投手に注目していきます。
野手については、目立った選手・頑張ってほしい選手を取り上げて紹介します。
現時点で一軍に上がりそうな選手は果たして誰でしょうか。
投手
東浜巨
東浜巨投手は3回無失点の投球でした。
全46球の内、ストライク32ボール14。
印象としては「ストレートがやっぱり良い」です。
春季キャンプからストレートの強さは安定して良いです。
あとは変化球の精度を課題にしていましたが、そこも安定してきました。
ただ、今回の登板では林晃汰選手と対する時に投げ辛そうにしていました。
1打席目はスライダーが甘くなりレフト前ヒット。
2打席目はストライクが1球も入らず四球。
林選手以外にはしっかりと投げ切れていたので心配する必要はないと思います。
木村光
木村光投手は5回2失点の投球でした。
全80球の内、ストライク52ボール28。
印象としては「3イニング目以外は素晴らしい」です。
春季キャンプから木村投手らしい投球は1度も見られませんでした。
当然、直近2試合(3/17ドラゴンズ戦、3/13タイガース戦)もそうです。
ただ今回は同じ試合で登板した東浜巨投手や大瀬良大地投手と遜色ない球を投げ込むことができていました。
一軍で勝負できる球でした。
課題は3イニング目となった6回の投球。
この回に打たれたヒットは2本共難しいコースの球だったので、打った方を褒めるべきです。
問題はそこじゃありません。
コースを狙いすぎて3個の四球を集めてしまったところです。
「ヒット=四球」なので5本のヒットを集められたことになります。
もっと四球に対して意識を持つべきです。
中村亮太
中村亮太投手は0/3回3失点の投球でした。
全18球の内、ストライク9ボール9。
印象としては「何も言えない」です。
ストレートのスピードは140キロ中盤から後半は出ていたものの、カープ打線がその球をミスショットすることなく捉えるので、投げる球が無くなり四球を連発しました。
やはりもう一段階球威を上げていかないと、8回9回を務める投手は厳しいと思います。
ストレートでしっかり空振りファールを取れるかが中村投手の生命線です。
渡邊佑樹
渡邊佑樹投手は1回無失点の投球でした。
全10球の内、ストライク7ボール3。
印象としては「火消し成功」です。
一打同点&逆転の大ピンチで、左打者2人をきっちり投げミスなく抑えました。
左の中継ぎは今のホークスに必要なので、結果を残せば確実にチャンスがあります。
欲を言えば、ピンチで左打者から三振を奪えるように、ストレート&スライダーのキレをもう一段階上げて欲しい所です。
野手
ウエスタンリーグのホークス選手の打撃成績がこちら。
野村勇選手が実践復帰後久しぶりの「らしい当たり」でライトオーバーの三塁打を放ちました。
ここから結果を残し続け、ショートのレギュラーの座を脅かしてほしいところです。
笹川吉康選手はライトへ痛烈な当たりのヒット2本。
2022年の二軍打率.195、2023年の二軍打率.211。
そして2024/3/27現在の二軍打率.333。
遂に花開く時が来たでしょうか。
リチャード選手は2本の二塁打で3打点の活躍。
そろそろ目覚めたでしょうか。
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