2024/12/8、アジアウインターリーグNPB RED対台湾海洋が行われました。
結果は11-8でNPB REDが勝ちました。
今回はこの試合のホークス投手・野手に注目していきます。
ホークス野手についてはアジアウインターリーグ打撃成績を載せています。
アピールできた若手選手はいたでしょうか。
投手
木村大成
木村大成投手は5回1失点の投球でした。
全95球の内、ストライク55ボール40。
印象としては「まずまず」です。
ストレートのキレや、カーブ(スライダー)の曲がり幅の大きさ等、随所に良い部分は見られました。
ただ、ストレートのスピードはもう一段階上げていきたいところ。
高校時代と比べても5キロ以上スピードが下がってます。
来期2025年シーズンはプロ4年目。
一軍定着の足掛かりとなるでしょうか。
宮﨑颯
宮﨑颯投手は1回無失点の投球でした。
全16球の内、ストライク9ボール7。
印象としては「自慢のストレート」です。
二塁打を一本打たれたものの、後続を抑えて無失点。
ストレートの強さを武器に、3つのアウトの内2つを三振で奪いました。
気になるところはストライク率の低さだけです。
それに関しても四球を出していないので問題ありません。
岡植純平
岡植純平投手は0.2回4失点(自責点3)の投球でした。
全35球の内、ストライク16ボール19。
印象としては「空振りを取る球が無い」です。
岡植投手の武器はカットボール。
この球でゴロを打たせる投球を試みます。
ただ、今回は味方のエラーもあり自身の四死球もあり、なかなか思い描く投球ができませんでした。
また、今後に向けては打たせて取る投球もいいですが、空振りを取れる球種も欲しいなと思います。
バットに当たると何が起こるか分からないので。
来季が高卒3年目。
ホークス選手として生き残るために、少なくとも二軍定着はマストです。
星野恒太朗
星野恒太朗投手は1.1回3失点の投球でした。
全42球の内、ストライク21ボール21。
印象としては「不安定」です。
7回2死一二塁の場面で登板し、いきなり死球。
本塁打を打たれ、その直後に四球。
荒れ始めるかと思いきや3球三振。
落ち着いたかと思いきやまた四球。
そしてタイムリー。
一瞬も落ち着きません。
このような投球を繰り返している内は、三軍四軍から抜け出せないでしょう。
水口創太
水口創太投手は1回無失点の投球でした。
全14球の内、ストライク6ボール8。
印象としては「真ん中に投げなかった」です。
四球を1つ出したものの後続を抑え無失点。
コースに投げ切り、前回登板の反省を生かしました。
150キロ台中盤のストレートを連発しそうに見える投手なので、打者は140キロ前後のストレートに戸惑ったと思います。
ある意味緩急です。
本当に150キロ台中盤のストレートを投げれるようになれば一軍の舞台で無双できるので、そこを目指してほしいです。
来期2025年は大卒3年目。
残された時間はあと少しです。
春季キャンプでアピールし、前半戦までに二軍で素晴らしい成績を残す必要があります。
野手
ホークス選手のアジアウインターリーグ打撃成績がこちら。(2024/12/8時点)
<スタメン>
<スタメン外>
今試合で最も存在感を発揮したホークス選手は山下恭吾選手。
5打数3安打3打点(単打3)の大暴れでした。
1つ遊飛はあったものの、基本的には低くて鋭い打球を打つイメージで打席に入っており、自分のやるべきことができてます。
山下選手のようなタイプは、三振をせずに次に繋ぐ打撃が求められます。
12月8日終了時点でアジアウインターリーグの三振率は驚異の5.9%(打席数34,三振数2)
このまま自分の打撃を徹底し、来季の活躍に繋げてもらいたいです。
また、大泉周也選手は4打数1安打1四球(単打1)、重松凱人選手は4打数1安打1四球(二塁打1)と地味に結果を残し続けているのも見逃せません。
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