2024/11/29、アジアウインターリーグNPB RED対台湾海洋が行われました。
結果は4-3で台湾海洋が勝ちました。
今回はこの試合のホークス投手・野手に注目していきます。
ホークス野手についてはアジアウインターリーグ打撃成績を載せています。
アピールできた若手選手はいたでしょうか。
投手
藤田淳平
藤田淳平投手は3回無失点の投球でした。
全37球の内、ストライク25ボール12。
印象としては「ストレートの球威が上がって来た」です。
藤田投手の直近の課題はスピード。
140キロに満たないストレートをどうにかする必要がありました。
そういう意味では、今回の登板では143キロを記録するなど課題が少しは克服できたのかなと思います。
四球は1つ出しましたが、今はそんなことを気にせずスピードに拘るべきです。
今オフはとにかく球威向上に務め、130キロ台のストレートを無くしてもらいたいところ。
そうすれば、自ずと二軍での登板試合が増え、一軍を窺えるようになります。
試合を作る能力は十分持ってます。
風間球打
風間球打投手は2回2失点(自責点0)の投球でした。
全33球の内、ストライク16ボール17。
印象としては「バタバタ」です。
4回のマウンドはたったの10球で三者凡退に抑えました。
この日は良い日の風間投手かと思いきや、回跨ぎした5回のマウンドで崩れました。
先頭打者に挨拶代わりの四球。
次の打者には自慢のストレートをライト前に運ばれ無死一二塁。
ここで風間投手のバント処理の送球が悪送球になってしまい1失点。
1死後、犠牲フライでもう1失点。
結果的にあのバント処理が痛かったです。
その後も低めにストレートを叩きつけて暴投になる場面があったりと、悪い意味で「風間投手らしさ全開」でした。
一軍で彼が見られるまで、かなり時間がかかりそうです。
宮﨑颯
宮﨑颯投手は2回無失点の投球でした。
全29球の内、ストライク14ボール15。
印象としては「挨拶代わりの四球」です。
6回は先頭から2者連続で1球もストライクが入らず四球。
ここからバタつくかと思いきや、次の打者が遊ゴロ併殺を打ってくれて助かりました。
その後は、甘く入る場面もあったものの、力強い球をゾーン内に集め打者を抑えていきました。
宮﨑投手は前回登板もそうでしたが、先頭打者に四球を与えるパターンが非常に多いです。
せっかく力強い球を持っているのにもったいないです。
宮﨑投手は来季が大卒3年目。
この課題を克服しないと4年目の契約は見えてきません。
野手
ホークス選手のアジアウインターリーグ打撃成績がこちら。(2024/11/29時点)
<スタメン>
<スタメン外>
今試合に出場したホークス選手全員にヒットが生まれました。
重松凱人選手は2打数1安打1打点2四球1盗塁(単打1)
山下恭吾選手は4打数1安打(単打1)
盛島稜大選手は2打数1安打1四球(単打1)
大泉周也選手は1打数1安打(二塁打1)
ウインターリーグに参加している重松選手と大泉選手に加え、山本恵大選手や復活を目指す生海選手。
1999~2000年組の外野手争いは非常に熾烈です。
全員将来的に一軍でスタメンを張れるぐらいの素質があります。
2025年シーズンで柳田悠岐選手は37歳、近藤健介選手は32歳、周東佑京選手は29歳。
近い将来、外野手の世代交代は間違いなく起こります。
その時にどれだけ存在感を発揮できるかです。
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