SMBC日本シリーズ2024ホークス対ベイスターズ第5戦の感想

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ホークス考察
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2024/10/31、SMBC日本シリーズ2024福岡ソフトバンクホークス横浜DeNAベイスターズ第5戦が行われました。

結果は7-0ベイスターズが勝ちました。

今回はこの試合の全体的な感想をホークス目線で述べます。

ホークス投手&野手も個別に取り上げます。

野手に関しては、2024年ポストシーズンのホークス選手打撃成績も載せてます。

全体的な感想

ホークスは何をやってもうまくいかない。

ベイスターズは何をやってもうまくいく。

福岡での3連戦はそんなイメージでした。

3回表ベイスターズが1点を先制した直後、9番の周東佑京選手が右安で出塁し盗塁。

1死二塁となったところで2番柳田悠岐選手が捉えた打球は一塁手フォード選手の正面に行き一直。

これがライト前に抜けているのと、抜けていないのとでは大違いです。

この回で同点に追いつけなかった時点で、私はホークスの負けを確信しました。

負けを確信したものの、諦めきれないのがホークスファンの性

悔しさを噛み殺しながら試合終了まで見ました。

周東選手が7回のチャンスで一本出せずにヘルメットを叩きつけた場面がありましたが、あれは賛否が分かれるところ。

あの場面だけを見ると物に当たるのは悪いとなりますが、それだけ本気でこの一打席に取り組んでいるという見方もできます。

私はどちらかといえば、後者の見方をしました。

連戦でこのまま第6戦も行われるとなれば、ホークスはおそらくすんなり負けていたでしょう。

それぐらいの勢いが今のベイスターズにはあり、同じくらいのどんより感がホークスにはあります。

ただ、1日空いて場所も横浜に移すことで、流れは一旦切れるはず

そう信じるだけです。

仮に6戦目を福岡での3連戦の流れのまま行うことになったとしたら、鍵になるのはエース有原投手の投球です。

ベイスターズは投手・野手共に調子が良い選手ばかり。

ホークスは投手・野手共に調子が悪い選手ばかり。

こんな厳しい状況で勝つにはエースがエースの投球をするしかありません。

投手

大関友久

大関友久投手は2.2回1失点の投球でした。

全79球の内、ストライク48ボール31

印象としては勢いに飲まれた」です。

ホークス打線の現状を見る限り、1点でも与えたら苦しいというのは感じていたはず。

そこで、1点も与えないように厳しくコースを狙った投球をしました。

レギュラーシーズン中の大関投手は、カウント球は真ん中から入りそこから徐々にストライクゾーンを広げていくというスタイルでしたが、そのスタイルとは全く違います

コースギリギリに投げ切った球をことごとくボール判定され、球数が嵩み、3回途中で79球。

らしくない投球です。

1回は2死一二塁のピンチ。

2回は1死三塁、2死満塁のピンチ。

3回は2死一二塁のピンチ。

2回まではなんとか踏ん張りましたが、3回のピンチでは筒香選手に低めのフォークをうまく拾われてタイムリーにされました。

先頭の牧選手も含め、投げ切った球を捉えられたので、ある意味仕方ないのかなと思います。

松本晴

松本晴投手は0.1回無失点の投球でした。

全5球の内、ストライク5ボール0

印象としては球が高い」です。

3回2死一二塁のピンチで登板した松本晴投手。

先頭の戸柱選手には高めに浮いたスライダーを捉えられ右安。

2死満塁となったところで森選手には高めのストレートを打たせて遊ゴロ。

何とか無失点で凌ぎました。

そこから回跨ぎをしなかったのは、全体的に球が高めに集まっていたからだろうと推測します。

中軸に対してあのような浮いたスライダーを投げ込んでしまうと、スタンドまで運ばれてしまいます。

ベンチの判断としては間違っていません。

前田純

前田純投手は1回3失点の投球でした。

全36球の内、ストライク22ボール14

印象としては不運」です。

いきなり先頭の1番桑原選手がショート今宮健太選手が追いつくことしかできないコースヒット。

2番梶原選手はエンドランを仕掛けて、こちらもショートへのコースヒット。

ベイスターズ打線がやりたい放題です。

3番牧選手は2球目の内角ストレートにうまく反応してレフトスタンドへの本塁打。

これでこの試合は決まりました。

その後の打者に対してはうまくチェンジアップを使いながら何とか抑えましたが、この3点は非常に痛いです。

前田投手の一番良い球はチェンジアップなので、どうせ打たれるならチェンジアップの方が良かったと思うのは私だけでしょうか。

前田投手にとってあのストレートが悔いのない球であったなら問題無いです。

杉山一樹

杉山一樹投手は2回無失点の投球でした。

全26球の内、ストライク19ボール7

印象としてはようやく落ち着く」です。

ベイスターズ打線がもう止められないというぐらいに打ちまくっていたところで、杉山投手がその勢いを一時的に止めてくれました。

完璧に三者凡退というわけにはいきませんでしたが、全体的に力で押し込むことはできていたと思います。

回跨ぎをしても安定しているところを見ると、再び先発として見てみたくなります。

杉山投手は嫌がるかもしれませんが、今の杉山投手ならやれそうな気がします。

来季のさらなる成長に期待です。

尾形崇斗

尾形崇斗投手は1回無失点の投球でした。

全13球の内、ストライク7ボール6

印象としては落ち着いていた」です。

先頭筒香選手のあたりは完全に打ち取った三ゴロ。

ただ、ベースに当たってしまい内野安打に。

そこから崩れてもおかしくない所で尾形投手は落ち着いていました。

戸柱選手、森選手、桑原選手を持ち味のストレートで押し込み無失点

前回登板のリベンジを果たしました。

尾形投手は回跨ぎが苦手というだけで、1イニングなら安定して抑えてくれます。

今後の活躍にも期待です。

津森宥紀

津森宥紀投手は1.2回3失点の投球でした。

全33球の内、ストライク16ボール17

印象としては回跨ぎ失敗」です。

前回の尾形投手と同様、回跨ぎが裏目に出てしまいました。

8回の投球はお見事。

持ち味のストレートで押し込み、オースティン選手からはスライダーでも空振りが取れました

ただ9回は最悪

先頭四球を含む2四球やヒットで走者を溜めると、死球で押し出しによる1失点。

話になりません。

尾形投手と同様、彼も1イニング限定です。

木村光

木村光投手は0.1回無失点の投球でした。

全5球の内、ストライク3ボール2

印象としては当然の結果」です。

2死満塁のピンチで登板した木村光投手。

梶原選手には初球の真ん中ストレートを綺麗に弾き返されタイムリー。

牧選手には4球連続でカーブを投じ中飛。

アピールにはなりませんでした。

ピンチで登板する投手は、細かい制球力が求められます。

1球も甘い球は投げれません。

甘い球は投げられないのに、ストライクを取らないといけないので、非常に大変な仕事です。

だから、こんな場面で登板できる投手は限られています。

木村投手は今回5球投げた中で3球も甘い球がありました。

もし次も同じような場面があったなら、木村投手の出番はないでしょう。

野手

2024年ポストシーズンのホークス選手打撃成績がこちら。(2024/10/31時点)

<スタメン>

<スタメン外>

この試合で存在感を発揮した野手は今宮健太選手

守備時間が長い中でも、高い集中力を維持していました。

初回は先頭桑原選手のボテボテゴロを軽快に捌くナイスプレー。

9回は1死満塁の場面でハイバウンドゴロを無駄のない動きで捌き本塁をフォースアウト。

彼がいなかったら何点取られていたか分かりません。

打つ方では1番に抜擢した笹川吉康選手が不発、8番に抜擢した海野隆司選手も2回のチャンスを活かせず。

クリーンナップは無安打

点が入りそうな雰囲気がしないというのが正直なところです。

もうここまで来ると、二軍からリチャード選手仲田慶介選手を呼び寄せるぐらいのことをしても良いのではないでしょうか。

仲田選手は9月度のファーム月間MVP。

リチャード選手は9月以降、フェニックスリーグも含めて調子は絶好調。

彼らが何かを起こしてくれるかもしれません。

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