2024/6/5、福岡ソフトバンクホークス対中日ドラゴンズの二軍公式戦が行われました。
結果は15-1でホークスが勝ちました。
今回はこの試合で登板したホークス投手に注目していきます。
野手は、ホークスの6月二軍打撃成績一覧と、注目選手を取り上げて紹介します。
現時点で一軍に上がりそうな選手は果たして誰でしょうか。
投手
前田純
前田純投手は3.1回1失点の投球でした。
全66球の内、ストライク43ボール23。
印象としては「丁寧すぎる投球」です。
これからの1登板1登板が支配下登録に向けて大事になってくるということで、慎重に投球していった結果、球数が多くなってしまいました。
今回の登板の中で、その慎重さが仇となってしまった場面が4回表。
これまで捉えられていなかった高めのストレートを連続で捉えられ無死一二塁。
チームとしてはこの時点で2点差で勝っている状況だったので、最悪この2人の走者を還しても問題ありません。
この場面でブライト選手の構えはバント。
ホークスバッテリーとしては、このバントを絶対にさせたくないという思いで投球していました。
ブライト選手がバントをなかなか決められず1ボール2ストライク。
ここから2球連続でボール球を投げてしまいました。
その後ブライト選手は四球。
結局、バントをさせていれば傷口は広がらなかったと言えます。
先発投手はゼロに抑えることがもちろんベストですが、試合を壊さないということが何より求められます。
次回登板では丁寧さと大胆さのバランスを心掛けて、少ない球数で試合を作る投球に期待です。
中村亮太
中村亮太投手は3.2回無失点の投球でした。
全46球の内、ストライク32ボール14。
印象としては「素晴らしい投球」です。
4回表の1死満塁のピンチを注文通りの併殺に打ち取る投球がまずお見事でした。
ここで交代するかと思いきや、結局先発の前田投手以上のイニングを消化。
かなり安定した投球でした。
大きく曲がるカーブと決め球のシンカー。
ストレートを含め、回を追うごとに制球の精度が上がっていきました。
さらにストレートの球速も最終イニングに146キロを記録するなどスタミナも十分です。
今後は先発として調整してほしいです。
大城真乃
大城真乃投手は2回無失点の投球でした。
全28球の内、ストライク16ボール12。
印象としては「自滅しかけた」です。
8回表は四球2つと死球1つで満塁のピンチを作るものの無失点。
9回はたった6球で三者凡退。
人が変わったような投球です。
8回のような投球をしている内は、支配下登録は厳しいです。
ただ、絶対に甘い所には投げないという強い気持ちは伝わってきました。
次回登板では制球の精度を上げていきたいところです。
野手
ウエスタンリーグのホークス選手6月打撃成績がこちら。(2024/6/5時点)
この試合は各選手が打ちすぎたので6月の成績がとんでもないことになってます。
スタメンの2番から6番までの6月OPSが1.000を超えてます。
井上朋也選手は5打数3安打1本塁打。
正木智也選手は4打数2安打1本塁打1四球。
吉田賢吾選手は5打数3安打1本塁打。
石塚綜一郎選手は4打数2安打1四球。
渡邉陸選手は3打数1安打1本塁打1四球。
伊藤大将選手は5打数2安打。
リチャード選手は3打数1安打1本塁打。
井上選手にはこの打撃に加え、守備でも3回と7回にファインプレーがありました。
吉田選手も9回のスライディングキャッチは素晴らしかったです。
一軍の野手は少しでも状態が落ちれば、二軍選手と入れ替わることになるので、かなりプレッシャーを感じていることと思います。
二軍選手はもっともっと活躍して、首脳陣を良い意味で悩ませてほしいです。
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