2024/12/6、アジアウインターリーグNPB RED対JABA選抜が行われました。
結果は3-1でJABA選抜が勝ちました。
今回はこの試合のホークス投手・野手に注目していきます。
ホークス野手についてはアジアウインターリーグ打撃成績を載せています。
アピールできた若手選手はいたでしょうか。
投手
藤田淳平
藤田淳平投手は4回無失点の投球でした。
全54球の内、ストライク37ボール17。
印象としては「144キロ」です。
前回登板の最速が143キロ。
そして今回登板の最速が144キロ。
持ち味のゲームメイク能力を最大限生かすためには「スピードUP」がマストという中で、しっかり課題と向き合えてるのかなと思います。
2025年シーズンはプロ2年目ですが、25歳を迎えるシーズンなので勝負の年です。
先発ローテ、もしくは中ロング。
どこでも良いので一軍の戦力に収まりたいところです。
宮﨑颯
宮﨑颯投手は2回無失点の投球でした。
全25球の内、ストライク13ボール12。
印象としては「自慢のストレート」です。
今回宮﨑投手が変化球を投じたのは、5回先頭の土井選手に対するチェンジアップの1球だけ。
残り24球はストレートでした。
自慢のストレートで勝負したい。
自慢のストレートを磨きたい。
そういった意識の表れです。
今回のストレートの最速は146キロ。
あともう4キロ上げて150キロの壁を超えたいところです。
150キロ前後のストレートがストライクゾーンで暴れてくれたら、なかなか打者は仕留めるのに苦労すると思います。
水口創太
水口創太投手は1回3失点の投球でした。
全21球の内、ストライク14ボール7。
印象としては「ベルトの高さ」です。
前回登板では低めの意識で三者凡退投球ができました。
ただ今回は全体的に球が打者のベルト近辺に集まっていました。
連打を喰らうのも納得です。
甘くても球威で押せれば大丈夫ですが、そこまでの球威はありませんでした。
最速148キロのストレートを記録したものの、平均は140キロ前半から中盤。
194㎝の長身から投げ下ろすストレートにしては少し物足りないです。
2025年シーズンはプロ3年目で26歳を迎えるということで、支配下契約を勝ち取れなければ終わりのシーズン。
余裕な時間は全くありません。
星野恒太朗
星野恒太朗投手は1回無失点の投球でした。
全29球の内、ストライク17ボール12。
印象としては「何とか無失点」です。
先頭打者の武藤選手に対する投球は良かったです。
追い込んでからファールで粘られるものの、粘り負けすることなくストライクゾーンに投げ切り、最後は9球目の外角のストレートで空振り三振を奪いました。
このような投球を継続できればというところで四球。
これが星野投手らしさです。
星野投手は安心して見ていられる場面がありません。
常に心配な投手です。
課題はたくさんありますが、まずは四死球率を下げること。
どんなときでもストライクゾーンで勝負する意識で投げてもらいたいです。
野手
ホークス選手のアジアウインターリーグ打撃成績がこちら。(2024/12/6時点)
<スタメン>
<スタメン外>
今試合で最も存在感を発揮したホークス選手はセカンドを守った山下恭吾選手。
4回1死一三塁の場面で一二塁間の当たりを華麗に捌き、併殺を完成させました。
藤田投手の4回無失点投球はこのプレーがなければ無理でした。
打撃面では、
大泉周也選手が2打数0安打2四球
重松凱人選手が3打数1安打(単打1)
目立ちはしないものの、出塁して着実に結果を残しています。
打つときは打つ、打たないときは打たない選手よりも、常に結果を残してくれる選手の方が間違いなく起用しやすいです。
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