2024/7/14、福岡ソフトバンクホークスvs北海道日本ハムファイターズの一軍公式戦が行われました。
結果は3-1でファイターズが勝ちました。
今回はこの試合の全体的な感想をホークス目線で振り返ります。
ホークス投手&野手も個別に取り上げます。
野手に関しては7月の一軍打撃成績も載せてます。
全体的な感想
今試合のホークスは、普通に試合して普通に負けました。
試合時間は2時間39分。
テンポ良くアウトになったからこその試合時間です。
試合を分けたのはライトからのバックホーム。
日本ハムのライト万波中正選手は、7回表2死二塁セカンド走者周東佑京選手の場面で、甲斐拓也選手のライト前ヒットで本塁を狙った周東選手を見事なバックホームでアウト。
7回裏からセンターからライトに回った柳町達選手は、7回裏1死二塁セカンド走者中島卓也選手の場面で、伏見寅威選手のライト前ヒットで本塁を狙った中島選手をバックホームでアウトにできない。
もしこのプレーがホークスとファイターズで逆だったら、2-2の同点で試合は進んでいました。
ホークスとしては7/13の試合で痛すぎる負け方をして、今試合でも簡単に負けて、かなりチーム状況としては苦しいです。
何とか立て直したいというところで7/15から対戦するのが千葉ロッテマリーンズ。
ゲーム差を7まで縮めてきた好調なチームです。
マリーンズとしてはここで一気に差を縮めたいと思っていることでしょう。
ホークスからすれば、この苦しい時期に3連戦で1つは勝ちたい所です。
7/15の先発はホークスが大関投手、マリーンズが西野投手。
大関投手が勝つにはゼロで抑えるしかありません。
投手
モイネロ
モイネロ投手は6回2失点の投球でした。
全113球の内、ストライク68ボール45。
印象としては「2失点で収まってラッキー」です。
今登板のモイネロ投手はここ最近の中で、状態が一番悪かったと私は思います。
相手打者の長打を警戒してボール先行のカウントになることが多く、そこから四球を出したくないので真ん中でカウントを取りにいったりしていました。
普通だったらそこで連打を喰らい大量失点となってしまうところを、モイネロ投手の球威で押し切る場面が何度もありました。
万波選手に打たれた本塁打は完全にカウント負け。
3ボール1ストライクから投じたインコース低めのストレートは、高さ・コース共に悪くない球です。
レイエス選手に打たれた本塁打は失投。
追い込むまでは低めを意識した素晴らしい投球でしたが、2ボール2ストライクからの5球目の変化球が甘く浮いてきて、それをレイエス選手が逃しませんでした。
尾形崇斗
尾形崇斗投手は1回1失点の投球でした。
全14球の内、ストライク9ボール5。
印象としては「出力は素晴らしい」です。
一軍で投げてる投手の中でも質の高い素晴らしいストレートを投げていました。
ただそのストレートを捉えてくるあたりが流石一軍だなと感じさせます。
今回はストライクゾーンからボールゾーンへ落とすスライダーが決まっておらず、それ以外にも全体的に変化球が投げ切れていなかったのでストレートに張られた形です。
相手がせっかくバントを失敗してくれたのに、ボークで二塁進塁を許す場面は勿体なく感じました。
長谷川威展
長谷川威展投手は1回無失点の投球でした。
全10球の内、ストライク7ボール3。
印象としては「安定感」です。
10球投じた中で甘く入ったのは松本剛選手に対する初球のストレートだけ。
その他はしっかりコースに制球できていました。
万波選手を空振り三振に打ち取ったインコースへのスライダーは、万波選手がかなり驚いた様子でした。
次回登板でも安定した投球に期待です。
野手
ホークス選手の7月一軍打撃成績がこちら。(2024/7/14時点)
<スタメン>
<スタメン外>
1番川瀬晃選手と2番今宮健太選手が共に4打数2安打。
1,2番の出塁はできていました。
ただ後が続かなかったです。
3~7番が無安打。
これじゃ点は取れません。
3回表に柳町達選手のヒット、川瀬晃選手のエンドランによるヒット、今宮健太選手のタイムリーで1点を先制した場面がありましたが、この攻撃の前の2回裏に近藤健介選手がレイエス選手のヒット性の当たりをスライディングキャッチで捕球するファインプレーがありました。
こういった良い守備からの良い攻撃の流れは良かったです。
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