2024/6/29、福岡ソフトバンクホークスvs北海道日本ハムファイターズの一軍公式戦が行われました。
結果は7-1でホークスが勝ちました。
今回はこの試合の全体的な感想をホークス目線で振り返ります。
ホークス投手&野手も個別に取り上げます。
野手に関しては6月の一軍打撃成績も載せてます。
全体的な感想
今カード初戦は日本ハムのミスで勝利。
そしてカード2戦目の今試合は面白いように点が取れて勝利。
もうホークスの勢いが止まりません。
カード3戦目はホークスの左エースモイネロ投手。
同一カード3連勝に期待が持てます。
今週は曽谷投手、東投手、宮城投手、山﨑投手、伊藤投手、加藤投手という全てエース級の投手との対戦になる6連戦でした。
ホークス以外のパリーグ5球団からすれば最後のチャンスというか、この6連戦の結果次第で今後の戦い方が変わるような気がしていました。
6連戦中の5戦を経過した中で、ホークスの結果は4勝1敗。
まさかまさかの勝ち越しです。
これで、これから他球団がホークスにエース級の投手をぶつけることは少なくなるのではないでしょうか。
勝つ確率が低いホークスにエースをぶつけて負けるのがばかばかしいからです。
いつまでも対ホークス&優勝の姿勢を崩さないチームと、目標をCS出場に切り替えるチームとでは間違いなく差が生まれます。
少し早いかもしれませんが、その目標を切り替えるタイミングが今だと私は思います。
もちろんホークスとしては、他球団の戦い方が変わったとしても、一切気を抜かず一戦一戦を大切に戦い抜いてほしいです。
まだレギュラーシーズンは半分程度しか経過していません。
投手
大津亮介
大津亮介投手は7回1失点の投球でした。
全103球の内、ストライク74ボール29。
印象としては「ロボットのよう」です。
非常にテンポ良く、多彩な球種をコントロール良く投げ込んでいく姿はまるでロボットのようです。
いつの間にか回が進んでいました。
また、感情に左右されないという部分もロボットのようだと思う理由の1つです。
最高のコースに投げ込みそれがボール判定になりカウントが悪くなっても、「まじか…」みたいな顔を一切せず「はい、次」といった淡々とした表情で次の球を放ります。
セーフティバント等でかく乱させようとしたとしても、大津投手のフィールディングはゴールデングラブ級に良いのでそういう小技は効きません。
相手打者は大津投手をどう攻略していいか分からないと思います。
大山凌
大山凌投手は1回無失点の投球でした。
全8球の内、ストライク7ボール1。
印象としては「完璧な投球」です。
今回のような大量得点差の試合で投げさせるのは勿体ないぐらい素晴らしい投球を披露しました。
8球投げて2三振なので、無駄球が1球も無かったです。
低めの変化球で空振りが取れて、ストレートでも空振りが取れる。
なんにも言うことがありません。
大山投手は当初、石川柊太投手に代わって中ロングの役割を担うことを期待されていました。
ただ、これまでの投球はその期待以上というか、早く先発として投げさせたいという評価に変わってきてます。
そんな若手投手がいるからこそ、負けていられないという競争原理が働き、全体的に先発投手が安定しているのではないでしょうか。
先発投手の世代交代はもうすぐです。
藤井皓哉
藤井皓哉投手は1回無失点の投球でした。
全14球の内、ストライク10ボール4。
印象としては「球の力は十分」です。
先頭の清宮選手には粘られて8球目をセンターに運ばれましたが、次の郡司選手はファーストゴロで併殺。
マルティネス選手にはストレートで押して空振り三振。
危なげなく回を終えました。
藤井投手はここ最近、負けている場面や今回のような大差の場面での投球が続いています。
ホークス救援陣の強さを表しているとも言えますが、藤井投手にはもっと頑張ってもらいたいです。
本来は勝ちパターンで投げないといけない投手です。
野手
ホークス選手の6月一軍打撃成績がこちら。(2024/6/29時点)
<スタメン>
<スタメン外>
<投手打撃成績>
川瀬晃選手はこの試合のホークスの流れを作りました。
初回は1番万波選手の三遊間の打球を逆シングルで取って完璧な送球でアウトにするファインプレー。
3回には先制点となるタイムリー。
今宮健太選手の代役とは思えない最高の働きです。
4回には正木智也選手の2点タイムリーと廣瀨隆太選手の犠牲フライで中押し。
5回には近藤健介選手の3ラン本塁打でダメ押し。
好投手の伊藤大海投手からまさかの7得点です。
驚きました。
7回には大津投手を助ける柳町達選手のスライディングキャッチ。
攻守に隙がありません。
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