10/18みやざきフェニックスリーグ、ホークス対マリーンズ戦を見て思ったこと

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ホークス考察
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2024/10/18、みやざきフェニックスリーグ福岡ソフトバンクホークス対千葉ロッテマリーンズが行われました。

結果は5-2マリーンズが勝ちました。

今回はこの試合のホークス投手&野手を個別に取り上げます。

野手に関しては、みやざきフェニックスリーグの打撃成績一覧も載せてます。

投手

大野稼頭央

大野稼頭央投手は6回5失点(自責点4)の投球でした。

全99球の内、ストライク68ボール31

印象としては3回だけ」です。

1回から6回まで特に制球の乱れもなく、同じように投げていました。

ただ、3回に捕まり5失点を喫しました。

こうなった原因は1つでは無いとは思いますが、私なりに分析すると、先頭打者の高野選手に初球の内角ストレートをヒットにされたのが何よりも大きかったなと思います。

牧原巧汰捕手としては肩でアピールしたいはずなので、一塁に走者がいる時にカーブのサインを出しづらいです。

実際にそこから1死満塁になるまでカーブのサインが消えました

大野投手の一番の魅力は大きな曲がりのスローカーブなので、この球が配球から消えるとどうしようもないです。

1点を失ってすぐにカーブのサインを出しましたが、見事に盗塁を決められました。

あのカーブは捕手が誰であっても盗塁を刺すのは厳しいです。

クイックや牽制等、やれることは全てやって、いつどんな時でもカーブを投げれるような投手になってもらいたいです。

また、コースに決まっても弾き返される場面が目立ったので、単純に球威を上げていく必要もあります。

田浦文丸

田浦文丸投手は1回無失点の投球でした。

全11球の内、ストライク7ボール4

印象としては球が甘い」です。

結果的に三者凡退という素晴らしい結果に終わりましたが、投球内容としてはイマイチです。

ボール先行となり、ストライクを取りにいった甘めの球を相手打者がミスショット。

こんな感じが3回続きました。

一軍でバリバリにやっている打者であれば、確実に捉えてきます。

四球を出さなかったことについては素晴らしいですが、もう一歩先のレベルまで田浦投手には求めたいところです。

2死満塁のピンチで打者ポランコ選手。

そんな場面で登板するイメージを常に持ちながら、精度の高い投球に期待です。

齊藤大将

齊藤大将投手は1回無失点の投球でした。

全6球の内、ストライク6ボール0

印象としては省エネ」です。

山本選手、池田選手、山口選手というマリーンズの将来の主軸候補と対峙して、たったの6球で三者凡退

山口選手に対してはストレートで空振りも奪いました。

今回の投球内容は自信になったと思います。

あとはこれを継続するだけです。

中村亮太

中村亮太投手は1回無失点の投球でした。

全26球の内、ストライク14ボール12

印象としてはいつもの投球」です。

シンカーとカーブが主体のいつもの投球を披露しました。

茶谷選手に対しては思い切って初球に真ん中のストレートでカウントを取りにいきましたが、しっかりと弾き返されその後はアバウトにストレートを投げ辛くなりました。

このストレートの球威はずっと課題です。

尾形投手や杉山投手ぐらいの球威があれば、カーブとシンカーで面白いように空振りが取れると思いますが、今の球威だとなかなか一軍の舞台で力で抑え込むのは厳しいです。

今オフは球威の向上に期待です。

野手

みやざきフェニックスリーグのホークス選手打撃成績がこちら。(2024/10/18時点)

※10/13,17の試合結果は除く。

<スタメン>

<スタメン外>

この試合で複数安打を放ったのは、牧原巧汰選手

4打数2安打(単打1、二塁打1)

打撃では結果を残しました。

ただ、走塁面では5回に無死一二塁でセカンド走者の牧原選手が三森選手の中飛で飛び出してアウトになる場面がありました。

守備でも9回に中村投手の暴投ではあるものの、しっかり止めることができませんでした

攻撃守備走塁でバランスよくアピールできていないと、アピールとは言えません。

牧原選手の今季は守備でスローイングやブロッキングの部分に課題がある為、なかなか二軍での出場機会を得られませんでした。

打つだけの選手であれば、今季は二軍でもっと打席に立っていたと思います。

出場機会を増やすためにも、今オフは守備力を強化する期間にしてもらいたいです。

大泉周也選手は4打数1安打1打点(本塁打1)の活躍。

彼は9月以降、これでもかという程に打ち続けています。

1ヶ月以上好調が続いているので、何かコツを掴んだに違いありません。

そのコツを来季に繋げて欲しいです。

外野手というポジションは争いが特に激しいですが、いつ誰が怪我するか分かりませんし、今季の調子のまま来季も活躍できるとは限りません。

彼のような存在が、もう一段階ホークスを高みに連れていきます。

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