2024/4/14、福岡ソフトバンクホークスvs埼玉西武ライオンズの一軍公式戦が行われました。
結果は4-1でホークスが勝ちました。
今回は西武3連戦の全体的な感想と、この試合のホークス投手&野手を取り上げます。
ホークスは投打がっちり4連勝です。
全体的な感想
西武3連戦でホークスが勝てた要因は先発投手です。
今井達也投手、隅田知一郎投手、高橋光成投手。
今回対戦した3投手は、どこの球団にいってもエースを張れるだけの先発投手です。
そんな12球団No.1と称される西武先発陣に対して、ホークス先発陣が互角以上の投球を繰り広げたのが素晴らしかったです。
また、勝っている時はその分、勝ちパターンの投手が登板過多になってしまうもの。
よって、どこかで休みを入れなければなりません。
松本裕樹投手とオスナ投手の勝ちパターンをどこで起用するかがホークスにとってカード勝ち越しの鍵でした。
ただ、終わってみれば松本投手は3連戦で4/12(金)の1試合だけ、オスナ投手は4/12(金)と4/14(日)の2試合。
投手戦が予想される試合で、うまく休みを入れながら勝つことが出来ました。
それは打線の大爆発のおかげです。
4/13(土)に11-2という大勝ができたことで、中継ぎのサイクルをうまく回すことができるようになりました。
結果的に投手野手それぞれが完璧に自分の役割を果たすことができた最高の3連戦でした。
これから二軍で結果を残した選手が一軍に上がり、競争が激化することによって、さらに強くなっていきそうな予感がします。
投手
大津亮介
大津亮介投手は7回1失点の投球でした。
全97球の内、ストライク69ボール28。
印象としては「いつも通り最高」です。
凄く素晴らしい投球ですが、大津投手にとってはこれを当たり前にしてほしいです。
これからホークス先発陣の軸になってもらわなければならない投手なので。
7回にアギラー選手に真ん中のカーブを放り込まれましたがあれは仕方ないです。
仕方ないというか、次回登板に向けて良い材料になったとプラスに捉えて欲しいです。
先発初登板で6回1失点、そして今回が7回1失点。
次回は8回まで投げてくれることを期待してます。
失点は気にせず、とにかくイニング数です。
ホークスのエースになりましょう。
津森宥紀
津森宥紀投手は1回無失点の投球でした。
全19球の内、ストライク11ボール8。
印象としては「文句無しの投球」です。
コルデロ選手、古賀選手、外崎選手を三者連続三振。
なんにも言うことはありません。
特に外崎選手に対する配球がお見事でした。
全球アウトコースの出し入れだけで抑えました。
外のストライクゾーンから逃げていくスライダーと、ボールゾーンから内に入ってくるストレートをアウトコースギリギリのところで出し入れされると打者はなかなか打てません。
また、アウトコースだけにコントロール良く投げてくるので、「もしかしたらそろそろインコースにズバッと来るかもしれない」という頭も持たなければならないので、最後は外崎選手が振り遅れる形でストレートを空振りしたのも頷けます。
8回の男は松本裕樹投手ですが、このような投球を津森投手がしてくれるなら松本投手の負担を減らせます。
オスナ
オスナ投手は1回無失点の投球でした。
全17球の内、ストライク11ボール6。
印象としては「3点差のオスナ」です。
正直こういう展開になるだろうなと思っていました。
3点差だとオスナ投手は本気を出しません。
テキトーに投げます。
先頭打者の源田選手には打ってくださいといっているような真ん中のストレート2球でセンター前ヒット。
1人打ち取って、アギラー選手には制球が定まらず四球。
中村選手への初球はど真ん中のカットボール。
一歩間違えれば同点スリーランです。
ホークスファンをヒヤヒヤさせて、ライオンズファンをワクワクさせた後で、最後はオスナ投手らしく締めてくれました。
守護神はチームが勝っている状態で試合を終わらせれば良いので、正直内容はどうでもいいです。
野手
ホークス選手の一軍打撃成績がこちら。(2024/4/14時点)
ここに来て栗原陵矢選手がお目覚めです。
この試合で3打数2安打1四球。
長打こそなかったものの、しっかり捉えたセンター前ヒットを2本放ってみせました。
おそらく開幕メンバーがレギュラー確定なのはこの試合まで。
来週からは一二軍の入れ替えも考えられます。
最後のチャンスで復調の兆しを見せたことは、チームにとっても栗原選手にとっても非常に大きいです。
そうはいってもトータルの成績が良いとは言えません。
来週以降はオープン戦の頃のように、二軍から上がってきた選手とレギュラー争いを繰り広げることになると思います。
そこの争いに栗原選手が勝つことができるか、それとも二軍から上がってきた選手が奪い取るのか。
そこに注目です。
栗原選手やウォーカー選手の枠でレギュラー争いを繰り広げながら、しっかり上位打線が得点を重ねて勝つという展開がチームとしては理想的です。
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