4/13ホークス四軍対北九州下関フェニックスの試合を見て思ったこと

ホークス考察
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2024/4/13、福岡ソフトバンクホークス四軍対北九州下関フェニックスの試合が行われました

結果は5-2ホークスの勝利です。

今回はこの試合で登板したホークス投手に注目していきます。

野手についてはこの試合の打撃成績と、私が特に気になったことを載せています。

アピールできた若手選手はいたでしょうか。

投手

加藤洸稀

加藤洸稀投手は5回2失点の投球でした。

全88球の内、ストライク53ボール35

印象としては制球が安定しない」です。

前回登板では、6回まで1人の走者も出さない完全投球だったので、その時と比べると変化球&ストレートの精度は落ちています。

また、ずっと悪いというわけではなく、良い回悪い回がはっきりしていました。

良かったのは3回、4回。

悪かったのは1回、2回、5回。

この差をできるだけ少なくしていかなければなりません。

加藤投手はスピードで勝負するタイプではないので、制球が崩れてしまうとどうにもならなくなります。

サルディ

サルディ投手は1回無失点の投球でした。

全15球の内、ストライク8ボール7

印象としては慣らし」です。

ホークスでの初登板ということでストレートを中心に15球を投げ込みました。

配球にはなっていなかったと思いますが、140キロ台中盤の重そうな球がミットに収まっていました。

これだけの球が投げられてまだ18歳

将来性抜群です。

瀧本将生

瀧本将生投手は1回無失点の投球でした。

全11球の内、ストライク6ボール5

印象としては1つ1つの球は面白い」です。

ボール球が多めにはなってしまいましたが、変化量の大きな変化球をいくつも操っていたので致し方ない部分はあります。

先頭打者を空振り三振に打ち取ったスライダー系の球。

次の打者を力のないショートゴロに打ち取った大きな縦割れのカーブ。

最後の打者をサードゴロに打ち取った140キロ台中盤のストレート。

これだけの武器をストライクゾーン内に集まられるようになった時、彼は覚醒するかもしれません

瀧本投手は高卒3年目の20歳の投手。

伸びしろしかありません。

ハモンド

ハモンド投手は1回無失点の投球でした。

全13球の内、ストライク7ボール6

印象としてはほとんどストレート」です。

実際少し動かしている球もあったかもしれませんが、見た感じ140キロ台前半のストレートを外中心に投げ続ける投球に私は見えました。

それでボール球が多くなってしまうのはちょっといただけません。

ストレートを磨いているのであれば、1球ぐらい空振りを取ってほしかったですが、空振りは取れずしっかり前に飛ばされていました。

同期の井﨑燦志郎投手は140キロ台後半をバンバン投げているので、それぐらいインパクトのある投球を期待してます。

今のままでは何が強みかよくわかりません。

大城真乃

大城真乃投手は1回無失点の投球でした。

全11球の内、ストライク8ボール3

印象としては一番良かった」です。

今回の四軍戦で登板した投手の中で一番良かったのが大城投手です。

内外&高低をバランスよく投げ分け、打者に的を絞らせませんでした。

ストレートを意識させ、最後はスライダー。

スライダーを意識させ、最後はストレート。

どちらの配球パターンも完璧でした。

今のホークスは左の中継ぎが手薄なので、アピールを続けていけば支配下登録の可能性は十分あります。

野手

この試合のホークス選手の打撃成績がこちら。

桑原秀侍選手は2打数1安打1本塁打3打点1四球。

加藤晴空選手は3打数2安打。

打つ方ではこちらの2選手がアピールしました。

加藤選手の2本目のヒットはライト前に落ちるポテンヒットで、バウンドが高くなるところを見逃さず二塁打にしました。

この好走塁で間違いなく首脳陣の評価は上がりました。

守りでは初回に藤田悠太郎選手が二度の盗塁阻止。

特に最初の盗塁阻止は、低めのワンバウンドするストレートを捕球しながらの矢のようなストライク送球でした。

あれはまさに甲斐拓也選手です。

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