5/6ホークス四軍対ガイナーズの交流試合を見て思ったこと

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ホークス考察
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2024/5/6、福岡ソフトバンクホークス四軍対香川オリーブガイナーズの交流試合が行われました

結果は2-1ホークスの勝利です。

今回はこの試合で登板したホークス投手に注目していきます。

野手についてはこの試合の打撃成績と、私が特に気になったことを載せています。

アピールできた若手選手はいたでしょうか。

投手

小林珠維

小林珠維投手は6回1失点の投球でした。

全83球の内、ストライク57ボール26

印象としては2回以降は別人」です。

初回は先頭打者に対してインコースの厳しい所を突くものの外れて四球

盗塁されて3番打者にも4球連続でインコースに放りライト前タイムリーで失点。

インコースの意識をさせるのは良かったですが、あまりに投げすぎて狙い打ちされました。

2回以降に小林投手の何が変わったかというと、「大胆さ」が出るようになりました。

基本的に小林投手は真ん中でストライクを取るのを嫌がる投手で、きっちりコースに投げたがりますが、今回は2回以降の四球ゼロ

つまり積極的にストライクゾーンで勝負していたということです。

ホークスには有原航平投手という先発のお手本がいて、有原投手はどんどんストライクゾーンで勝負をします。

有原投手がなぜストライクゾーンで勝負できるかというと、球の強さに加えて球種が豊富だからです。

小林投手も有原投手と同様、カーブ、チェンジアップ、フォーク、スライダー、ツーシームと多彩な球種を持っており、ストレートも140キロ台後半が出ます。

当然、同じような投球スタイルをやろうと思えばできます。

今回は5回をたった6球で抑える省エネ投球を披露しました。

こういった投球ができれば自ずとイニング数は増えていきます。

有原投手との現時点での違いは勝負所での制球力です。

有原投手はここぞの時にギアを一段階上げて絶対に制球を間違えません。

小林投手は良い形で追い込めても、勝負球が甘くなることが多々あります。

小林投手はまだ23歳

これからの成長に期待です。

ハモンド

ハモンド投手は1回無失点の投球でした。

全21球の内、ストライク11ボール10

印象としては雨が凄い」です。

強い雨が降り出しての投球で最高のコンディションでは投げることができませんでした。

ただ、先頭を初球で打ち取り、次の打者も落ち球で空振り三振に打ち取るまでは落ち着いていました。

その後に2者連続四球を出してしまったのがもったいなかったです。

今回はストレートとフォークの2球種での組み立てになりましたが、その組み立ての投手はホークスに数多くいます。

それこそ同期の井﨑燦志郎投手がまさにそうです。

現在のハモンド投手のストレートのスピードは140キロ中盤。

中継ぎで本格派投手を目指すのであれば先発以上の球速は求めたいです。

理想は藤井皓哉投手のように150キロ中盤をコンスタントに出すことです。

フェリックス

フェリックス投手は1回無失点の投球でした。

全12球の内、ストライク10ボール2

印象としては一軍でも投げれる内容」です。

ここ最近の中で一番良い投球内容です。

ストレートでカウントを取り、打者の対応を見ながらチェンジアップを織り交ぜる。

ストレートのスピードは140キロ後半から153キロ。

なかなか打てません。

NPBの一軍打者でも難しいと思います。

ストレートとチェンジアップが1球ずつど真ん中に行ってしまっていたので、そこが修正されると完璧です。

野手

この試合のホークス選手の打撃成績がこちら。

正直、今回の成績はあてになりません。

オスーナ選手のレフト前二塁打は取れる打球。

伊藤大将選手の内野安打はセカンドフライ。

石塚綜一郎選手の二塁打はセンターフライ。

あてになるのは佐倉俠史朗選手のヒットぐらいです。

佐倉選手の二塁打だけは強烈でした。

センター前ヒットかと思いきや、打球が速すぎていつの間にか左中間フェンスまで達していました。

強烈といえば、藤田悠太郎捕手のセカンド送球も強烈でした。

盗塁を刺すことはできなかったものの惚れ惚れする球筋です。

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