2024/4/6、福岡ソフトバンクホークスvs東北楽天ゴールデンイーグルスの一軍公式戦が行われました。
結果は5-4でホークスが勝ちました。
今回はこの試合の全体的な感想と、ホークス投手&野手を取り上げます。
今回の勝利はホークスにとってメリットが多いです。
全体的な感想
状態の良い今宮健太選手が休養日。
7回裏に藤井皓哉投手が4試合連続でらしくない投球。
ホークスにとっては負けてもおかしくない試合でした。
それでも勝てたということでチームにとっては自信になります。
川瀬晃選手や川村友斗選手の先発起用が今後増えていきそうな予感がしますし、藤井投手の配置転換は考えられます。
つまり今後の起用の方針を固めながら勝てたということです。
この流れで4/7先発のスチュワート投手にも頑張ってもらいたいところですがどうなるでしょうか。
投手
モイネロ
モイネロ投手は6回無失点の投球でした。
全98球の内、ストライク60ボール38。
印象としては「悪いなりに6回まで」です。
今回のモイネロ投手は結果こそ6回無安打投球と素晴らしかったですが、前回と比べると制球に苦しみました。
制球が安定していれば、7回8回まで投げれていました。
ただ、悪いなりに6回まで投げ切れてしまうのがモイネロ投手の凄さ。
彼が投げる試合は勝ちを計算できます。
藤井皓哉
藤井皓哉投手は1回2失点の投球でした。
全26球の内、ストライク14ボール12。
印象としては「自分との闘い」です。
3/29バファローズ戦、3/31バファローズ戦、4/3マリーンズ戦。
そして今回の投球。
明らかにおかしいです。
相手がバントの構えをしているのにストライクが入らない試合が2試合続くのは考えられません。
さすがに4回も「らしくない投球」を見せられると配置転換が現実味を帯びてきます。
オープン戦の時のようにストレート、カーブ、フォークがパーフェクトの状態に戻るまでは、楽な場面もしくは二軍再調整がいいと思います。
長いシーズンで藤井投手の力が必要になる時は来ます。
松本裕樹
松本裕樹投手は1回無失点の投球でした。
全22球の内、ストライク13ボール9。
印象としては「本来の球威ではなかった」です。
仙台の寒さが多少影響したのかもしれませんが、全体的にストライクを取るのに苦労していた印象です。
そして決めにいったストレートが145キロという場面もあり、本来の松本投手よりも10キロ程遅くなっていました。
それでも何とか抑えることができて良かったです。
4/7の試合も試合展開によっては登板機会があると思うので、安心して見ていられる投球を披露してもらいたいところです。
オスナ
オスナ投手は1回無失点の投球でした。
全20球の内、ストライク15ボール5。
印象としては「3点差の投球」です。
守護神は、基本的に同点もしくは3点差以内で勝っている試合でしか登板しません。
だから守護神にとって一番余裕がある場面というのが「3点差での登板」になります。
勝った状態で試合を締めくくればよいので、2点までは取られてもいいんです。
オスナ投手は先頭打者から2連続ヒットを許しましたが、正直あれは適当に投げていました。
2人走者を出す前と出した後では、ストレートのスピードが全然違うからです。
茂木選手にはうまく打たれたものの、何とか勝った状態で締めることができた。
それだけで十分です。
野手
ホークス選手の一軍打撃成績がこちら。(2024/4/6時点)
相手先発荘司投手の状態が非常に良い中で、数少ないチャンスをものにして勝てたというのは自信になります。
柳田悠岐選手は最高の場面で放つスターの一発。
代打の切り札中村晃選手は勝負強い一打。
川村友斗選手はプロ初スタメンで犠牲フライ&タイムリーの2打点の活躍。
川村友斗選手は「守れる」という利点があるので、この調子で打ち続ければウォーカー選手からレギュラーポジションを奪う可能性を十分秘めてます。
川瀬晃選手はヒットこそ生まれませんでしたが、今季初スタメンで繋ぎの意識を見せてくれました。
特に3打席目の見逃し三振が印象的です。
1死一二塁の場面で、最高の結果はタイムリー、最悪の結果はゴロを打ってゲッツー。
川瀬選手としてはゴロにならない高めの球に目付けをしていたと思います。
その高めの球が来なかったので無理に振ることなく、柳田選手に走者を溜めた状態で繋いだ。
これで良いんです。
結果的にその回は得点になりませんでしたが、全体的に試合を見る能力があると私は感じました。
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