2024/3/20、福岡ソフトバンクホークスvs阪神タイガースのオープン戦が行われました。
結果は4-0でホークスが勝ちました。
今回もホークス投手1人1人に注目していきます。
野手については、3月の一軍打撃成績を15試合分まとめて記録しています。
2月に行われた対外試合の一軍打撃成績まとめがご覧になりたい方はこちらをご確認ください。
投手
東浜巨
東浜巨投手は6回1/3無失点の投球でした。
全86球の内、ストライク64ボール22。
印象としては「完全に仕上がった」です。
前日10得点の阪神打線に対し、初回はオールストレートで三者凡退。
それも真ん中近辺の球ばかりで。
球が若々しいです。
回を追うごとに変化球の割合を増やしていきましたが、付け入る隙はありませんでした。
変化球の精度も完璧だったので。
完璧すぎてシーズンに入ってからが心配になるレベルです。
今年の東浜投手はやってくれそうです。
杉山一樹
杉山一樹投手は0回2/3無失点の投球でした。
全8球の内、ストライク7ボール1。
印象としては「安定感増し増し」です。
登板を重ねるごとに信頼を積み重ねている印象で、今回も2つのアウトを三振で奪うナイスピッチングでした。
打たれても真ん中に投げ続ける強いメンタルを手に入れた杉山投手ですが、今回に関してはコントロールが抜群でした。
全てコースに決まり甘い球はゼロ。
厳しいコースのストレートでファールを取り、最後は低めの変化球で空振り三振。
彼は本当に杉山投手なのでしょうか。
シーズン序盤は中ロングとして起用されることが予想されますが、信頼をより一層積み重ねると勝ちパターンも狙えるような気がします。
そして2025年シーズンには先発として輝く未来も待ってます。
本当に楽しみで仕方ありません。
オスナ
オスナ投手は1回無失点の投球でした。
全11球の内、ストライク11ボール0。
印象としては「守護神としての意地」です。
前日の登板では丁寧な投球。
悪く言い換えると「逃げの投球」に見えました。
状態の良い阪神打線に警戒し、より厳しいコースを求めた結果、押し出しで失点を許してしまいました。
今回は「攻めの投球」。
全球ストライクです。
走者は2人出したものの、鷹の絶対的守護神として胸を張れる投球内容だったと思います。
糸原選手にど真ん中のストレートが1球あったので、コントロールを武器とするオスナ投手からすると修正したいポイントになります。
1球で流れが変わるのが野球なので。
津森宥紀
津森宥紀投手は1回無失点の投球でした。
全13球の内、ストライク9ボール4。
印象としては「連投テスト難なくクリア」です。
今年は調整が遅れていたので、開幕一軍に間に合うか心配されていましたが、しっかりと合わせてくるのは流石です。
津森投手が安定して登板数を重ねてくれるから、ブルペン陣が計算できます。
かつての森唯斗投手のような立ち位置です。
現在、津森投手は2年連続50試合登板中なので、是非森投手の7年連続50試合登板を目指してもらいたいです。
野手
3月のホークス選手の一軍打撃成績がこちら。(2024/3/20時点)
栗原陵矢選手が本塁打を含む2安打。
徐々に調子を上げてきました。
栗原選手と井上選手のサード争いは栗原選手に軍配が上がりそうです。
今年の打線は怪我さえなければ破壊力は12球団トップクラス。
二軍三軍の選手はかなり気合を入れて打ちまくる必要があります。
2月に行われた対外試合の一軍打撃成績まとめがご覧になりたい方はこちらをご確認ください。
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