8/30ホークス対マリーンズの一軍公式戦を見て思ったこと

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ホークス考察
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2024/8/30、福岡ソフトバンクホークスvs千葉ロッテマリーンズの一軍公式戦が行われました。

結果は6-2マリーンズが勝ちました。

今回はこの試合の全体的な感想をホークス目線で振り返ります。

ホークス投手&野手も個別に取り上げます。

野手に関しては8月の一軍打撃成績も載せてます。

全体的な感想

マリーンズ先発佐々木朗希投手は7回無失点

ホークス先発有原航平投手は5回5失点

今回の試合はこの差が全てです。

ホークスとしては完敗、マリーンズとしては完勝です。

マリーンズはこの試合で勝ちパターン投手を起用していません

つまり、カードの2戦目3戦目に温存できたということです。

ホークスは2位とのゲーム差が9も空いているということで、無理に連投して勝ちパターンを注ぎ込むということはしないので、仮に接戦の展開が続いた場合はマリーンズの方がカード勝ち越しが有利ということになります。

ホークスがこのカードで勝ち越しを狙うのであれば、どこかで大勝を挟まなければなりません。

8/31の先発はホークスがスチュワート投手、マリーンズがメルセデス投手。

マリーンズ打線は粘り強く球数を投げさせてくるので、スチュワート投手はその粘りに負けずにストライク先行の投球ができるかが鍵になります。

投手

有原航平

有原航平投手は5回5失点(自責点4)の投球でした。

全97球の内、ストライク66ボール31

印象としては何かが悪い」です。

有原投手は元々真ん中から多彩な球種でずらし、仕留めたと思ってもゴロを転がさせる、そんな投手です。

ただ今回はその投球が全く通用せず、2回以降は球が甘く入ったところをことごとく捉えられました。

また、本来は打たれても抑えても球数が少ない投手ですが、今回はファールで粘られる場面が目立ち5回で97球という球数になってしまいました。

7月は月間MVPに輝くなど最高の成績だったのにもかかわらず、8月は5試合で防御率5.70の最悪の成績

月が替わって9月からは、また有原投手本来の投球に期待したいところです。

最後に山川選手のエラーという形になりましたが、4回のピッチャーゴロは有原投手がしっかり山川選手の胸に投げていたら取れていたアウトです。

このような集中力を欠いたように見えるプレーは極力減らしていかなければなりません。

又吉克樹

又吉克樹投手は1回1失点の投球でした。

全27球の内、ストライク16ボール11

印象としては無死二三塁からの無失点は凄い」です。

マリーンズ打線の1~3番に捕まり1失点という結果になりましたが、正直特別甘いコースの球を打たれたわけではありません。

打った選手を褒めるべきです。

又吉投手が凄かったのはその後。

1点を取られ、尚も無死二三塁のピンチ

ここを無失点で凌いでみせました。

最後の和田選手には少々球が甘く入る場面もありましたが、角中選手とポランコ選手と対峙した犠牲フライも許されない場面では完璧にコースに投げ切りました。

マリーンズ打線がホカホカに温まっていたのを、又吉投手の投球で少し落ち着けることができたのかなという気はします。

岩井俊介

岩井俊介投手は1回無失点の投球でした。

全9球の内、ストライク8ボール1

印象としては「二軍での投球スタイルと全く変わらない」です。

どんどんストライクゾーンで勝負して簡単に三者凡退で抑えました。

二軍での投球スタイルと全く変わりません。

普通は二軍よりも一軍の方が力のある打者が多いということで、もっと良い投球をしなければといつも以上に力が入ってしまうもの。

それをしなかったのが良かったのかなと思います。

岩井投手は春季キャンプの頃からずっと変わっていません

春季キャンプ、オープン戦、一軍戦、二軍戦と常に結果を残し続けています。

本当はプロ1年目から昨年の大津投手のように、一軍でフル回転してもおかしくないぐらいの存在でした。

それなのに、なかなか一軍に上げなかったというところに何かしらの意図を感じます。

プロ野球選手は一軍で結果を残して大きなお金を稼ぐ職業なので、結果を十分残しているのに一軍に上げないというのはどうかと思います。

ただ岩井投手としては、まだまだここからペナントレース終盤戦,CS,日本シリーズと続いていく中でアピールチャンスはたくさんあります。

先発陣、救援陣共に疲れが見える中で、岩井投手が希望の光として活躍してくれたら最高です。

三浦瑞樹

三浦瑞樹投手は1回無失点の投球でした。

全27球の内、ストライク15ボール12

印象としては「間違えないコントロール」です。

三浦投手が二軍で務めていたのは主に先発。

そして、一軍に上がってから起用されているのは中継ぎ。

役割が全く違います。

それでも与えられたポジションで結果を残さなければなりません。

先発は6回3失点でもOKその分球数は少なく抑える投球を求められる。

中継ぎは球数を何球使ってもOKその分1回を無失点に抑える投球を求められる。

どちらも難しいポジションなのは確かです。

今回の三浦投手は1回を27球で無失点

これは先発投手としてはダメですが、中継ぎ投手とすればOKです。

つまり、見事に先発から中継ぎに適応していることが分かります。

今回の27球の中で、甘く入った球は藤岡選手にヒットを打たれたストレートの1球だけ

この球は3ボール1ストライクカウントで四球を与えるくらいならと投げた球です。

これで三浦投手は一軍に上がってから4試合連続無失点投球

この記録をどれだけ続けられるかに注目です。

野手

ホークス選手の8月一軍打撃成績がこちら。(2024/8/30時点)

<スタメン>

<スタメン外>

この試合でのホークスの得点は山川穂高選手の本塁打による2点。

山川選手は4回に有原投手のショートバウンド送球を取り損ねるエラーがあっただけに、そのミスを挽回する一打となりました。

守備では1回裏にレフト正木智也選手がスライディングキャッチ、7回裏にショート今宮健太選手がセンターに抜けそうな球際のゴロを捌くナイスプレー。

相手打線に攻め込まれる展開が多かった中で、このような良いプレーもありました。

この試合ではマリーンズ13安打,ホークス5安打とホークスが打ち負けてしまったので、次の試合ではやり返すだけです。

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コメント

最近のコメント

うえでぃー
うえでぃー
2024.11.04
ありがとうございます!
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2024.11.04
鷹ファンの心がざわざわする中、冷静で素晴らしい考察だと思います。小久保監督は常に頂点しか許されない立場です。来年に持ち越された試練なのでしょう。若い世代も目白押しなので来年も楽しみしかありません!
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うえでぃー
2024.10.28
初コメントありがとうございます。嬉しいお言葉もありがとうございます。質問の答えとしては、ベルトンさんの考えに全く同意見です。ホークスの25歳以下の野手で最も一軍実績のある選手が一年怪我に苦しんだくらい...
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