3/31ホークス対バファローズの一軍公式戦を見て思ったこと

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ホークス考察
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2024/3/31、福岡ソフトバンクホークスvsオリックスバファローズの一軍公式戦が行われました。

結果は5-2ホークスが勝ちました。

これで開幕3連戦は2勝1敗でホークスの勝ち越しです。

今回はこの試合のホークス投手&野手を取り上げ、開幕3連戦をホークス目線で振り返ります。

投手

スチュワート

スチュワート投手は5回1失点の投球でした。

全75球の内、ストライク45ボール30

印象としては「球数少なめ」です。

開幕ローテーション投手の中で私が一番不安視していたのはスチュワート投手でした。

突如四球から崩れるというパターンが一番多い投手だからです。

それで開幕カードの注目選手に選びました。

ただ、この試合では特に荒れることもなく、4回まで53球と非常に良いペースで投球を続けました。

四球を出しても後続を冷静に抑えることができていたと思います。

唯一の課題は5回

2者連続の四球から犠牲フライで1点取られました。

正直、あの場面は複数点取られていてもおかしくありません。

無死一三塁で宗選手が2ボールから打ち上げてくれたこと。

牧原選手の好判断で一塁走者頓宮選手の二塁進塁を防げたこと。

味方や相手のプレーに助けられて何とか最少失点で切り抜けることが出来ました。

あそこがこの試合のターニングポイントだったと思います。

津森宥紀

津森宥紀投手は1回無失点の投球でした。

全10球の内、ストライク6ボール4

印象としては「オリックス打線の流れを切る投球」です。

スチュワート投手の球がバラつき始めたところで津森投手へのリリーフは完璧なタイミングだったと思います。

あのまま続投していたらかなり危険でした。

そして、津森投手のシーズン初登板とは思えない落ち着いた投球。

しっかり強い球で押していきオリックス打線を三者凡退に抑えました。

今年も頼りになりそうです。

松本裕樹

松本裕樹投手は1回無失点の投球でした。

全19球の内、ストライク10ボール9

印象としては「タフな投球」です。

味方が2点を取り、裏の守りは3番西川選手から。

ここで抑えれば一気にホークスペースで試合を進められる、点を取られたらまだ試合は分からないというタフな投球となりました。

先頭の西川選手には粘られて二塁打。

そこからセデーニョ選手、森選手、頓宮選手というオリックスの強力野手陣を抑えました。

カウントが悪くなっても、決してストライクを取りに行くことはせず、厳しいコースで打ち取りました。

開幕戦の火消しといい、今回の投球といい、開幕から松本投手の存在感が際立っています

藤井皓哉

藤井皓哉投手は1回1失点の投球でした。

全35球の内、ストライク19ボール16

印象としては「本来の状態ではない」です。

フォークが本来の落ちではなく、ストレートも伸び上がるような球筋ではなく、カーブもうまく操れない。

そんな状況で藤井投手が何とかリードした状態で繋ぐことができたのは点差があったからです。

1点差や2点差という接戦ではなく、3点あったので2点取られても大丈夫という安心感はあったと思います。

そういった意味で、7回のピンチを抑えた松本投手や8回表に爆走で1点をもぎ取った周東選手の足は非常に大きかったです。

長いシーズンでこういった不調は必ずありますし、藤井投手に助けられる場面も必ず出てきます。

誰かが悪くてもそれを他の誰かがカバーできるチームは本当に強いです。

オスナ

オスナ投手は1回無失点の投球でした。

全7球の内、ストライク5ボール2

印象としては「いつも通り」です。

3点差の場面だったので多少球が甘めに集まっていましたが、それでも抑えるのが流石です。

シーズン防御率0.00は流石のオスナ投手でも厳しいので、たまに点を取られるならこういう時が良いのになと思ったりもします。

野手

ホークス選手の一軍打撃成績がこちら。(2024/3/31時点)

ウォーカー選手の先制本塁打や栗原陵矢選手の勝ち越しタイムリーも素晴らしかったですが、一番インパクトがあったのが周東佑京選手の走塁です。

1死一塁、走者周東選手は2番今宮選手の一二塁間のヒットでホームまで帰ってきました。

最後はクロスプレーになりましたが問題はそこではありません

周東選手は今宮選手の打球が抜けたのを確認してから走り出した。

今宮選手の打球をフェンスに到達する前でライトが捕球した。

これでホームまで帰ってこれたのが異次元です。

開幕2試合のモヤモヤをここで一気に晴らしました。

次戦で神走塁を見せる為にも、やはり出塁が鍵になってきます。

3連戦の感想

オリックス3連戦を振り返って一番印象深かったのは「エスピノーザ投手」です。

宮城投手と田嶋投手が良いのは分かっているうえで、もう一枚良い投手が現れてしまったなという印象です。

まだシーズンは始まったばかりですが、勝負所でホークスにぶつけてくるパターンが多くなりそうです。

ホークスは開幕カード2勝1敗という好スタートを切れたのは確かですが、3試合全てで僅差の試合でした。

これが3連敗だった可能性も全然あります。

ただ、そんなタフな試合を制することができたことを自信にして、これから勝ちまくってほしいです。

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コメント

最近のコメント

うえでぃー
うえでぃー
2024.11.04
ありがとうございます!
SMBC日本シリーズ2024ホークス対ベイスターズ第6戦の感想
ks
2024.11.04
鷹ファンの心がざわざわする中、冷静で素晴らしい考察だと思います。小久保監督は常に頂点しか許されない立場です。来年に持ち越された試練なのでしょう。若い世代も目白押しなので来年も楽しみしかありません!
SMBC日本シリーズ2024ホークス対ベイスターズ第6戦の感想
うえでぃー
うえでぃー
2024.10.28
初コメントありがとうございます。嬉しいお言葉もありがとうございます。質問の答えとしては、ベルトンさんの考えに全く同意見です。ホークスの25歳以下の野手で最も一軍実績のある選手が一年怪我に苦しんだくらい...
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ベルトン
2024.10.28
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