2024/3/30、福岡ソフトバンクホークスvsオリックスバファローズの一軍公式戦が行われました。
結果は2-0でバファローズが勝ちました。
今回はこの試合のバファローズの注目選手とホークス投手&野手をホークス目線で取り上げます。
ホークスにとっては厄介な投手が現れました。
バファローズ注目選手
この試合の注目選手はエスピノーザ投手。
彼がホークス打線を抑えるか、打たれるかで今後のレギュラーシーズンに大きく影響してくるからです。
結果は6回無失点の投球。
ヒットの内容もウォーカー選手の詰まった当たりの内野安打と甲斐拓也選手のレフト前ヒットだけ。
四球を4つ与えた以外は完璧な内容でした。
先発というのにほとんどツーシームとスライダーの2球種で抑えました。
それだけで十分という判断だったのでしょう。
この投球を見る限り、またホークス戦で投げるのは間違いないです。
ホークスとしては早くこの投手を攻略しなければなりません。
1年中ぶつけられたくなければ。
投手
モイネロ
モイネロ投手は8回2失点の投球でした。
全90球の内、ストライク62ボール28。
印象としては「本塁打以外は完璧」です。
立ち上がりからストレートも変化球もしっかり制球して、テンポ良くアウトを積み重ねていきました。
本当に文句のつけようがない投球だったと思います。
セデーニョ選手の本塁打で2点を失ったものの、いつものホークス打線なら2点ぐらい簡単に取り返してくれるので、無駄な警戒で歩かせる必要もありませんでした。
モイネロ投手が今回のように安定して7回8回を投げられるとなれば、長いシーズン見渡すとかなり大きいです。
有原投手とモイネロ投手をくっつけるのではなく、カードをずらした方が中継ぎの負担は軽減されそうです。
野手
ホークス選手の一軍打撃成績がこちら。(2024/3/30時点)
この試合では4番の山川穂高選手が2本の併殺打。
エスピノーザ投手のツーシームを打たされた形です。
三振ならまだ次に近藤健介選手というヒットメーカーが控えているものの、そこの強みを活かせませんでした。
やっぱり4番の出来は勝敗を分けます。
3月30日はバファローズの4番頓宮選手が先制のきっかけとなるチーム初安打のレフト前ヒットと四球で、ホークスの4番山川選手が無安打。
3月29日は山川選手が均衡を破る勝ち越し本塁打で、頓宮選手が無安打。
開幕第3戦も4番打者の活躍に注目です。
また、開幕から2試合しか経っていませんが、そろそろ近藤健介選手の打順が上がりそうな気がしてます。
全体的に出塁率が低いのに、5番に最強打者近藤選手を置いておく必要が全くないからです。
チャンスで回したいから5番に置いているのに、山川選手が凡退して先頭打者近藤という最悪のケースも多く、打線が機能していません。
特に1番周東佑京選手は2試合でスタメン唯一の無安打。
開幕第2戦で四球と盗塁は記録したものの、1番打者としての役割を果たせていません。
4番は固定でいきたいという話を小久保監督がされていたので、1番柳田3番近藤という形が面白いとは思います。
山川選手が本塁打を放てば、前が近藤選手なので確実に2点は入ります。
2番に足の速い緒方理貢選手、川村友斗選手辺りを置ければ、盗塁のアシストもできます。
もちろん2番周東という選択肢もありですが、三振が多いのが個人的に気になります。
もし第3戦も周東選手が1番センターで出場するなら汚名返上といきたいところです。
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