2024/3/7、福岡ソフトバンクホークス3軍対西部ガスの試合が行われました。
結果は7-4で西部ガスの勝利です。
今回はこの試合で登板したホークス投手に注目していきます。
野手についてはこの試合の打撃成績と、私が特に気になったことを載せています。
アピールできた若手選手はいたでしょうか。
投手
加藤洸稀
加藤洸稀投手は3回5失点の投球でした。
全68球の内、ストライク38ボール30。
印象としては「決め球が無い」です。
ストレートで空振りは奪えなかったものの、ファールは取れていました。
ただそのストレートのストライク率が悪く、投手不利のカウントとなる場面が非常に多かったです。
また、追い込んだとしても決め球にしたいスライダーを悉く見切られるかファールにされ、さらに苦しい投球となりました。
球威、制球、変化球のキレ。
全てにおいてレベルアップが必要です。
赤羽蓮
赤羽蓮投手は1回無失点の投球でした。
全14球の内、ストライク9ボール5。
印象としては「角度あるストレート」です。
この試合ではスピードこそ140キロ台前半でしたが、188cmの長身から投げ下ろす角度ある直球には威力を感じました。
ただ彼はこんなものじゃないはず。
ストレートのスピードと変化球の精度はまだまだ上がっていきます。
スケールの大きさで言えば、第二の千賀滉大投手を目指せます。
岡植純平
岡植純平投手は1回2失点の投球でした。
全31球の内、ストライク18ボール13。
印象としては「低めの意識」です。
ストレートのスピードは140キロ台前半。
赤羽投手のように角度を付けることができない。
そうした中で、岡植投手は低めの意識を徹底しました。
西部ガス打線は振れているのでどうにか低めでゴロを打たせたい。
それでもその低めの球に手を出してもらえず2者連続四球からのスタート。
その後も我慢強く投げていましたが、最後追い込んでからの球が甘く入りタイムリーを許してしまいました。
ほぼほぼ投げている球はストレートなので少しでも浮いてくると打ち頃の球に見えてきます。
だからカーブやカットといった変化球でストライクを取れるようになり、打者に迷わせることが必要になってくると思います。
山崎琢磨
山崎琢磨投手は1回無失点の投球でした。
全23球の内、ストライク12ボール11。
印象としては「ストレートの投げ分け」です。
変化球は3球程度投げていましたが、それ以外はすべてストレート。
外のストレート、内のストレート、真ん中のストレート、高めのストレート、低めのストレート。
自慢のストレートをコース満遍なく投げ込むことで、打者を打ち取ろうとする姿が見えました。
変化球は投げても打者が反応していなかったので、ストレートで押す方が良いという判断だったのでしょう。
難しいコースの球を2本ヒットにされましたが、空振りもファールもしっかり取れていたので質の良いストレートだったと思います。
ストレートのスピードをもう一段階上げ、打者が嫌がる変化球を1つでも身につければ、二軍で勝負できるようになります。
野手
この試合のホークス選手の打撃成績がこちら。
盛島選手は2試合連続の3打数3安打。
間違いなく何か掴んでます。
二軍に自信を持って推薦されると思います。
因みに先日の3軍試合結果がこちら。
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