2/22ホークス対ベイスターズのB組戦を見て思ったこと

ホークス考察
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2024/2/22、福岡ソフトバンクホークス対横浜DeNAベイスターズのB組戦が行われました

今回はこの試合で登板したホークス投手に注目していきます。

野手については2/17のセガサミー戦と併せたB組全選手の打撃成績を載せてます。

現時点で一軍に上がりそうな選手は果たして誰でしょうか。

投手

この日登板した投手は全体的にボール球が多かったです。

1人を除いては…。

アルメンタ

アルメンタ投手は2回1失点の投球でした。

全38球の内、ストライク20ボール18

印象としては「牽制に課題アリ」です。

初回、先頭の梶原選手に対しては三球三振の抜群のスタート。

ただ2番の森選手に初球をライトにはじき返されると、そこから弱点を露呈しました

2回を投げ計2回の牽制悪送球

牽制の練習は間違いなく必要です。

走者を出してからのボール球が多いという部分については、個人的には肯定的な意見を持ってます。

低めへの意識をすごく感じたからです。

走者は出したものの長打で還されることはありませんでした。

ボール球が多すぎると野手のリズムに影響することがあるので、ストライク率を上げていく必要はありますが、意識としてはそのままが良いです。

長打を許さなかった

大山凌

大山凌投手は2回2失点の投球でした。

全33球の内、ストライク18ボール15

印象としては「常にボール先行の投球」です。

最後まで修正できませんでした。

明らかなボール球が続くので、打者カウントでストライクを取りにいったところを痛打されていました。

ストレートと変化球の両方で空振りを取れていた部分を見ると、ある程度制球力がまとまってきたら面白い存在になります。

梶原選手に対して2球で追い込めたのに最終的に三塁打を許した場面でかなり悔いが残っていると思います。

ただ一球の怖さを今知れたのは、逆に良かったのではないかと思ったりもします。

風間球打

風間球打投手は1回無失点の投球でした。

全15球の内、ストライク8ボール7

印象としては「中継ぎで勝負」です。

この試合で投げたホークス投手の中で風間投手が唯一の1回のみ

首脳陣が風間投手は1イニング全力の方が力を発揮できると判断したのでしょう。

私もその通りだと思います。

ストライクが全く入らない時期もありましたが、そこからは脱却。

先頭打者の梶原選手に2ボール1ストライクからうまくセンターに運ばれましたが、前まではヒットではなく四球で先頭を出していました。

ただ、ホークスの一軍中継ぎ陣に食い込むためには、これからもう一段階制球力を上げなければなりません。

プロ入り後2年間で二軍登板が無かった風間投手が、2024年シーズンにどんな姿を見せてくれるのか非常に楽しみです。

前田純

前田純投手は2回2失点の投球でした。

全42球の内、ストライク25ボール17

印象としては「決め球に課題」です。

追い込んでからヒットや四球で出塁を許す場面が数多くありました。

外のストレートで簡単にストライクが取れないから、カウントに余裕が無くなり、結局外のストレートで勝負するしかないという形に私は見えました。

前田投手は先発として勝負する投手なので、絶対にストライクを取れる球が一球は欲しいところです。

また、細かい所ですが外ばかり投げていて内側に全然投げていませんでした

インコースの球は死球を当てた小深田選手に対する打席で2球程度

あとは外か低めに徹底して投げていました。

外しか投げないのであれば打者は踏み込んでくるので、前田投手のストライクゾーンは狭くなり当然ボール球は増えます

2回は流石に当てちゃいけないという気持ちは分かりますが、自分を苦しめることになるので、次回登板ではもっと強気で投げてほしいです。

三浦瑞稀

三浦瑞稀投手は2回無失点の投球でした。

全23球の内、ストライク17ボール6

印象としては「完璧」です。

7選手と対戦しましたが、その内6名で初球ストライクが取れていました。

これは前に飛ばされないコースにしっかりと制球できていたからです。

ストレートと変化球の両方で簡単にストライクが取れており、何も改善点がありません。

ホークスにとって左投手は貴重なので、この良い状態をキープしていけば自ずと一軍登板のチャンスが巡ってきます。

野手

野手は2試合(セガサミー戦、ベイスターズ戦)の打撃成績を併せて表にしてみました。

現時点で目立った選手は正木智也選手廣瀨隆太選手リチャード選手の3選手。

センター、セカンド、サードはレギュラーが確定していないポジションなので、これからアピールを重ねていけばもしかするかもしれません。

3選手以外も全体的に結果を残しているので、チーム力の全体的な底上げになっています。

A組の選手にかなりプレッシャーを与えることができているのではないでしょうか。

あえて名前を挙げさせてもらいますが、大泉選手は全然焦る必要はありません

たまたまヒットが出てないだけで良い当たりは出ています。

公式戦が始まると一軍二軍三軍四軍に振り分けられますが、今は形だけのA組B組C組なので、今調子が悪くて良かったとプラスに捉えてほしいです。

詳しくはこちらをご覧ください。

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