今回はホークスの現役ドラフト提出選手をどこよりも早く予想していきます。
まずはこちらをご覧ください。
こちらをご覧になったという前提のもと、話を進めていきます。
最新の予想はこちらから。
現役ドラフトのルール
現役ドラフトルールについて軽く説明します。
NPB12球団は2選手以上を提出し、他球団の22選手の中から最低1人獲得する。
提出した2選手の内、1選手は確実に他球団に取られる。
現役ドラフトに提出できない選手は以下の通り。
- 外国人選手
- 複数年契約を結んでいる選手
- FA権を持っている選手と過去に行使した選手
- 育成選手
- 年俸5000万円以上の選手
※年俸5000万円以上1億円未満の選手は1人のみ可 - 前年のシーズン終了以降に契約譲渡で獲得した選手
※契約譲渡とはトレード,FA補償,現役ドラフトのこと - シーズン終了後、育成~支配下の選手
現役ドラフトに提出する選手の特徴
現役ドラフトに提出する選手は、
戦力外の選手ではありません。
戦力候補ではあるものの現時点ではチームの中心ではない選手です。
昨年現役ドラフトで選ばれた大竹投手と細川選手が今年大活躍のシーズンになりましたが、これに関して不思議な気持ちは一切ありませんでした。
環境が変われば、選手は変わることがあります。
ただ、球団としてはその選手がチームを離れることになっても、代わりの選手がいる状況を作らなければなりません。
そのためここでの選手選びは非常に重要です。
千賀投手がメジャーに行く前から先発事情は苦しい状況で、先発候補の大竹投手を提出してしまった昨年のホークス球団は悪い例です。
現在のホークス先発事情を知りたい方はこちら。
個人的予想
これからホークスの現役ドラフト提出選手に選ばれそうな2選手を予想していきます。
上林 誠知(28)
上林選手は俊足強肩の外野手です。
上林選手の一軍通算成績はこちら。
(2023年度終了時点)
試合数602,打率.242,本塁打57,打点203,出塁率.288,長打率.416,OPS.704
2017年にブレイクを果たすと2018年はさらに成績を向上させ強打者の仲間入りを果たしました。
そして勝負のレギュラー3年目となった2019年。
度重なる死球による右手の負傷で結果を残せませんでした。
「プロは3年やって一人前」とよく言われますが、本当に惜しかったです。
それから今年まで成績の低迷は続いています。
本来ならば戦力外でもおかしくありません。
ただ、2022年は少ない試合数ながら打率.301を記録。
復活の兆しを見せました。
その後の怪我さえなければ復活のシーズンだったかもしれません。
そう考えると、もう一年勝負するチャンスはあってよいように思えます。
ホークスの左打ち支配下外野手は以下の通り。
柳田悠岐,牧原大成,近藤健介,上林誠知,周東佑京,柳町達,生海,笹川吉康
黄ベテラン,赤中堅,青若手
ベテラン選手はレギュラー格、中堅選手は一軍の試合に数多く出場している、若手選手は二軍で結果を残しつつある。
育成の左打ち外野手だと川村友斗選手の名前も挙がります。
総合すると、上林選手がどうしても必要という状況でないのは事実です。
まとめます。
- 現役ドラフトで選ばれても代わりがいる
- いてくれたら復活の可能性に懸けたい
以上が上林選手を現役ドラフト提出選手に予想する理由です。
<追記>
上林選手の構想外が確定しました。
笠谷 俊介(26)
笠谷投手は奪三振能力の高いサウスポーです。
笠谷投手の一軍通算成績はこちら。
(2023年度終了時点)
防御率3.93,投球回数160.1,奪三振率9.65,被打率.238,四死球率6.06,WHIP1.48
四死球率が低くなれば、モイネロ投手のようなもっと重要な場面で投げることができるでしょう。
そして、モイネロ投手の契約は2024年で切れます。
ただ、笠谷投手の代わりとなる投手はいます。
ヘルナンデス投手(26)です。
笠谷投手より奪三振も四球も出します。
同じタイプのロマン型投手を2人も抱える余裕はないはず。
また、支配下左投手は以下の10人です。
和田毅,嘉弥真新也,モイネロ,ヘルナンデス,笠谷俊介,大関友久,田浦文丸,松本晴,木村大成,大野稼頭央
黄ベテラン,赤中堅,青若手
右投手が25人なので非常に数は少ないです。
まとめます。
- 左投手の希少性
- 四死球率が下がればモイネロ投手級の活躍を期待できる
- モイネロ投手の契約は来年まで
- 同じタイプのロマン型左投手はいる
以上が笠谷投手を現役ドラフト提出選手に予想する理由です。
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