【福岡ソフトバンクホークス】5月の先発ローテーション考察

ホークス考察
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2024年シーズンの3・4月を18勝6敗2分で貯金12も作ったソフトバンクホークス。

この勢いを、強さを、5月も継続していきたい所。

その為には先発ローテーションを再度考えていく必要があります。

ということで今回は、先発投手をどうやりくりしていくのかを私なりに考察していきます。

先月の先発ローテ考察がこちら。

日程確認

5月のホークス一軍公式戦日程がこちら。

そして、対戦チームがこちら。

楽天と西武に対しては同じ曜日の先発ローテで複数回ぶつかることになります。

当然注視しなければなりません。

楽天とは藤井聖投手誰かとの対戦。

西武とは武内夏暉投手今井達也投手隅田知一郎投手のエース格3名との対戦。

全ての試合で1点を争う厳しい戦いが予想されます。

パリーグ順位が2024/5/1時点で2位の日本ハム、3位のオリックスとは5月の第2週に当たることになります。

5月はそこでしか当たらないので、お互い必勝態勢で臨むでしょう。

5/6~8の日本ハム3連戦は北山亘基投手山﨑福也投手福島蓮投手の先発登板が濃厚。

5/11~12のオリックス2連戦はエスピノーザ投手東晃平投手の先発登板が濃厚。

この5試合を良い形で乗り切るのが理想ではありますが、簡単に勝たせてくれない投手ばかりです。

そして、5月の最終週からは交流戦がスタート。

先発投手を6枚揃える必要が出てきます。

固定投手は5名

先発ローテーションを再度考えていく必要があるといっても、ある程度のは決まってます。

有原航平投手、大関友久投手、大津亮介投手、モイネロ投手、東浜巨投手の5名はほぼ固定です。

5名を5月の日程に入れ込むとこうなります。

5/3~5の西武戦の投球内容が東浜投手よりも大津投手の方が良かった場合は、オリックス戦に大津投手をぶつけるローテも組めます。

とにかく様々なパターンが考えられます。

状態が悪くなった投手や疲れが投球に表れた投手は、一旦ローテを飛ばす可能性がありますが、今の所そこまで予想はできないのでこの辺にしときます。

軸の5投手をローテに入れた時にどうしても空きが出るのが5月6日と5月30日

ここが先発ローテを狙う投手にとってはアピールチャンスです。

5月6日

5月6日の試合は個人的に和田毅投手が登板するのではないかと予想します。

スチュワート投手は登録抹消されており投げられない。

二軍で調子の良い三浦瑞樹投手は4/30に108球を投げており、もしこの日に登板すると中5日登板になってしまう。

このように、5月6日に投げれそうな先発候補は少ないです。

石川柊太投手に関しては中ロングとして替えの利かない存在になりつつあるものの、先発の可能性はあります

ただ、和田投手が先発して状態が悪そうだったら石川投手にスイッチすることはできますが、石川投手が先発すると彼が早い回で崩れた場合に安心してロングを任すことのできる投手がいません。

又吉投手や杉山投手、岩井投手とロングもできる投手は揃っていますが、それぞれが今の役割&準備を変える必要が出てきてバタバタします。

和田投手の直近の登板日は4/27(土)で7回を112球で投げ終えています。

その登板では本塁打を許したものの12個三振を奪う素晴らしい投球内容でした。

次回登板も中6日で二軍戦に登板させるという考え方はありますが、110球以上投げていることを考慮すればもう少し間隔を空けておきたいところ。

中8日空けたこの日に丁度一軍の登板日があるので、思い切ってここで一軍復帰登板というのも悪くはありません。

しかも対戦相手は現在2位の日本ハム

先発投手は北山亘基投手

かなり大事な試合になります。

もし和田投手が5月6日に好投して、大関投手が5月8日に2試合連続で試合を作れなかった場合、こうなるパターンもあります。

和田投手は完投を狙える投手ではないので、完投能力の高い有原投手の後で次の日が休みの水曜日に投げるのが一番収まりは良いです。

<追記>
倉野投手コーチが和田毅投手の5月6日先発を明言しました。

ソフトバンク和田毅、6日の日本ハム戦で今季初先発へ 倉野投手コーチ「勝つ投球ができる状態にきた」:「おっ!」でつながる地元密着のスポーツ応援メディア 西スポWEB OTTO!
◆ソフトバンク投手練習(2日、みずほペイペイドーム)  ソフトバンクの倉野1軍投手コーチが、6日の日本ハム戦(みずほペイペイドーム)で和田毅投手(43)を先発起用する方針を明かした。  倉...

5月30日

5月30日も何事も無ければ和田毅投手が先発を務めることが濃厚です。

ただそれだと面白みがなく、二軍でアピールをしている投手に申し訳ないので、3・4月に先発として特にアピールした若手投手を3名紹介します。

5月もアピールを継続することができれば開幕ローテーションに割り込む可能性は十分あります。

三浦瑞樹

三浦瑞樹投手は大卒3年目の育成左腕。

3・4月のウエスタンリーグ成績がこちら。

3/31 阪神戦 6回無失点 球数87
4/7 中日戦 7回無失点 球数97
4/14 阪神戦 4回無失点 球数53

4/30 広島戦 8回4失点(自責点3) 球数108

真っすぐは140キロ台前半ですが走りが良く、スライダー&チェンジアップでも空振りが奪えるので、少ない球数で全ての登板を終えています。

どんな状態でもイニングを消化してくれるありがたい投手です。

村田賢一

村田賢一投手は大卒1年目の支配下右腕。

3・4月のウエスタンリーグ成績がこちら。

3/15 中日戦 5.1回1失点 球数92
3/22 オリックス戦 7回無失点 球数107
4/24 オリックス戦 7回無失点 球数72

村田投手のウエスタンリーグ初登板がウエスタンリーグ開幕戦ということで、相当な期待をかけられていることが分かります。

ストレートの球速は140キロ台前半でプロの投手の中では速い部類には入りませんが、同じ球速帯にツーシーム、カットボール、シンカーがあり、打者は何を投げられているか分からない状態で打ち取られています。

前田純

前田純投手は大卒2年目の育成左腕。

3・4月のウエスタンリーグ成績がこちら。

3/21 くふうハヤテ戦 3回無失点 球数40
3/30 阪神戦 5回3失点 球数73
4/6 中日戦 7回1失点 球数99

4/13 阪神戦 5回1失点 球数82
4/30 阪神戦 6回無失点 球数82

前田投手の素晴らしいところは、どんな時でも逃げないところ。

相手打者がどれだけ痛烈な打球を放っていても、臆せずストライクゾーンに投げ込むことができます。

140キロ台前半のストレートと、大きく曲がるカーブ、そして決め球のチェンジアップも持ち味です。

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