2025/4/6、福岡ソフトバンクホークスvs埼玉西武ライオンズの一軍公式戦が行われました。
結果は11-1でホークスが勝ちました。
今回はこの試合の全体的な感想をホークス目線で振り返ります。
ホークス投手&野手も個別に取り上げます。
全体的な感想
4番が打ち、先発が試合を作る。
まさにホークスが求めていた野球ができました。
近藤健介選手がいない。
栗原陵矢選手がいない。
甲斐拓也選手は巨人へ。
こういった状況の中で、勝つためには4番が打つしかありません。
山川選手の状態がチームの命運を握っています。
上沢投手は開幕から2試合続けて安定した投球。
海野選手との呼吸も徐々に合ってきました。
このまま安定した投球を続け、イニング数も伸ばし、シーズンが終わったころには「上沢がエースだったな」と言わせてほしいです。
投手
上沢直之
上沢直之投手は6回無失点の投球でした。
全97球の内、ストライク68ボール29。
印象としては「要所で併殺」です。
打者によって投げる球種を180度変え、非常に面白い投球を繰り広げました。
縦変化が苦手な選手、横変化が苦手な選手、奥行きを使った投球が苦手な選手。
様々な選手に対応できる球種を持ってます。
また、要所では狙ってゴロを打たせ併殺打でピンチを凌ぎました。
今宮選手のファインプレーも含め、6回までで3度の併殺打がありました。
まず1つ勝って落ち着いたはず。
次回以降はイニングイーターとしての役割も期待したいところです。
杉山一樹
杉山一樹投手は1回1失点(自責点0)の投球でした。
全18球の内、ストライク14ボール4。
印象としては「気にしないでいい」です。
杉山投手らしい球を投げていました。
ストレートでもフォークでも空振りが取れて、何の問題もなかったです。
外崎選手に打たれた高めのストレートは、外崎選手を称えるしかありません。
狙いすました一打でした。
大山凌
大山凌投手は1回無失点の投球でした。
全15球の内、ストライク9ボール6。
印象としては「平沼選手への1球はヒヤッとした」です。
全体的に見ると、しっかり高さもコースもきっちり投げ切れていました。
打者が打てる球は無かったです。
ただ、1球だけ先頭の平沼選手への初球のストレートはヒヤッとしました。
指にかかった球ではありませんでしたし、いかにもカウントを取りに行ったような印象を受けました。
本塁打にならなくて良かったです。
これから大山投手が勝ちパターン等、より大事なところで投げるためにはより1球にこだわった投球をする必要があります。
オスナ
オスナ投手は1回無失点の投球でした。
全20球の内、ストライク13ボール7。
印象としては「昨年よりも良い」です。
オスナ投手の武器はカットボールと言う方もおられるかもしれませんが、個人的にはストレートです。
このストレートでどれだけ押せるかで、投球の質が変わってきます。
昨年はこのストレートを弾き返される場面が多く、39登板で防御率3.76という悔しい結果に終わりました。
スピードもそうですが、何より強さが無かったです。
今年はここまでを見る限り、打者が前に飛ばそうと思ってもなかなか飛ばせないストレートに仕上がってます。
当然昨年より良い状態です。
多少甘く入ってもファールが取れているので、連打はされないだろうなと思います。
今季のオスナ投手に注目しましょう。
野手
今試合で一番目立ったホークス野手は山川穂高選手。
彼しかいません。
本塁打、単打、二塁打。
全てのヒットが得点に結びつきました。
この試合の感覚を忘れずに、どんどん打ちまくってもらいたいなと思います。
柳田悠岐選手はマルチヒット。
そして今宮健太選手がしれっと猛打賞の活躍をしているのも見逃せません。
今年は攻守に大活躍中なので、来年もしかするとWBC日本代表に選ばれるかもしれませんね。
そんな期待をシーズン終了後に抱かせてほしいです。
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