今回は福岡ソフトバンクホークスの甲斐拓也選手が読売ジャイアンツにFA移籍した場合の人的補償予想を行っていきます。
また、その人的補償予想をする上で、避けては通れない事柄もまとめます。
プロテクトリスト
まずは、巨人のプロテクトリストから。
外国人選手や2024年ドラフト指名選手を除いた中で、巨人の主要メンバー28名を独断と偏見で選びました。
※あくまでも予想です。本当のプロテクトリストではありません。
岡本和真、吉川尚輝、丸佳浩、坂本勇人、門脇誠、大城卓三、岸田行倫、萩尾匡也、浅野翔吾、オコエ瑠偉、佐々木俊輔、中山礼都、秋広優人、戸郷翔征、菅野智之、山﨑伊織、井上温大、赤星優志、堀田賢慎、横川凱、西舘勇陽、高梨雄平、船迫大雅、大勢、泉圭輔、大江竜聖、中川皓太、伊藤優輔
海外FA権を行使した菅野投手もプロテクト。
菅野投手のメジャー移籍によって先発の層が薄くなるので、他の先発候補も厚めにプロテクト。
巨人の強みである投手を中心に守りました。
これによってプロテクト外となった選手がこちら。
平内龍太、今村信貴、畠世周、山瀬慎之助、喜多隆介、小林誠司、泉口友汰、近藤大亮、森田駿哉、高橋礼、又木鉄平、京本眞、田中千晴、馬場皐輔、若林楽人、長野久義、増田大輝、重信慎之介、岡田悠希、湯浅大、増田陸、郡拓也
このプロテクト外選手の中から、人的補償選手を選ぶことになります。
阪神よりも優先順位は低い
以下のプロテクト外選手の中からホークスが1人選べる、というわけではありません。
平内龍太、今村信貴、畠世周、山瀬慎之助、喜多隆介、小林誠司、泉口友汰、近藤大亮、森田駿哉、高橋礼、又木鉄平、京本眞、田中千晴、馬場皐輔、若林楽人、長野久義、増田大輝、重信慎之介、岡田悠希、湯浅大、増田陸、郡拓也
阪神から国内FA宣言した大山悠輔選手も甲斐選手と同様に、巨人が獲得の噂。
人的補償選手が複数の球団で重複した場合には、移籍先球団と同一連盟内の球団が優先されるというルールがあるので、まずは阪神球団が指名します。
全ては大山選手の動向次第ですが。
本当は…
巨人は本当にBランクAランクのFA補強をやり慣れてるなと思います。
山田龍聖投手と菊地大稀投手。
彼らは2024年オフに自由契約となり育成契約を打診されていますが、両投手共に二軍では抜群の成績を残してます。
詳しくはこちら。
菊地投手に関しては、2023年シーズンで一軍戦50試合登板も達成してますし実績は十分。
おそらく2025年シーズンが始まる頃には、普通に支配下選手に復帰しているでしょう。
制度の範囲内なので大丈夫なことですが、ずる賢いなとは思います。
もしこの2投手がプロテクト外だったとしたら、ホークスが指名していた可能性は十二分に考えられます。
人的補償予想
以上を踏まえて。人的補償予想を行っていきます。
ホークスが欲しいのは投手か捕手。
良い投手は何人いても困らない。
甲斐選手が抜けた正捕手の穴を埋めたい。
これらが理由です。
候補は以下の6選手、もしくはプロテクト予想した中で実際は外れていた選手です。
平内龍太、今村信貴、畠世周、山瀬慎之助、喜多隆介、小林誠司
阪神が指名するのはおそらく投手。
本当は内野手が欲しいですが、目立っている内野手はだいたいプロテクトされてます。
よって2024年シーズンの成績を踏まえると、平内龍太投手を選ぶのではないかと思います。
阪神の人的補償指名を踏まえ、ホークスが指名するのは小林誠司選手。
本当に本当に悩みました。
少なくともあと3日は考えたいです。
甲斐選手がいなくなったホークスの捕手陣を考えた時に、やはり経験のあるベテラン捕手は1人ベンチに置いておきたいところ。
そうなると名前が挙がるのが嶺井博希選手。
ただ嶺井選手の守備はいつもポロポロしており安定感がありません。
基本的に海野隆司選手と小林選手の2人で回しながら、打てる捕手(例えば石塚綜一郎選手や渡邉陸選手)の台頭を期待する。
この形がベストではないでしょうか。
谷川原健太選手と海野選手の2人で安定した戦いができると判断すれば、期待の強肩捕手山瀬慎之助選手を指名してもよいです。
ただ、ホークスのこれまでのチーム作りを振り返った時に、まずはメンバーを固定してそこから若手の台頭を期待するという形が多かったので、いきなり中堅捕手2人に「任せた!」と投げやりな判断はしないでしょう。
今村信貴投手や畠世周投手は仮に石川柊太投手が移籍した場合の、中ロング要員として重宝します。
ただ、まずは捕手を固めるところかなと思います。
コメント