2024/9/22、福岡ソフトバンクホークス対くふうハヤテベンチャーズ静岡の二軍公式戦が行われました。
結果は13-2でホークスが勝ちました。
今回はこの試合のホークス投手&野手を個別に取り上げます。
野手に関しては、9月二軍打撃成績一覧も載せてます。
現時点で一軍に上がりそうな選手は果たして誰でしょうか。
投手
前田純
前田純投手は7回2失点の投球でした。
全111球の内、ストライク68ボール43。
印象としては「6回までは完璧」です。
ストレート、カーブ、チェンジアップ。
全ての球種が素晴らしく、特にストレートで打者を押し込めていました。
球威が落ちた7回には連打を喰らう場面もありましたが、6回まではほぼ完璧です。
前田投手の今後の課題は、100球近くになっても安定して140キロ以上のストレートを投げられるようになること。
球速が安定してさらに長い回を投げれるようになれば、来季は一軍先発ローテーション争いに入っていけます。
渡邊佑樹
渡邊佑樹投手は1回無失点の投球でした。
全7球の内、ストライク5ボール2。
印象としては「球が甘い」です。
点差が空いているからなのか、自分の球に自信があるからなのか、甘めのコースのストレートを中心に投球していきました。
それでも打たれたヒットは1本と球の力で押し込めました。
一軍を意識するのであればもう少しコースへ投げ切ってほしかったなという気はします。
一軍でこのような投球はしないはずなので。
笠谷俊介
笠谷俊介投手は1回無失点の投球でした。
全23球の内、ストライク13ボール10。
印象としては「挨拶代わりの四球」です。
笠谷投手と言えば四球。
その四球をホーム最終戦で筑後のホークスファンに見せつけました。
打者4名と対戦し、四球1つに三振3つ。
何とも笠谷投手らしいです。
2ボールにから真ん中のストレートを見逃してくれたり、3ボールから真ん中のストレートを見逃してくれたりと相手打者に助けられた部分はありました。
一軍昇格のアピールにならなかったのは確かです。
野手
ウエスタンリーグのホークス選手9月打撃成績がこちら。(2024/9/22時点)
<スタメン>
<スタメン外>
この試合で複数安打を放ったのは、三森大貴選手と笹川吉康選手の2名。
三森選手は3打数2安打1四球1打点(単打2)
三森選手らしい、三森選手にしかできない打ち方で低めの球を逆方向へ運びました。
これでスタメン出場時は4試合連続複数安打。
凄まじいアピールを続けています。
内外野守れてこれだけの打撃のアピールがあれば、そろそろ一軍に呼ばれてもおかしくありません。
笹川選手は4打数2安打1打点(単打1、二塁打1)
二軍とはいえ、9番打者で出場することは屈辱的だったはず。
ただ9月の成績を見る限り、9番に置かれても何の不思議もありません。
これから上位で打てるようにまたアピールを続けていくだけです。
守備を見ると、4回のレフト佐藤航太選手のジャンピングキャッチはお見事でした。
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