2024/8/27、福岡ソフトバンクホークスvsオリックスバファローズの一軍公式戦が行われました。
結果は3-1でホークスが勝ちました。
今回はこの試合の全体的な感想をホークス目線で振り返ります。
ホークス投手&野手も個別に取り上げます。
野手に関しては8月の一軍打撃成績も載せてます。
全体的な感想
立ち上がりに苦しみながらも1失点に抑えたモイネロ投手。
初回には3四球を貰いながら大量得点に繋げられなかったバファローズ打線。
この試合の勝負所は意外にも序盤にありました。
バファローズ打線がモイネロ投手を攻め立てられない内にホークス打線が3点取り、それによってモイネロ投手も立ち直り、その後はスイスイと試合が進みました。
8/28の先発はホークスが大関投手、バファローズが山下投手。
正直、ただただ長崎の天気が心配です。
開催されることを願うばかりです。
投手
モイネロ
モイネロ投手は6回1失点の投球でした。
全109球の内、ストライク67ボール42。
印象としては「序盤は丁寧に投げすぎた」です。
前回登板のイーグルス戦では、甘い球だけでなくコースに決まった球も捉えられ、かなり怖さを感じる登板となりました。
ということで今回は前回以上にコースを意識した立ち上がりとなりました。
2回までに62球。
かなり多めの球数です。
特に初回は37球も投げているのに、先頭打者の太田選手に対する初球のストレートぐらいしか甘い球はありませんでした。
コースに投げすぎて四球連発です。
ただ、投球を重ねていく中でバファローズ打線とイーグルス打線の状態の違いに気付き、2回の福田選手に粘られたところぐらいからどんどん甘めのゾーンに投げ込めるようになりました。
そして、味方が2回裏に3点を取ってくれてからは、さらに楽に投球することができるようになりました。
結果的に6回無失点でQS達成。
十分すぎる投球内容です。
後から振り返ると、2回に先頭の頓宮選手がヒットで出塁した後に、若月選手が一球でバント失敗をしてくれたのが、流れを変える意味でもモイネロ投手が立ち直るきっかけという意味でも大きかったなと思います。
藤井皓哉
藤井皓哉投手は1回無失点の投球でした。
全30球の内、ストライク20ボール10。
印象としては「球速が出てない」です。
藤井投手といえば150キロを超えるストレートと落差の大きなフォークが魅力の投手。
ただ今回は150キロを超えるストレートが1球もありませんでした。
その分、バットには当てられます。
結果的にストレートで奪った空振りは太田選手に対する2球目の1回だけです。
それでもフォークの切れ味&精度が良かったので何とかゼロで抑えることが出来ました。
フォークの状態も悪かったらと思うとゾッとします。
ヘルナンデス
ヘルナンデス投手は1回無失点の投球でした。
全11球の内、ストライク7ボール4。
印象としては「らしい投球」です。
ここ最近のヘルナンデス投手は抑えてはいるものの、絶対的な感じがしませんでした。
なぜならストレートで空振りが奪えていなかったからです。
ただ今回はストレートでガンガン押して、空振りを奪っていました。
三者凡退投球でその内2つのアウトは三振です。
今回のように欲しい所で空振りが奪えるようになると、信頼度はさらに上がってきます。
松本裕樹
松本裕樹投手は1回無失点の投球でした。
全19球の内、ストライク10ボール9。
印象としては「西野選手への四球が勿体ない」です。
今回は西野選手に四球を与えたものの、無失点で抑え試合を締めました。
勝てたので良かったですが、この四球は必要無かったと思います。
3-1の2点リードの展開で四球を与えると本塁打で同点になってしまうからです。
どんな強打者が立っていたとしても勝負という選択肢しかありません。
次回登板では得点差に応じた投球を期待します。
野手
ホークス選手の8月一軍打撃成績がこちら。(2024/8/27時点)
<スタメン>
<スタメン外>
得点のチャンスは多くありましたが、それを得点に繋げられたのは2回だけ。
打線の状態が悪いバファローズが相手で良かったなと思います。
正木智也選手の同点本塁打。
石塚綜一郎選手のヒット。
佐藤直樹選手の勝ち越しタイムリー三塁打。
今宮健太選手の犠牲フライ。
流れるような攻撃で3点を取った2回の攻撃はお見事でした。
5回には今宮健太選手がボテボテのゴロを難なく捌くファインプレー。
7回には甲斐拓也選手がベースのかなり手前でバウンドした藤井投手のフォークを止めるファインプレー。
守備で隙を作らない野球がいつも通りできていました。
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