【福岡ソフトバンクホークス】8月の先発ローテーション考察

ホークス考察
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福岡ソフトバンクホークスの2024年シーズンのこれまでを振り返ると、3,4月は18勝6敗2分で貯金12、5月は13勝9敗で貯金4、6月は17勝5敗1分で貯金12、7月は11勝10敗で貯金1

7月に入ってから少し勢いに陰りが見られます。

8月は2位以下のチームがもう太刀打ちできないというぐらい、圧倒的な戦いをしていきたいところ。

ということで今回は、8月の先発ローテーションを私なりに考察していきます。

3,4月の先発ローテ考察がこちら。

5月の先発ローテ考察がこちら。

6月の先発ローテ考察がこちら。

7月の先発ローテ考察がこちら。

3~7月の先発一覧

まずは2024年シーズンのこれまでの先発投手を振り返ります。

3月の先発投手一覧がこちら。

3月

4月の先発投手一覧がこちら。

4月

5月の先発投手一覧がこちら。

5月

6月の先発投手一覧がこちら。

6月

7月の先発投手一覧がこちら。

7月

全体的に見ると、有原航平投手モイネロ投手の2人を軸にローテーションを組んでいることが分かります。

有原投手とモイネロ投手が同一カードで先発したのは開幕カードのオリックス3連戦のみ。

登板カードをばらけさせることによって、長期連敗を避ける狙いがあります。

また、この2人だけじゃないというのが今季のホークスの凄い所。

大津亮介投手は序盤は状態が良くても登板間隔を空けていましたが、6月後半から7月にかけて5週連続で土曜日に先発するなど起用のされ方が変わってきてます。

スチュワート投手も7月に今季初めて3週連続で金曜日に先発するなど信頼感がより上がってきてます。

8月もこの4名の先発投手を軸に戦っていくことになるでしょう。

個人的には大関友久投手にもどっしりと先発ローテの一角を担ってほしい気持ちはあります。

日程確認

8月のホークス一軍公式戦日程がこちら。

8月の注目ポイントは悪魔の9連戦(8/10~18)。

ここを良い形で乗り切れたら、優勝にグッと近づきます。

良い形というのは「中継ぎ投手に連投をさせないこと」

その為には、先発投手が長いイニングを投げる必要があります。

有原投手、モイネロ投手、大津投手といったQS率の高い投手に求められるものは間違いなく高いです。

考えることが少ないのが理想

先発ローテーションは決まった選手が安定して結果を残してくれるのが理想です。

例えばこんな感じ。

火曜日のモイネロ投手

水曜日の大津亮介投手

金曜日のスチュワート投手

土曜日の有原航平投手

日曜日の大関友久投手

ここを固定して、あとの試合は状態が良い投手に任せるという形です。

考えないといけない試合は3試合残っていますが、逆に考えると3試合だけ考えていれば良いということ。

倉野投手コーチからすれば相当楽です。

ただ、それぞれの投手の状態がずっと良いとは限りませんし、怪我をする可能性だってあります。

こんな想定通りに事が運ぶわけがないと思って、第二第三の矢を準備していることでしょう。

今季は試合を壊す投手が少ない

2024年シーズンのホークスは試合を壊す先発投手が例年と比べてかなり少ないです。

それ自体は良いことですが、それによって実績の無い若手先発投手に出場機会が巡ってこないという現状があります。

そういった意味では大山凌投手は非常にラッキーです。

石川柊太投手が先発した6/16阪神戦で2イニング。

和田毅投手が先発した7/5楽天戦で3イニング。

東浜巨投手が先発した7/10オリックス戦で3イニング。

ベテラン投手達が大山投手にアピールの場を与えてくれました。

もちろんそのチャンスを活かした大山投手は素晴らしいです。

一軍初先発となった7/17ロッテ戦では3回3失点と結果を残せませんでしたが、8/1楽天戦で再び先発のチャンス。

ここで結果を残すことができれば、一軍定着がさらに近づきます。

ただ、ここで大山投手が結果を残せなかった時、他の投手にとっては大チャンスです。

先日支配下登録された三浦瑞樹投手前田純投手

彼らは一軍では大山投手と同様、まず中ロングからの起用になるでしょう。

もし、8/1楽天戦で大山投手が序盤で崩れ、三浦瑞樹投手がロングリリーフで好投すれば、次週は三浦投手に先発のチャンスが訪れるかもしれません。

また、その三浦投手が8/8ロッテ戦で崩れ、前田純投手がロングリリーフで好投すれば、次週は前田純投手に先発のチャンスが訪れるかもしれません。

つまり、木曜日の先発枠争いは激アツということです。

8/12楽天戦

8/12楽天戦は唯一先発が定まっていません

9連戦の3試合目ということで先発投手が足りないからです。

正直、誰が投げてもおかしくないです。

ベテランの和田毅投手、東浜巨投手、石川柊太投手

中堅の板東湧梧投手、笠谷俊介投手

若手の大山凌投手、三浦瑞樹投手、前田純投手、松本晴投手

そして、高卒ルーキーらしからぬ高卒ルーキー前田悠伍投手

支配下で元気に投げている先発候補全員にチャンスがあります。

一番状態の良い投手がこの試合で投げると思うので、これまでの一軍実績は無視です。

10名の候補の中で誰が選ばれるのか。

バチバチの争いに期待です。

コメント

最近のコメント

うえでぃー
うえでぃー
2024.11.26
全然大丈夫ですよ!個人的に田中投手の獲得は無いと思います。11/26時点で支配下枠残り5,育成選手55名なので枠が足りません。どうしても即戦力先発投手を獲得したいなら上沢投手ではないでしょうか。
11/25アジアウインターリーグNPB RED対NPB WHITEの感想
ポテト
2024.11.26
記事の内容と関係ないコメントですみません。先日楽天退団を表明した田中将大投手の獲得はあるでしょうか?うえでぃーさんの考えを聞きたいです。
11/25アジアウインターリーグNPB RED対NPB WHITEの感想
うえでぃー
うえでぃー
2024.11.04
ありがとうございます!
SMBC日本シリーズ2024ホークス対ベイスターズ第6戦の感想
ks
2024.11.04
鷹ファンの心がざわざわする中、冷静で素晴らしい考察だと思います。小久保監督は常に頂点しか許されない立場です。来年に持ち越された試練なのでしょう。若い世代も目白押しなので来年も楽しみしかありません!
SMBC日本シリーズ2024ホークス対ベイスターズ第6戦の感想
うえでぃー
うえでぃー
2024.10.28
初コメントありがとうございます。嬉しいお言葉もありがとうございます。質問の答えとしては、ベルトンさんの考えに全く同意見です。ホークスの25歳以下の野手で最も一軍実績のある選手が一年怪我に苦しんだくらい...
生海選手、齊藤大将投手、小林珠維投手の構想外報道について思うこと
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