2024/6/22、福岡ソフトバンクホークスvs千葉ロッテマリーンズの一軍公式戦が行われました。
結果は3-1でホークスが勝利しました。
今回はこの試合の全体的な感想をホークス目線で振り返ります。
ホークス投手&野手も個別に取り上げます。
野手に関しては6月の一軍打撃成績も載せてます。
全体的な感想
ホークスの今季の強さが凝縮された試合でした。
序盤は完全にマリーンズペース。
6回までにマリーンズが得点圏に進めなかったのは3回だけ。
ただ、そんなピンチを作りながらもマリーンズの得点は1点のみ。
ホークス先発大津亮介投手の粘りです。
そうした中で、ホークスが7回裏に今試合初めてのビッグチャンス。
1死から4番山川穂高選手が11球投げさせ死球。
5番近藤健介選手は10球投げさせレフトへの二塁打。
1死二三塁のチャンスで三塁走者の山川選手に代走緒方理貢選手。
勝負をかけた場面で6番柳町達選手がきっちり犠牲フライ。
取りたい時に1点が取れたというのが大きいです。
そして、その打線に応えるかのように、8回表は大津投手がマリーンズ打線の2~4番を三者連続三振。
一気に流れを引き寄せました。
8回裏には2死走者無しから1番周東佑京選手が勝ち越し本塁打。
前日に津森投手、ヘルナンデス投手、松本投手、杉山投手という勝ちパターン投手が投げており、延長戦は極力避けたい中で最高の一本になりました。
序盤は我慢で、中盤に良い流れを作り、終盤に大爆発。
理想的な試合展開です。
6/23の先発はホークスがモイネロ投手でマリーンズがメルセデス投手。
どちらも11試合に先発登板し防御率1点台&QS率80%以上。
凄い投げ合いが見られそうです。
ホークスとしては既にカード勝ち越しを決めているので楽な気持ちでは挑めます。
ただ、モイネロ投手が先発なので勝ちを計算したいのが本音です。
投手
大津亮介
大津亮介投手は8回1失点の投球でした。
全115球の内、ストライク78ボール37。
印象としては「最高の投球」です。
大津投手のおかげで勝てた試合と言っても過言ではありません。
この投球が無ければおそらく種市投手は完封でもしていたでしょう。
序盤は本当に「我慢」の投球。
追加点を許しそうで許しませんでした。
4回には無死一二塁の大ピンチで茶谷選手が犠打をしたところ、大津投手自身の好フィールディングで併殺に。
6回には2死二塁でショート後方に落ちそうな打球を、ショート今宮選手がジャンピングキャッチ。
大津投手の投球だけでなく、チーム全体の守備も流れを良くする要因になりました。
6/21は大量援護がありながらスチュワート投手が5回までしか投げれずに中継ぎを大量に起用してしまいましたが、この試合で中継ぎはオスナ投手しか投げていません。
同一カード3連勝の準備を整えたという意味でも非常に大きな投球です。
オスナ
オスナ投手は1回無失点の投球でした。
全11球の内、ストライク9ボール2。
印象としては「ストレートが強い」です。
ここ最近のオスナ投手は非常に安定しています。
何も言うことがありません。
高めのボール気味のストレートに手を出してもらえるようになった結果、ストライクゾーンが広がっているイメージです。
これから四球の数も以前のように少なくなるのではないでしょうか。
野手
ホークス選手の6月一軍打撃成績がこちら。(2024/6/22時点)
<スタメン>
<スタメン外>
6安打で3得点。
改めて非常に得点効率が良いです。
打線の中で最も気になるのが4番山川穂高選手。
今でもホークスは順調に貯金を増やし続けているので、彼の打棒が完全復活すればもう止められません。
7回に2球で追い込まれてから粘って死球で出塁したあの打席がきっかけになってくれたらいいなと思います。
追い込まれてからの種市投手のフォークボールは何とか当てるのが精一杯かと思いきや、自分のスイングで力強い打球のファールを飛ばしていました。
ボールの軌道とスイングの軌道が合ってきた証拠です。
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