2024/5/4、福岡ソフトバンクホークス対中日ドラゴンズの二軍公式戦が行われ、結果は6-3でホークスが勝ちました。
今回はこの試合で登板したホークス投手に注目していきます。
野手は、ホークスの5月二軍打撃成績一覧と、注目選手を取り上げて紹介します。
現時点で一軍に上がりそうな選手は果たして誰でしょうか。
投手
笠谷俊介
笠谷俊介投手は5回無失点の投球でした。
全86球の内、ストライク52ボール34。
印象としては「ストレートの制球がまずまず良かった」です。
ここ最近の投球ではストレートでなかなかストライクが取れず、カーブを中心に組み立てたりしていました。
ただ今回は初回からストライクゾーンにストレートを制球できていたので、ストレートを中心に組み立てました。
これが本来の投球スタイルだと思います。
本来の投球スタイルに近づいていることは良いですが、5回で86球は少し球数が多いです。
3ボールカウントが計6回もあり、その内2回四球を出してしまったことで、球数が多くなりました。
ここが改善されない限り、完投が狙える先発投手にはなれません。
木村大成
木村大成投手は1回無失点の投球でした。
全21球の内、ストライク13ボール8。
印象としては「なんとか踏ん張った」です。
先頭にヒット、次の打者に四球を与える展開で苦しい投球を余儀なくされました。
ただ、相手のバント失敗によって落ち着きを取り戻し、その後はチェンジアップを有効に使いながらゼロに抑えることが出来ました。
木村投手は怪我明けということでまだ完全な状態ではありません。
これから徐々に状態を上げてくれるでしょう。
昨年は一度も二軍の舞台で投げることが出来なかったので、そういった意味では大きな一歩です。
澤柳亮太郎
澤柳亮太郎投手は2回2失点の投球でした。
全41球の内、ストライク26ボール15。
印象としては「先頭四球がもったいない」です。
7回の投球だけを見るとたった12球で抑えることができていたので、完璧な内容でした。
ただ、回跨ぎをした8回は先頭に四球を出し、苦しい投球を余儀なくされました。
ビシエド選手には低めのカットボールを拾われレフトスタンドへ。
オープン戦でも阪神の森下選手に外角低めのカットボールをレフトスタンドに運ばれたように、セリーグの強打者は低めの変化球を拾うのが非常にうまいです。
今回は7回も8回も同じ投球スタイルで投げていましたが、間違いなく球威は7回より8回の方が落ちてます。
長い回を投げる時はストレート、カット、フォークだけでなく、球速差をつけれるカーブも多く使っていくべきだと思います。
鍬原拓也
鍬原拓也投手は1回1失点の投球でした。
全13球の内、ストライク10ボール3。
印象としては「少しのミスが命取り」です。
全体的に低めにボールを集めてゴロで打ち取ろうとする姿勢は感じました。
ただ、龍空選手に対してはストレートが甘く入り長打を喰らってしまいました。
もう150キロ中盤のストレートでガンガン押していくスタイルではないので、少しの失投でも打者は見逃してくれません。
1球の大切さを感じます。
野手
ウエスタンリーグのホークス選手5月打撃成績がこちら。(2024/5/4時点)
この試合で一番目立ったのはウォーカー選手。
4打数3安打1四球1本塁打2打点の活躍です。
シーズン開幕後は調子が上がらず持ち前のパワーを見せつけることができていませんが、まだまだシーズンは序盤。
ウォーカー選手の力が必要になる時は来ます。
ウォーカー選手以外の右打者も好調をキープしています。
佐藤直樹選手は5打数2安打1打点。
井上朋也選手は4打数2安打1打点。
廣瀨隆太選手は4打数1安打1犠打。
次の一軍昇格はこちらの3名の誰かです。
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