2024/5/5、福岡ソフトバンクホークス四軍対愛媛マンダリンパイレーツの交流試合が行われました。
結果は4-1でパイレーツの勝利です。
今回はこの試合で登板したホークス投手に注目していきます。
野手についてはこの試合の打撃成績と、私が特に気になったことを載せています。
アピールできた若手選手はいたでしょうか。
投手
加藤洸稀
加藤洸稀投手は6回1失点の投球でした。
全110球の内、ストライク53ボール57。
印象としては「見ていて疲れる投球」です。
バットを振らなくても点が入りそうなくらい荒れていました。
6回だけで6四球。
3ボールカウントから手を出してもらい結果的にアウトになることもしばしば。
パイレーツの選手達はNPBの投手から打って、評価を上げて、NPBに入りたいと思っているので、四球祭りは求めていません。
失点がランダウンプレーを起こされての1点のみというところが驚きです。
村上舜
村上舜投手は1回2失点の投球でした。
全20球の内、ストライク11ボール9。
印象としては「運が無かった」です。
先頭打者は普通のセカンドゴロにファーストの佐久間選手が追いすぎて村上舜投手がファーストのベースカバーに入ることになり内野安打。
次の打者は初球をバントファールにするなど追い込んだ後に、変化球が高めに浮きライトへの二塁打。
その次の打者はレフトへの犠牲フライ。
送球間に二塁走者が三塁へ。
その次の打者もレフトへの犠牲フライ。
効率良く得点を重ねられました。
普通に佐久間選手がファーストに入っていたら点は入っていませんし、普通にバントが決まっていたら点は入っていません。
運も実力の内とは言いますが、少し可哀想な結果になりました。
佐藤琢磨
佐藤琢磨投手は1回1失点の投球でした。
全19球の内、ストライク7ボール12。
印象としては「牽制&制球に課題」です。
佐藤投手はいきなり先頭打者をストレートの四球で歩かせてから、その一塁走者に1球だけ牽制してあとはノーマークにしていました。
それが後に失点を生みます。
次の打者はインコースのストレートで見逃し三振。
その次の打者の2球目に完全に盗まれて二盗成功。
佐藤投手が「二盗はあっても三盗は無い」と決めつけている間に、二塁走者はタイミングを計り、その打者の5球目に三盗成功。
完全にやられました。
結局、三塁走者がセンターへの犠牲フライで生還し、無安打での失点です。
制球力はすぐにどうにかなるものではありませんが、牽制は意識1つで変えられます。
次回登板では走者を出してからの投球に注目です。
因みに二盗三盗を決めた選手は漆原幻汰選手です。
野手
この試合のホークス選手の打撃成績がこちら。
この試合「打」でアピールしたのはオスーナ選手。
右に左にヒットを放ち、3本目はボテボテのサードゴロを快速でセーフにしました。
走攻守三拍子揃った5ツールプレイヤーになる素質を感じさせます。
また2安打放った佐藤航太選手も素晴らしいです。
オスーナ選手と佐藤選手はどちらも外野手。
ホークスの外野手は一軍から四軍まで本当に凄すぎです。
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