2024/3/6、福岡ソフトバンクホークスvs東京ヤクルトスワローズのオープン戦が行われました。
結果は2-0でホークスが勝ちました。
今回もホークス投手1人1人に注目していきます。
野手については、3月の打撃成績を4試合分まとめて記録しています。
2月に行われた対外試合の一軍打撃成績まとめがご覧になりたい方はこちらをご確認ください。
投手
東浜巨
東浜巨投手は4回無失点の投球でした。
全61球の内、ストライク38ボール23。
印象としては「ストレートは走っていた」です。
変化球が甘く入ってヒットを許す場面は見られたものの、ストレートを弾き返されたのは中村悠平選手だけ。
それも長打ではなく、逆方向への単打です。
ストレートに関しては自信を持って投げていけると思います。
課題は変化球。
どれだけ低めに制球できるかです。
ただ、昨年のストレートが走らない時期よりは、間違いなく前に進んでいます。
藤井皓哉
藤井皓哉投手は1回無失点の投球でした。
全11球の内、ストライク10ボール1。
印象としては「最高の投球」です。
三者連続三振。
ストレート凄い!
カーブ凄い!
フォーク凄い!
終わり!!!!
ヘルナンデス
ヘルナンデス投手は1回無失点の投球でした。
全15球の内、ストライク9ボール6。
印象としては「コースよりも高さ」です。
前回登板の3/3斗山ベアーズ戦では自慢のストレート&スライダーで空振りを1球も奪えませんでした。
ただ、今回はしっかりと空振りファールが奪えていたので、キレが出てきたのかなと思います。
また、今回の投球を見て思ったのが、ヘルナンデス投手は高いボールと低いボールがはっきり分かれていたということです。
コースが多少甘くなっても高ささえ間違えなければ事故にはなりません。
高めには強いストレート、低めにはスライダーもしくはストレート。
この投球を安定して披露すれば、1回をしっかり任すことができるでしょう。
オスナ
オスナ投手は1回無失点の投球でした。
全19球の内、ストライク13ボール6。
印象としては「何も心配ない」です。
球速は抑えめでしたが、それでも150キロ出ていましたし、ヒットゾーンに飛ばされないコースに投げ込んでいました。
カウントが悪くなっても、厳しいコースでストライクが取れるのがオスナ投手の強みです。
モイネロ
モイネロ投手は1回無失点の投球でした。
全18球の内、ストライク13ボール5。
印象としては「スーパーモイネロ」です。
久しぶりにホークスのユニフォームで登板するモイネロ投手を見たので、忘れていたわけではありませんが、改めて凄いなと思いました。
今季実戦初登板で153キロのストレートをバンバン投げて、カーブもキレキレ。
何も言うことがありません。
先発として長い回を投げるのであれば、打たせて取る投球を身につける必要があります。
ただ、モイネロ投手は千賀投手のように奪三振多めで球数多めの先発投手になる気がします。
松本裕樹
松本裕樹投手は1回無失点の投球でした。
全19球の内、ストライク15ボール4。
印象としては「順調」です。
最後の打者の内山選手に対しては粘られたものの、四球を出さずゾーン内で勝負できていたところが良かったと思います。
開幕に向けてもう一段階出力を上げていくとは思いますが、現段階で心配な所はありません。
野手
3月のホークス選手の打撃成績がこちら。(2024/3/6時点)
この試合で注目したいのが6回裏に先頭の周東選手が三塁線を破る二塁打で出塁した場面。
次の打者の今宮選手はバントのサインでバントが出来ず、追い込まれてしまいました。
ただ、そこから異常な粘りを見せ、最終的にセカンドゴロで走者を進めます。
何が何でも右に転がすんだという執念を感じました。
こういった細かい部分を確実にこなせるチームになれば、優勝に一歩近づきます。
2月に行われた対外試合の一軍打撃成績まとめがご覧になりたい方はこちらをご確認ください。
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