2024/2/18、ホークスA組紅白戦の2日目が行われました。
この日も、若手のアピールが止まりません。
前回は投手だけでしたが、今回も投手を中心に見ていきます。
なぜならホークスの課題は間違いなく投手力だからです。
野手については2/17,18の全選手の紅白戦打撃成績を載せてます。
前回の記事はこちら。
投手
まずは投手から。
スチュワート
スチュワート投手は1回無失点の投球でした。
印象としては「ラッキーな無失点」です。
全12球の内、ストライク6ボール6。
スチュワート投手のクイックが遅いという部分で川村選手や三森選手に盗塁を仕掛けられ、川村選手には盗塁を決められたものの、三森選手の盗塁は甲斐キャノン発動で阻止。
井上選手に対しては良い打球を飛ばされたものの、ファーストライナーで三塁走者川村選手が飛び出しゲッツー。
結果的にゼロで抑えられたということは良かったです。
ただ、制球クイック含め課題の多い登板になりました。
石川柊太
石川柊太投手は1回無失点の投球でした。
印象としては「牧原選手様様」です。
全17球の内、ストライク10ボール7。
先頭打者に四球。
それでも結果的に0点で抑える。
石川投手らしいと言えばらしいです。
ただこの登板に関しては、セカンド牧原選手のファインプレーが大きかったです。
もし今宮選手の打球がセンターに抜けていたら、一三塁のピンチになり、海野選手のレフトフライで1点取られていました。
今回は石川投手の得意球種パワーカーブを投げずにどれだけ抑えられるかを試しているような気がしているので、次回以降カーブを使って楽に投げられた時の内容に注目したいところです。
板東湧梧
板東湧梧投手は2回1失点の投球でした。
印象としては「低めか外角」です。
全35球の内、ストライク19ボール16。
状態が悪いなりに低めに集めようとする姿勢は見れたものの、ボール球が続き、ストライクを取りに行ったボールを痛打される場面が目立ちました。
低めもしくは外角にしか来ないので打者は踏み込んで気持ちよくスイングします。
緒方選手のファインプレーでアウトになりましたが、今宮選手のライトライナーはまさにそんな当たりでした。
インコースを攻めれるようになる対外試合でどのような結果を残すかが重要になります。
渡邊佑樹
渡邊佑樹投手は2回5失点の投球でした。
印象としては「苦しい」です。
全41球の内、ストライク25ボール16。
ストライク先行で投げようとしたらいきなり海野選手にホームラン。
その後もめった打ちを喰らい、改善のしようがありませんでした。
左の変則投手で左打者の川村選手や柳町選手に打たれたという部分も非常に痛かったです。
まず左打者に対しては必ず抑えるという絶対的な技術を蓄える必要があります。
東浜巨
東浜巨投手は2回無失点の投球でした。
印象としては「ハイレベル」です。
全28球の内、ストライク19ボール9。
様々な球種を長打リスクの少ない所へ投げ続けていました。
それでストライクをこれだけ稼げているのが素晴らしいです。
近藤選手には長打を許しましたが、長打を打たれる1球前の外角のストレートは非常に素晴らしい球でした。
近藤選手の選球眼がただただ凄いです。
次の登板では投球回を増やしていったときにどのような変化が見られるかに注目です。
又吉克樹
又吉克樹投手は1回無失点の投球でした。
印象としては「調整」です。
全13球の内、ストライク7ボール6。
インコースに投げたのは緒方選手に対する初球ぐらい。
あとは外もしくは低めに制球していました。
ストライクボールというよりは打者に投げる調整の意味合いが強いかと思います。
又吉投手のコントロールが良いのは誰しも分かっていることなので、特に今は気にすることなく、対外試合でどれだけ内を攻めていけるかに注目です。
大関友久
大関友久投手は2回4失点の投球でした。
印象としては「ボールが高い」です。
全40球の内、ストライク29ボール11。
ストライクゾーンで勝負はできていましたが、特に回跨ぎした5回裏に決め球が甘く浮く場面が目立ちました。
もし狙って高めで空振りを取りにいっていたのであれば、球威がまだ足りてないです。
出力の向上が課題になります。
津森宥紀
津森宥紀投手は1回無失点の投球でした。
印象としては「調整が順調」です。
全10球の内、ストライク7ボール3。
牧原選手に対しては初球ストレートかと思いきや打ち気をそらす変化球。
甲斐選手に対しては外でカウントを取り最後も外で見逃し三振。
川瀬選手に対してはインコース低めを2球見せてから高めでストライク。
高低差で惑わし最後はファーストゴロ。
それぞれの攻め方が異なり、見ていて面白かったです。
あとは開幕に向けて出力をさらに上げていくだけです。
野手
続いて野手。
野手は1人ずつ見ていくのが大変だったので、2/17,18の紅白戦成績をまとめて表にしてみました。
それにしてもかなり打ってます。
全体的にこの調子を維持することができれば絶対優勝です。
ただ「打撃は水物」とよく言われるので、正直今の時期の成績はあてになりません。
詳しくはこちらをご覧ください。
ただ、守備は裏切りません。
牧原大成選手のセカンド守備は別格。
それだけはこの2日間でこれでもかという程、見せつけました。
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