【福岡ソフトバンクホークス】2025年ドラフト1位予想

ホークス考察
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今回のテーマは「福岡ソフトバンクホークス2025年ドラフト1位予想」

まだ2025年の春季キャンプが始まってもないこの時期にオフのドラフト1位予想をしちゃいます。

2025年ドラフト1位の前に2026年ドラフト1位予想を行っているので、そちらも是非ご覧ください。

ホークスの補強ポイント

ホークスの2025年オフの補強ポイントを考えていきます。

まずは2024年度のチーム成績を振り返ります。

2024年度チーム成績

2024年度のホークスは投手野手共にチーム成績は1位だらけ

投打、そして守備まで隙のないチームでした。

2024年度のホークスチーム成績がこちら。

  • チーム先発防御率12球団1位(2.50)
  • チーム救援防御率12球団5位(2.58)
  • チーム奪三振率12球団1位(7.71)
  • チームQS率12球団1位(62.9%)
  • チーム被打率12球団1位(.207)
  • チーム与四球12球団5位(355個)
  • チームWHIP12球団1位(1.04)
  • チーム打率12球団1位(.259)
  • チーム本塁打12球団1位(114本)
  • チーム得点12球団1位(607)
  • チーム盗塁12球団3位(89個)
  • チーム盗塁成功率12球団4位(74.2%)
  • チーム出塁率12球団1位(.327)
  • チーム長打率12球団1位(.394)
  • チームOPS12球団1位(.721)
  • チーム得点圏打率12球団2位(.268)
  • チーム四球12球団2位(436個)
  • チーム代打率12球団11位(.174)
  • チーム守備率12球団1位(.990)

1位ではない部門を探す方が難しいです。

救援防御率は12球団5位ですがパリーグ内では1位

オスナ投手の不調&離脱や、松本裕樹投手&藤井皓哉投手の終盤戦の離脱等がありながらも若手投手が何とか踏ん張りました。

チーム与四球に関しては355個で12球団5位ですが、2023年度が438個で12球団11位だったので、かなり改善した方です。

チーム盗塁はもう少し伸ばせそうな気がします。

盗塁成功率の低さがそうさせたのでしょうか。

周東佑京選手の足が万全になれば数は必然的に増えますし、緒方理貢選手や庄子雄大選手、佐藤直樹選手等、他にも走れる選手はたくさんいるので2025年度に期待しましょう。

チーム出塁率12球団1位チーム長打率12球団1位なので、チーム得点圏打率12球団2位はあまり気になりません。

チーム四球数は2位であと一歩。

強打者揃いのチームで、その中に「選球眼の鬼」近藤健介選手もいるので、脇を固める選手の四球数が増えれば必然的に1位が取れますし、その結果さらなる得点数の上昇が見込めます。

代打率の低さは、ほとんど中村晃選手によるもの。

中村選手は代打の難しさを体感するシーズンとなりました。

チーム成績&オフの動きを踏まえて

2024年度のチーム成績を踏まえると、投手力特に救援陣の強化は2025年度を戦っていくうえで重要になります。

そこで2024年オフは投手力の大幅強化に乗り出しました。

上沢直之投手、上茶谷大河投手、濱口遥大投手

様々な方法でNPBで実績のある投手を獲得。

また甲斐選手の人的補償で、一軍では少ししか投げていませんが防御率1点台を記録した伊藤優輔投手も獲得。

ドラフトでも即戦力の働きが期待される安徳駿投手、岩崎峻典投手、川口冬弥投手等を指名。

どんな結果が待っているか分かりませんが、投手力強化に向けてやれることはやれるだけやりました。

盗塁数の増加もドラフト2位の庄子雄大選手に期待したいところです。

ただ、忘れてはいけないのが正捕手甲斐拓也選手の移籍

育成ドラフト3位で大友宗選手を指名したものの、投手程の大幅強化に乗り出すこともなく、現有戦力で戦っていくことに決めました。

そこが2025年オフにどうなっているのか注目です。

捕手が気になるのは確かですが、現時点で穴という穴は見つかりません。

投打のバランスを見ながらになりますが、2025年ドラフトでは特にポジションは考えずNo.1選手を指名しそうな気がします。

候補選手

2025年ドラフトで上位指名、それも1位指名が予想される5名の選手をピックアップしました。

立石正広

2025年ドラフトNo.1野手の創価大学立石正広選手

ポジションは一塁と三塁。

ハンドリングが柔らかで送球も安定してます。

打撃面では24年秋リーグ終了時点でリーグ戦通算9本塁打のパワーが持ち味。

2025年からは二遊間にも挑戦するそう。

ますます需要は高まります。

堀越啓太

MAX164キロの剛速球が武器の東北福祉大学堀越啓太投手

大学1年春の新人戦から155キロを投げており、そのスピードに間違いはありません。

スリークォーター気味から投げ込むので、タイプとしてはまさに巨人の大勢投手

球界を代表するクローザーになる可能性を秘めてます。

彼の課題は制球力

そこさえ克服できれば、超一軍クラスです。

高須大雅

192cmの長身から投げ下ろすMAX153キロの速球が魅力の明治大学高須大雅投手

まさに投手をするために生まれてきたような体格です。

静岡高校時代からメジャースカウトも目を付けていた超逸材。

24年9月に右肘の違和感を感じたということで、現在は徐々に強度を上げている段階。

右肘に負担のかからない投げ方を習得し、2025年度にリーグ戦で結果を残せば自ずとドラフト1位は見えてきます。

森陽樹

大阪桐蔭高校の怪物、森陽樹投手

190cmの長身から投げ下ろす、MAX153キロの伸びのある直球が魅力の右投手です。

高校生投手の中では石垣元気投手に注目が集まりがちですが、私は森投手派です。

森投手は投手としての天井が見えません。

ホークスには前田悠伍投手という先輩がいるので、もしホークス入りすれば大阪桐蔭コンビとして注目を集めるでしょう。

渡邉一生

今回挙げた中で唯一の左投手である仙台大学の渡邉一生投手

身長172㎝と小柄ながらMAX152キロのスピードボールを投げ込みます。

制球面に少々課題はあるものの、奪三振能力が非常に高い投手なので、左投手に困っている球団は特に欲しいでしょう。

四球&三振が多いと、その分球数も増えるので、プロでは中継ぎのイメージ。

ただ、もちろん先発状況次第で先発もできます。

予想

ホークスっぽい指名は何だと考えた時に、「球が速い&遠くに飛ばす」は鉄板。

よって、ホークスの2025年ドラフト1位予想は堀越啓太投手です。(2025年1月21日時点)

森陽樹投手とも悩みました。

次世代の右の大砲という部分で立石正広選手はもちろん魅力的です。

ただ、正木智也選手、廣瀨隆太選手、石塚綜一郎選手、リチャード選手、井上朋也選手と大砲候補はたくさんいるのでまずは彼らに期待したいと思います。

2025年度に彼らの成績が明らかに悪いとなった場合は、また考え直す必要がありますが。

良い投手は何人いても困りません。

現在のホークス投手陣の中で160キロ以上のスピードボールを投げられるのは、意外とスチュワート投手と杉山一樹投手の2名のみ。

そのに堀越投手が加わり、将来の守護神候補として躍動してもらいたいです。

2025年度に救援投手陣が素晴らしい仕事をして、もう即戦力は必要ないという形になれば、将来性重視で森陽樹投手の指名に移れます。

コメント

最近のコメント

うえでぃー
うえでぃー
2024.12.19
私は動くと思います。全ては嶺井選手の評価次第でしょうね。
ホークス甲斐拓也選手が巨人にFA移籍した場合の人的補償予想
ポテト
2024.12.19
記事内であと3日は考えたいと述べられていましたが、やはり小林選手がプロテクト外であれば獲得に動くと思いますか?
ホークス甲斐拓也選手が巨人にFA移籍した場合の人的補償予想
うえでぃー
うえでぃー
2024.12.18
確かにその考えもアリですね。私の考えとしてはプロテクトリスト次第です。補強ポイントに合致する選手がいれば迷わず取りに行き、微妙な選手ばかりであればスルーです。曖昧な答えになってしまいすみません。
ホークス甲斐拓也選手の巨人移籍について
エラル
2024.12.17
ホークスは人的補償が必要だと思いますか?僕個人の意見としては必要ないと思います。人的補償で誰かを取ったりするより育成選手用に枠を空けておくべきだと思いますが、どうでしょうか?
ホークス甲斐拓也選手の巨人移籍について
うえでぃー
うえでぃー
2024.11.26
全然大丈夫ですよ!個人的に田中投手の獲得は無いと思います。11/26時点で支配下枠残り5,育成選手55名なので枠が足りません。どうしても即戦力先発投手を獲得したいなら上沢投手ではないでしょうか。
11/25アジアウインターリーグNPB RED対NPB WHITEの感想
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