2024/5/31、福岡ソフトバンクホークスvs広島東洋カープの一軍公式戦が行われました。
結果は2-1でホークスが勝利しました。
今回はこの試合の全体的な感想をホークス目線で振り返ります。
ホークス投手&野手も個別に取り上げます。
野手に関しては5月の一軍打撃成績も載せてます。
全体的な感想
先日は三森大貴選手。
そしてこの試合では柳田悠岐選手。
主力選手のアクシデントが続いています。
特に柳田選手は開幕から3番打者として出場し続けた打線の軸。
5月は中盤以降調子が良くなかったですが、それでもトータルで見ると大きな戦力であることに変わりはありません。
とにかく長期離脱にならないことを祈ります。
ホークスとしてはそんな中で勝てたことが唯一の救いです。
前日、前々日は凄く気分の悪い負け方をしていただけに、その悪い流れを切れたのは非常に大きいと思います。
6/1のホークス先発は大津亮介投手、カープ先発は玉村昇悟投手。
ホークスとしては有原投手、モイネロ投手、大津投手が投げる時は特に負けられません。
大津投手にはいつも通りの投球を期待します。
投手
モイネロ
モイネロ投手は7回1失点の投球でした。
全100球の内、ストライク73ボール27。
印象としては「安心して見ていられた」です。
初回の菊池選手のホームラン。
この打席の2球目にど真ん中のストレートをボール判定される謎の場面がありました。
ちょっとここで何かありそうだなと思ったところで、4球目の真ん中のスライダーを捉えられました。
失投というよりも、2ボール1ストライクのバッティングカウントでストライクを取りにいった球です。
モイネロ投手は結局7回まで投げ、同じ打者に2球以上真ん中に投げたのはこの初回の菊池選手と5回の會澤選手に対してだけ。
失投が少ないのでうまく打たれることはあっても連打を喰らうことはありませんでした。
うまく足を絡めながら攻められた6回や、モイネロ投手がベースカバーに入っていなかったことで先頭を出した7回は危なかったですが、全体的に安心して見てられました。
松本裕樹
松本裕樹投手は1回無失点の投球でした。
全17球の内、ストライク10ボール7。
印象としては「勝負所で投げミス無し」です。
先頭の會澤選手が低めのフォークをヒットコースに運び出塁。
この投球では初球の真ん中のストレート以外はしっかり投げ切れていました。
羽月選手が犠打、秋山選手が一ゴロ、松山選手が敬遠、菊池選手が四球となり2死満塁で4番小園選手との対決。
本当は菊池選手の所で回を終わらせたかったです。
菊池選手に対する2球目の外角ストレートはすごく良い球でした。
あの球がストライクだったら、3球目以降のフォーク&スライダーをどこかで振ってくれていたでしょう。
小園選手に対しての初球はバットを振らせるには最高の高さのフォークボール。
その球をファールではなく前に飛ばしてくれて中飛に打ち取りました。
走者を溜めた割には素晴らしい投球内容です。
オスナ
オスナ投手は1回無失点の投球でした。
全11球の内、ストライク8ボール3。
印象としては「気迫」です。
結構甘いコースに投げ込む場面はありました。
ただ、今登板のオスナ投手は真ん中でもしっかり飛ばされないような良質な球を投げていました。
今年のオスナ投手は調子が上がってきたかと思えばそうでもなくて、いろいろと試行錯誤のシーズンではあると思います。
そんな時でもこういうチーム状況がそこまで良くないときに1点差の試合を締めてくれるのは流石です。
こんなにストレート系で空振りを奪うオスナ投手は今季初めてなので、もしかすると完全復活の時が近づいているのかもしれません。
野手
ホークス選手の5月一軍打撃成績がこちら。(2024/5/31時点)
仮に柳田悠岐選手が離脱となった場合、3番に近藤健介選手、5番に栗原陵矢選手を置き4番の山川穂高選手を挟む形になると思います。
そして二軍から1名、外野手が昇格します。
育成とか支配下とか関係なく、一軍の戦力として活躍できそうな外野手を1名選ぶとするなら、現時点では佐藤直樹選手一択です。
5月の打撃成績は打率.394,出塁率.474,長打率.818,OPS1.292。
はっきり言って無双してます。
ホークスだから支配下登録されない、一軍昇格できないというだけで、このように主力の怪我で外野手の枠が1つでも空けば第一候補になります。
育成選手になる前は強引な引っ張りの打撃のイメージでしたが、今季は外角の球を逆方向に弾き返す技術を身につけています。
柳田選手との自主トレで得るものが多くあったのでしょうか。
<追記>
佐藤直樹選手の支配下登録&即一軍昇格が発表されました。
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