今回は読書シリーズ第四弾。
「またすぐに! 会いたくなる人の話し方」を読んだ感想です。
この本のネタバレは極力控えつつも、魅力を存分に伝えます。
また、ざっくりと本のあり方についても私見を述べます。
相手を主人公に
この本は「相手を主人公にする方法」をあらゆる角度で述べられています。
なぜなら、それがまたすぐに会いたくなる人になる為の重要要素だからです。
相手を主人公にするというのは、できそうでできないこと。
なぜなら、皆んな自分が大好きだからです。
自分の好きなことを話すと気持ちがいいですが、それが相手にとっても気持ちいいとは限りません。
というか、寧ろ不快に感じる人の方が多いでしょう。
できる限り自分の話は少なくして、気持ちよく相手に話してもらう。
そうすることでまたすぐに会いたいと思ってもらえます。
その相手に気持ちよく話してもらう方法もたくさん書かれていましたが、私が特に大事だと思ったのが「相手を知ろうとすること」。
人は自分のことを覚えてくれていたことに、かなりの嬉しさ喜びを感じます。
どうすれば相手が喜ぶのか。
それを考えるだけでも、素晴らしいことではないでしょうか。
今後の記事作成に活かせること
この本を読んで、当ブログ(うえでぃーブログ)は更なる進化を遂げると確信しました。
何故なら、これまでは「自分を主人公にした記事作り」を心掛けていたからです。
読者がどのようなことを求めているかよりも、自分が何を書きたいのかを重視していました。
それだと記事がそこまで伸びないのも納得です。
自分が書きたいことと、読者が求めていること。
それをミックスさせる必要がありました。
ただ、読者が求めていることを求めすぎるのも違う気がしてます。
私はYouTube等で猫のショート動画があればつい見てしまうのですが、だからといって猫動画を始めようとシフトチェンジするのは違います。
私の強みが失われてしまいます。
私は私の得意分野で勝負するしかありません。
人が本を読む理由
本。
それは自らを高める為にあるものです。
様々な場面で、有識者が欲しい情報をくれます。
私は、なぜ人は本を読むのだろうと思っていた時期もありました。
本を読むよりも、ゲームをしたり外で遊ぶ方が楽しいからです。
ただ、ようやくその答えがぼんやりと分かりました。
それは、「人間が成長するから」です。
本を読んでいる人は、何か自分にプラスになることはないかと常に思っています。
そうでないと、何十分何時間もじっと固まっていられません。
本を読むという行動自体が、既に自らの成長に繋がっています。
だから本をたくさん読む人は、学校の成績が良いんです。
向上心の塊なんですから。
43歳で現役を引退した和田毅投手。
彼は自主トレ期間中にカヌーやアーチェリー等、本職の野球以外の種目に挑戦していました。
野球以外で何か野球に繋がることはないかと、探究していたことが分かります。
これはまさに本を読んでいることとほとんど同じです。
本を読むだけじゃなく、それをどう次に繋げるか。
映画を見るだけじゃなく、それをどう次に繋げるか。
そっちの方が重要だと私は思います。
本を読むのが苦手な方は、何でも良いので、普段やってることに意味を持たせるようにしてみてください。
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