福岡ソフトバンクホークスの笠谷俊介投手、中村亮太投手、仲田慶介選手、風間球打投手が来季の戦力構想から外れていることが明らかになりました。
風間投手と仲田選手は育成での再契約を検討しているそう。
ということで、今回はこの4名の構想外報道について私が率直に思うことを述べていきます。
笠谷俊介
2014年ドラフト4位でホークスに入団した笠谷俊介投手。
2024年度の二軍成績がこちら。
登板数24,防御率2.82,投球回数67,被打率.255,奪三振率8.06,与四死球率5.51,WHIP1.49
ポテンシャルの高さは前々から言われてきたことで、そのポテンシャルを最大限引き出すことができず構想外となりました。
笠谷投手といえば四球。
この課題を克服しなければ次のステップに進めないというところで、結局最後まで課題を克服できませんでした。
アバウトでも良いからストライクゾーンに投げれば抑えれるという状況であればまだ改善の余地はあったものの、被打率.255ということで、アバウトでは抑えられませんでした。
そうなると、余計にコースを狙って四球が増えるという悪循環に陥ります。
左で150キロ以上の球を投げられる投手は貴重なので、まだプロでやれる可能性はあります。
今後の活躍に期待です。
中村亮太
2020年育成ドラフト8位でホークスに入団した中村亮太投手。
2024年度の二軍成績がこちら。
登板数32,防御率2.36,投球回数53.1,被打率.205,奪三振率7.76,与四死球率1.86,WHIP0.90
2022年、2024年と二度も支配下登録を勝ち取った投手。
二軍では抜群の成績を残します。
ただ、一軍で結果を残せず構想外となってしまいました。
中村投手の魅力はカーブやシンカーといった曲がり幅の大きな変化球。
ストレートの強さは現時点で一軍レベルの強さはありません。
それなのに一軍ではストレート主体の投球をしてボコボコに打たれました。(8/10楽天戦)
二軍では変化球主体の投球でのらりくらりと抑えていたので、その投球を一軍でそのままやればある程度の結果は残るのではないかと私は思います。
彼の今後の活躍に注目です。
仲田慶介
2021年育成ドラフト14位でホークスに入団した仲田慶介選手。
2024年度の二軍成績がこちら。
打席数88,打率.403,本塁打1,打点11,出塁率.466,長打率.519,OPS.985,得点圏打率.421
正直、彼が構想外になるとは1ミリも思っていなかったのでかなり驚きました。
構想外の予想選手はこちら。
内外野のユーティリティーとして2024年度開幕一軍メンバーに選ばれ、数少ない打席を活かし一軍でプロ初ヒットを記録。
シーズン中盤は怪我に苦しんだものの、怪我が明けた9月には二軍で月間MVPを獲得。
来季のレギュラー獲りへ素晴らしいアピールとなりました。
ショートという難しいポジションに挑戦中ということもあり、守備面で改善する部分はあるものの、これだけ打っていればそれだけでもの凄いアピールです。
育成での再契約を検討とありましたが、この成績で育成はひどすぎます。
仲田選手自身の今後のプロ生活を考えた時に、ホークスにいるよりも他球団に移籍した方がいいのではないかという気もしてきます。
野手で困っている球団。
特に西武からは支配下でのオファーがあってもおかしくありません。
育成での獲得を検討している球団があったとしても、ホークスにいるより支配下になる可能性は高いです。
ホークスファンの1人としては仲田選手のホークス愛を信じて残留を期待しますが、ホークスの編成担当は何を考えているのでしょうか。
風間球打
2021年ドラフト1位でホークスに入団した風間球打投手。
2024年度の二軍成績がこちら。
登板数6,防御率5.40,投球回数5,被打率.211,奪三振率7.20,与四死球率5.40,WHIP1.40
三軍四軍が主戦場の投手。
正直、構想外は致し方ありません。
寧ろよく我慢してもらった方だと思います。
2023年オフにも構想外になる可能性があると私は感じていました。
ドラフト1位ならではの待遇です。
2025年シーズンは本当の意味で勝負の年。
最低でも二軍を主戦場にしなければなりません。
非公式試合の与四死球率11.57はチームワースト2位。
因みにワースト1位は今季構想外になった村上舜投手です(与四死球率13.84)。
本当は育成再契約するのも厳しいぐらいの投球内容を三軍四軍でも見せてます。
2025年シーズンは180度生まれ変わった姿を期待します。
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