2024年ドラフト会議まであと1日。
遂に明日、ドラフト候補選手の運命が決まります。
今回のテーマは、「福岡ソフトバンクホークスの2024年ドラフト指名最終予想」。
過去の記事も参考にしながら、できるだけリアルを追求した指名予想を行っていきます。
因みに支配下の指名選手は5名で考えてます。
参考にした記事
今回記事を書くにあたり、参考にした記事が以下の2つ。
ホークスの補強ポイントを確認した記事がこちら。
指名候補選手を確認した記事がこちら。
この2記事を参考にしつつ新たな視点も加えて、予想を展開していきます。
ドラフト1位
結論
ここのところずっと頭の中がドラフトで支配されている私ですが、そんな私でもホークスのドラフト1位を予想することができていませんでした。
宗山塁選手が1位だと思う日もあれば、金丸夢斗投手が1位だと思う日もあり、記事が書けません。
因みに今朝は宗山選手が1位だと思ってました。
ただ何回も指名プランを考え直し、ようやく私の中で1つの結論が出ました。
ホークスのドラフト1位は愛知工業大学の中村優斗投手です。
そうなった理由をこれから説明します。
希少性
中村優斗投手は最速160キロの速球を持ちながらコントロールの良いスーパーピッチャー。
どの球団も喉から手が出るほど欲しい投手です。
そんな投手が金丸投手や宗山選手の陰に隠れて指名が少なくなりそうだということがまず1つ。
加えて中村投手は右の先発というカテゴリーの中でずば抜けた投手であるというのが1つ。
この2つが彼をドラフト1位指名予想する理由です。
金丸投手や宗山選手はもちろん素晴らしい選手。
ただ、遊撃手と左の先発のカテゴリーには他にも上位候補の選手がたくさんいます。
例えば左の先発だと佐藤柳之介投手、伊原陵人投手、徳山一翔投手、吉田聖弥投手。
遊撃手だと石塚裕惺選手、浦田俊輔選手、齋藤大翔選手、庄子雄大選手、宇野真仁朗選手。
それに対して、右の先発は村上泰斗投手、今朝丸裕喜投手の2名だけ。
※あくまでも私の見立て。
竹田祐投手のようなTHE即戦力という投手もいますが、年齢的な部分を考えると中村投手に匹敵する投手がいないというのが私の感想です。
ホークスの補強ポイントにもある通り、将来の右のエース候補は間違いなく必要です。
彼を1位で指名しなければ、将来の右のエース候補としてどの順位で誰を指名するのか全く見当がつきません。
外れ1位
1位で中村投手を指名するということは2位も既に決まっています。
同じく右の将来のエース候補である村上泰斗投手か今朝丸裕喜投手です。
どちらかは単独指名で他の球団に取られている可能性があるので、残った方を指名します。
柴田獅子投手の評価が高いという噂がありますが、個人的には村上投手と今朝丸投手の方が投手としては優れていると思います。
柴田選手を野手としても考えているのであれば話は変わってきますが。
ドラフト2位
結論
ドラフト1位で右のエース候補を獲得できたと仮定して、次に獲得を目指すポジションは捕手。
捕手も希少性が高いポジションであり、即戦力の捕手はホークスの補強ポイントでもあります。
ただ、日本生命の石伊雄太選手が既に指名されていた場合、一旦捕手はスルーで良いと思います。
福岡工業大学の誉田貴之選手を指名しても良いですが、彼は中位から下位でも取れそうな雰囲気がします。
最悪、甲斐拓也選手の後釜問題は石塚綜一郎選手や吉田賢吾選手の捕手復帰で何とかなりそうな気もしますが、現場の判断はどうなるでしょうか。
第2候補
石伊雄太選手が既に指名されていた場合、獲得を目指すポジションは遊撃手。
今ドラフトで確実に補強しておかなければならないポジションの1つです。
今宮健太選手の後釜問題。
これが未だに解決されていません。
スーパーサブの川瀬晃選手、今季途中加入のジーターダウンズ選手、二軍で9月月間MVPの仲田慶介選手、2022年ドラフト1位のイヒネイツア選手等、期待の選手はたくさんいます。
彼らの中で誰か1人が今宮選手の後継者になってくれたら何も言うことありませんが、そうならない最悪の事態も考えておくべきです。
今宮選手がまだまだやれそうなので、今年はとりあえず様子を見て、来年もし今宮選手に衰えが見られたら即戦力のショートを獲得すればいいと考える方もいるかもしれません。
それでは遅いです。
2025年ドラフトのショートの即戦力候補は、今季に比べてかなり不作年になることが予想されます。
だから取れるうちに取っておくべきなんです。
浦田俊輔選手、佐々木大輔選手、庄子雄大選手。
この3選手の中で1名は確実に指名しておきたい所。
特に長崎県長崎市出身で九州産業大学という浦田俊輔選手を指名できたなら最高です。
彼は九州にゆかりがあるというだけでなく、成績的に見てもNo.1だと私は思います。
ドラフト3位
結論
ドラフト3位は重要です。
2位から3位までは早く回ってくるものの、3位から4位までは遅いからです。
もし2位で石伊雄太選手を指名できていたなら遊撃手3人衆（浦田俊輔選手、佐々木大輔選手、庄子雄大選手）の中で残っている選手。
もし2位で浦田俊輔選手を指名出来ていたなら、左のパワーピッチャー。
そんなイメージです。
ホークスの左の支配下中継ぎ投手は10/23現在、ヘルナンデス投手、長谷川威展投手、田浦文丸投手の3名しかいない為、この層を厚くしておきたいところです。
理想的なのは、東海大静岡キャンパスの宮原駿介投手。
彼は三振が取れる投手なので、間違いなくリリーフとして戦力になれます。
仮に伊原陵人投手や吉田聖弥投手等がこの順位まで残っていたなら選び放題です。
左の中継ぎは下位でも良い投手が残っていると判断すれば、豊川高校のモイセエフ・ニキータ選手を指名してみてはいかがでしょうか。
彼は2位で指名されていてもおかしくない選手ですが、今季のドラフトでは即戦力の外野手が豊作の年なので意外とこの順位まで残っている可能性は考えられます。
ホークスは2020年の笹川吉康選手以来、高校生外野手を獲得していないのでそろそろありそうな気はしてます。
ドラフト4位
これまでにパターンは3つ出来ました。
パターン1
- 将来の右のエース候補
- 石伊雄太選手
- 遊撃手3人衆の誰か
パターン2
- 将来の右のエース候補
- 浦田俊輔選手
- 宮原駿介投手
パターン3
- 将来の右のエース候補
- 浦田俊輔選手
- モイセエフ・ニキータ選手
パターンごとにドラフト4位の予想を行っていきます。
パターン1
右のエース候補、即戦力捕手、即戦力遊撃手を指名した後は左の中継ぎです。
大学生に拘らず、社会人も含めて幅広く見ていきたいところです。
日立製作所の生井惇己投手、ENEOSの阿部雄大投手、セガサミーの荘司宏太投手。
社会人の中位候補となるとこの3名になるでしょうか。
もし3名が残っていたとしたら、私は阿部雄大投手を推します。
パターン2
右のエース候補、浦田俊輔選手、宮原駿介投手を指名した後は即戦力捕手です。
ただ、石伊雄太選手は指名されており、野口泰司選手も指名されているはずなので、狙い目は大学生になると思います。
福岡工業大学の誉田貴之選手、九州共立大学の笹原愛斗選手。
もしくは堺シュライクスの松本龍之介選手。
候補はおそらくこの3名。
誉田貴之選手が残っていたら理想ですが、残らなかった場合は松本龍之介選手がかなり面白い存在になると思います。
高卒2年目の年に独立リーグで圧倒的な数字を残しているので、将来性に期待が持てます。
ただ松本選手を指名した場合、即戦力という見方は難しいでしょう。
パターン3
右のエース候補、浦田俊輔選手、モイセエフ・ニキータ選手を指名した後は左の中継ぎか即戦力捕手です。
4位で左の中継ぎを指名した場合は5位で即戦力捕手。
4位で即戦力捕手を指名した場合は5位で左の中継ぎ。
こうなります。
ドラフト5位
ドラフト4位のパターン3つの内、パターン3は5巡目の指名まで決まっているので、残り2つのパターンを考察します。
パターン1
- 将来の右のエース候補
- 石伊雄太選手
- 遊撃手3人衆の誰か
- 阿部雄大投手
パターン2
- 将来の右のエース候補
- 浦田俊輔選手
- 宮原駿介投手
- 誉田貴之選手
パターン1
将来の右のエース候補、石伊雄太選手、遊撃手3人衆の誰か、阿部雄大投手を指名した後は自由です。
残った選手の中で、特に補強ポイントを気にすることなく良い選手を指名します。
2022年ドラフトでは本当は6位まで指名するはずが無かったのに、吉田賢吾選手が残っていたので慌てて獲得したという場面がありました。
そんなことが今年も起こるかもしれません。
2024年ドラフトでは外野手が豊作なので、もしかしたら井上幹太選手、寺本聖一選手、後藤維吹選手、中田航大選手、知念大成選手、石川慧亮選手、吉納翼選手の中で誰かが残っているかもしれません。
ホークスは特に即戦力の外野手は必要ありませんが、競争力を煽るために獲得するというのも可能性としてはあります。
金沢学院大学の井上幹太選手が残っていれば迷わず指名すべきです。
パターン2
将来の右のエース候補、浦田俊輔選手、宮原駿介投手、誉田貴之選手を指名した後も自由です。
内外野こなせる愛工大名電高校の石見颯真選手や、馬力がある関東第一高校の坂井遼投手。
吉田選手や石塚選手が捕手に捕手復帰すると考えると、一塁のバックアップ要員として西濃運輸の小中健蔵選手を指名するというのも考えられます。
パターンが多すぎて決めきれません。
育成指名
最後に軽く育成指名についても触れておきます。
ホークスは2024/10/23時点で育成の8選手と来季の契約を結ばないことを発表しています。
その8選手がこちら。
よって育成選手中心の三軍四軍戦を行う為に、8名程度は育成指名をすることが予想できます。
その8名を予想してみます。
- 堀江正太郎（文星芸大付）
- 山城航太郎（法政大）
- ラマル・ギービン・ラタナヤケ（大阪桐蔭）
- 今坂幸暉（大阪学院大高）
- 松江優作（火の国サラマンダーズ）
- 富浜琉心（帝京）
- 志水那優（大阪学院大高）
- 小林禅（東北福祉大）
一芸に特化した選手や出場機会の少ない選手を中心に選びましたがどうなるでしょうか。
全く自信はないです。
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