2024/10/9、みやざきフェニックスリーグ福岡ソフトバンクホークス対千葉ロッテマリーンズが行われました。
結果は4-2でマリーンズが勝ちました。
今回はこの試合のホークス投手&野手を個別に取り上げます。
野手に関しては、みやざきフェニックスリーグの打撃成績一覧も載せてます。
投手
東浜巨
東浜巨投手は5回4失点の投球でした。
全75球の内、ストライク52ボール23。
印象としては「球が弱い」です。
初回は真ん中に球が集まっていたということもありますが、ことごとく捉えられていました。
2回以降はシンカー、カーブ、スライダーといった変化球の投球割合を増やし無失点に抑えたものの、アピールとは言えません。
今の東浜投手は中村亮太投手と同じ課題を持ってます。
変化球は良いものの、ストレートの強さがありません。
投手の基本はストレート。
初回のようにストレートが真ん中近辺に集まりながらも、ファールや空振りでカウントが取れるようになってくれば本来の東浜投手と言えるでしょう。
佐藤琢磨
佐藤琢磨投手は2回無失点の投球でした。
全34球の内、ストライク23ボール11。
印象としては「第二の杉山」です。
真ん中のストレートでも空振りやファールが取れる球威。
時折見せる荒れ球。
右左の違いはあるものの、彼は第二の杉山一樹投手です。
ホークスは先日、左の中継ぎ候補の佐藤宏樹投手、村上舜投手、渡邊佑樹投手を構想外に。
佐藤投手にかかる期待は当然大きくなります。
真っすぐの質にさらに磨きをかけ、スライダーやフォークの精度も向上させ、来季は一軍で中継ぎ陣の一角を担いたいところです。
四死球に関しては倉野投手コーチが気にしないので、佐藤投手が気にしすぎる必要は無いと思います。
齊藤大将
齊藤大将投手は1回無失点の投球でした。
全15球の内、ストライク8ボール7。
印象としては「アウトの内容が悪い」です。
佐藤投手の投球を見た後だけに、スケールダウン感は否めませんでした。
そうなると球質というよりも制球力で勝負してほしいところですが、齊藤投手も佐藤投手と同様に制球に苦しみました。
アウトに打ち取った結果球は全て真ん中。
一軍の打者なら確実に捉えてきている球です。
もし齊藤投手が一軍で登板する場合、左打者に対するワンポイントは当然考えられます。
次回登板では、より1球1球の精度に拘って投球してもらいたいところです。
野手
みやざきフェニックスリーグのホークス選手打撃成績がこちら。(2024/10/9時点)
<スタメン>
<スタメン外>
この試合で存在感を放ったのは、リチャード選手、野村勇選手、笹川吉康選手の3名。
リチャード選手は4打数2安打(単打2)
前日は本塁打3本の大暴れでしたが、今回はコンパクトにセンターへ2本ヒットを放ちました。
打撃の状態は相変わらずかなり良いので、このまま打ち続ければCS出場は十分可能性があります。
野村選手は3打数2安打1四球(単打2)
持ち味の長打こそ生まれなかったものの、鋭い当たりのヒットを2本放ちました。
今季の悔しさを来季に繋げる為にも、今アピールしておかなければなりません。
笹川選手は2打数1安打2打点(本塁打1)
3ボールからの球を迷いなく振りぬいて、確信の場外弾を放ちました。
小久保監督が見つめる中で、大きなアピールとなったのではないでしょうか。
佐藤直樹選手は8回一塁走者の際に、投球がワンバウンドした瞬間に二塁へ進塁する素晴らしい走塁を見せました。
こういった細かいプレーも間違いなく見られてます。
海野隆司選手と谷川原健太選手の第二捕手争いも熾烈です。
前日は海野選手が捕逸ゼロでアピールすると、今試合では谷川原選手が捕逸ゼロでアピール。
どちらも守備力は甲乙つけがたいので、あとは「打撃の差」になってくるのかなと思います。
今後のアピールに注目です。
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